ランニング編 走ることが毎日の生活となってきたため、独立させました。

最近の趣味トップはランニング   2023年10月のランニングは131km
中高年ランニングの目的   今シーズンの目標はハーフマラソン完走
2023年11月 ハーフ試走で足が攣る   '23八千代ニューリバーロードレース
LSDのやり方を改める

最近の趣味トップはランニング

若い頃からいろんなことに手を出してきた。ブログを始めた20年前からも、カシノや競馬・オートレースの旅打ち、寺社古墳参拝、全国のB級スポット巡り、NFL、ボクシング観戦、日本古代史研究など、いろんな方面に時間を使ってきた。

年金生活に入ってはや7年。覚悟していたとはいえ経済的に厳しく、なかなか遠出もかなわない。有料放送しかライブで見られないのでNFLの視聴機会も大幅に減り、気がついたら1日のうちでランニングに使う時間が一番多くなっている。

冬場は市民マラソン大会が多く開かれるのでその準備で走らなければならないし、トレーニング方法などをWEBで調べることも多い。これまで糖質制限の記事の中でランニングについて書いてきたけれど、せっかくだから独立のジャンルとすることにした。(ブログ村のカテゴリーもマラソンにしてみた)

30代の一時期にもマラソンをがんばっていたけれど、昨年、28年ぶりに走ることにした。なぜそれほど間が空いたかというと、体重が100kgを超えていてとても走れる体ではなかったからである。

糖質制限で80kg台半ばまでシェイプアップし、何とか走れる体になった。はじめは公園の遊歩道800mからスタートして、徐々に距離を伸ばした。昨シーズンは5kmと10kmのレースに参加、30代より5~15分時間はかかったけれど、ともかく完走することができた。

走れるとはいっても、もう66歳だから無理はできない。速く走るよりも楽に走れるようになることが目標と、いつも自分に言い聞かせている。

さて、私のような中高年のランニングについて、参考となるようなことを書いてある本はあまりない。「70代80代になってもフルマラソン走れる人はいます」とかの内容ばっかりで、感心するけれども自分ができることとはいえそうにない。

日本最大のランニングポータルを名乗るサイトを見ても、あまりしっくりくる記事はない。「長く走ると脈拍が170を超えてしまい走り続けられません」という質問に、「医者に行ったらどうですか」と複数の回答が来るくらいである。(「息が上がらないくらいゆっくり走りましょう。歩いたり走ったりでいいんですよ」ではいけないのだろうか。)

そういうこともあって、自分の疑問に自分で答えるべく、ランニングに関する自分自身の疑問や課題を考えていきたいと思っている。あわせて、秋から冬に開かれるマラソン大会の感想も残せれば、後から読んで参考にできることもあるのではないかと思っている。

[Nov 5, 2023]

このところ、何に一番時間を使っているか考えてみたらランニングでした。ランニングに関する自分自身の疑問や課題を考えていきたい。


2023年10月のランニングは131km

さて、ダイエットには糖質制限だけでなく継続して運動することが大切である。私の場合は山歩きとランニング、ともに猛暑日続きで難しかったが、10月になりようやく本格化することができた。

10月のランニングは131km。9月に続いて100kmを上回り、自己最高を更新した。これから冬にかけてマラソン大会を予定しているので、アクシデントがなければ年明けまではこのペースでいけるだろう。

日頃のトレーニングの甲斐あって、昨シーズン秋は5kmがせいぜいだったが、今シーズンは10km走れるようになった。気温が高いとどうしても大汗をかいて息が上がってしまうが、冬が近づけば少し楽になるだろう。

この歳になると、走るのはいいとして体の負担になるのは避けなければならない。だから、速く走ることよりも楽に走ることが大切と、常に自分に言い聞かせている。

だからタイムはそれほど気にしないようにしているのだが、私がしなくてもマラソン大会の主催者はそうとは限らない。実際、いくつかの大会を制限タイムの関係であきらめざるを得ない。

もっとも悲しいのは、お隣・成田市で開催される成田ポップランである。開催時期もちょうどいいし、スタート/ゴールで陸上競技場を使えるので魅力的なのだが、10kmの制限タイムが70分なのである。

制限タイムの足切りは、グロスタイムで行われる。だから、最後方からスタートした場合、2~3分のロスを覚悟しなければならない。強風や雨、坂の多い少ない、体調のよしあしも関係するので、5分くらいの余裕はみておきたい。(実際、佐倉マラソンでは大雨で試走タイムより5分多くかかった)

ところが70分以内ということになると、ぎりぎりである。そして、多くの大会では10kmより短かい5kmがあるのだが、成田ポップランは5kmでなく3kmなのである。わざわざ3km走りに行くのはかったるい。

同様に、近場では制限時間75分という大会もある。八千代の10マイルも、14.3kmを1時間50分という関門を設けている。大丈夫かもしれないが、タイムアップの心配をしながら走っても楽しくない。

10kmの制限時間80分であれば、最後方からスタートしても何とかなりそうという感触があるけれども、いずれにしても余計なストレスをかけるのはよろしくない。制限時間90分の大会だって、探せばある。

制限時間のきつい理由は交通規制を長い時間かけられないからで、そういう大会は大きな街で参加者も多い。申込者もたくさんいるから、制限時間をゆるくして参加者を増やすこともないのである。

そういう大規模な大会よりも、ある程度小規模で参加者もそれほど多くなく、制限時間も余裕ある大会の方が老人にはよさそうである。その上で、駐車場が近くに確保できてアクセスがよければ何よりである。

[Nov 12, 2023]

制限時間の厳しいレースは、残念ながら見送らざるを得ない。間に合うかどうか心配しながら走るのは楽しくない。


中高年ランニングの目的

マラソン大会のアンケートで、参加した感想を訊かれることがある。いつの大会だったか覚えていないが、参加の動機について質問があって、答えようと思ったら思わず手が止まった。

というのは、私にとって当然あるはずの選択肢がなく、「走るのが趣味だから」「タイム更新を狙って」「仲間と楽しめる」「イベントが楽しそう」などが固定の選択肢で、結局「その他」で自分で書かなければならなかったのである。

私の参加動機は「健康維持のため」「加齢に伴う身体能力の低下を防ぐため」である。「いつまでも健康でいたいから」ぐらい選択肢に含まれていてもいいのだが、そういうものはなかった。

多くのマラソン大会に参加者名簿が付けられていて、参加者をみると50代60代がもっとも多い。私が30代で走った頃はもっと若い人達が多かったと記憶しているが、いまや20代30代は少数派である。

50代60代の参加者にとって、私と同じ目的でランニングに励み、マラソン大会に参加しようと思う人は少なくないはずである。にもかかわらずそうした理由を想定していないとすれば、その主催者はいずれ見当違いな来場者サービスを始めるだろう。

想像するに、主催者は地域振興だけに関心があって、できるだけ多くの人に来てもらい多くのカネを落としてもらいたいのだろう。そのこと自体を否定するものではないが、だったらマラソン大会じゃなく他のイベントを開いたらどうですかと言いたくなる。

みんなが集まるのが楽しい、お笑いや女の子でにぎやかな出し物を見たいという人は、コミケとかゲームショーとかそういうイベントの方がいいんじゃないですかということである。

また、走るのが楽しくて仕方がないという人も、50代60代でどれだけいるんだろうか。村上春樹の本に瀬古さん(われわれ年代のスーパーランナーである)にインタビューした時の話が載っている。

「瀬古さんでも走りたくないなあ、って思うことはあるんですか」と村上春樹が訊くと、びっくりしたような顔でこう答えたそうである。「あるに決まってるじゃないですか」

比較にはならないが、私は走る前はいつもおっくうだし、えいやっと着替えて走り始めると最初の1kmくらいは辛くて仕方がない。準備体操をちゃんとしても、アキレス腱も痛むし肩も張る。2km3kmと走って、ようやく足も体も動くようになる。

残り1kmくらいでもうすぐ終わりだとうれしくなり、走り終わるとたいへんすがすがしい。悪いものが汗と一緒に流れてしまったようで、走る前よりずいぶん体が軽く感じる。

だから、後から考えると「走るのが好きだ」ということになるのだが、走る前はむしろ気が進まない。走らないとどんどん老化するぞと自らを励まして、何とか走っているのである。

[Nov 18, 2023]

少なくとも私にとって、マラソン大会に参加する目的は健康維持、身体能力低下を防止するためで、にぎやかなイベントを望んでいる訳ではない。


今シーズンの目標はハーフマラソン完走

先週書いたように、私がランニングする目的は健康維持だが、それとは別に短期的な目標がある。昨年はまず大会に出られるように体調を戻すことだったが、今シーズンは少し野心的な目標を立てている。

それは、ハーフマラソンに挑戦することである。

昨シーズンは大会では10kmまで走ったが、練習では10マイル、16kmまで走っている。お隣の八千代ロードレースに10マイルがあるけれど、残念ながら制限タイムがぎりぎりである(実際にコースを走ってぎりぎりだった)。

栄町のドラムマラソンにはハーフマラソンがあって、制限時間は3時間半である。多くのハーフマラソンは3時間だから、比較的ハードルが低い。そこで、さかえマラソンのハーフに申し込んだのである。

開催は来年の2月。まだ3ヶ月ほど準備期間がある。その間、5kmを1回と10kmを2回エントリーしているから、徐々に仕上げていく予定である。

WEB等をみると、10km走り切れればハーフも大丈夫と書いてあるものが多いが、それは若い人のことであって、60代半ばを越えたシニアはまた別であろう。とはいえ、昨年の実績をみると60代のエントリーも相当人数いるから、やってできないことはなかろう。

もちろん、健康維持と老化の防止が目的だから、無理をして走ることはない。とはいえ、実績より少し上の目標をたてることでモチベーションが上がる。いつも同じペースで走っていては、いつか伸びが止まるし、伸びが止まれば老化が進む。

30代でマラソンをしていた時も、10kmが最長でハーフまで走ったことはなかった。もっとも、当時はハーフマラソンの大会自体が少なく、お近くの佐倉マラソンは10kmの上はフルマラソンだった。

学生時代は長距離全般が苦手で、マラソンとかクロスカントリーというと気が重くなったものだが、人生も終盤に近づいてこうして新たな距離に挑戦するというのは不思議である。

目標は完走だが、できれば多くの大会で制限タイムになっている3時間を切れるようにがんばろうと思っている。フルではなくハーフなので、年甲斐もなくと言われることはなさそうだ。

[Nov 25, 2023]

今年2月のさかえドラムマラソン・ハーフのスタート風景。制限時間3時間半とハードルが低いので、今シーズンはここを目標とすることにした。


2023年11月 ハーフ試走で足が攣る

糖質制限と併せてがんばっているランニングは、冬のシーズンに向け佳境に入ってきた。11月に走った距離は合計132km、ノルマとしている100kmを3ヶ月続けてクリアした。

11月になったから涼しくなったかというとそういうことはなくて、第1週には季節外れの夏日となった。11月の夏日は10年に1日くらいしか起こらないはずが、3連休前から連続して3~4日続き、さすがに走る気が失せた。

ランニングの本に書かれているのは、とにかく着替えて外に出てしまえ。そうすれば何とかなるみたいな精神論だが、暑いと体が重いしすぐ汗をかく。息苦しいしタイムも上がらない。

さすがに、走ると顔に当たる風は心地よく、8月や9月の重苦しさはないが、11月でこういう気候は勘弁してほしいと思う。唯一なぐさめとなるのが、この陽気が続けば暖房費が節約できることである。

さて、今シーズンの目標はハーフマラソンと先週書いたが、11月はエントリーしているさかえドラムマラソンのコースを試走してみた。

昨年前後半に分けて走っているので初見ではないものの、21km通して走ったのは初めて。そして、10マイル(16km)を超えて走るのも初めてである。

見通しが甘かったのは、16km走っているからゆっくり走れば大丈夫とみていたことである。実際、自分としてはゆっくり走ったつもりなのだが、5kmが37分、10kmが1時間17分だから、大会で10km走るくらいのペースである。

そして、10km過ぎてから強烈な向かい風となった。ここから本番と思っていても、風に向かって走るのは容易でない。そのうちに、上半身に痛みがきた。腕が上がらないし、背中がずっと痛い。

150ccほど入る水筒を持ってきたのだけれど、15kmまでで飲み切ってしまった。とにかくゆっくり走って完走しようと思うのだが、今度は足裏の痛み、次いでふくらはぎの痙攣が来た。

ふくらはぎは山歩きでも時々やるけれど、一に体力不足、二に水分不足である。あと1kmまでやっと走ったが、本格的に攣ったら休むところがないと思って歩く。走っても歩いても、ゴールまで自力しか手段がない。

あと1kmのタイムが2時間45分で、ゴールに着いたら3時間を超えた。タイム云々よりも、足が妙な方向に突っ張ってひどく痛む。ようやく着替えたら、目の前が白くぼやけてしばらく休まなければならなかった。

まあ、試走の一回目と思えば、それほど落ち込むこともないだろう。とはいえすでにエントリーしているので、3ヶ月後には本番を走らなければならない。20km走れる体力と水分補給の方法を考えないといけないなあと実感した。

[Dec 2, 2023]

ハーフマラソンを練習したところ、10kmとは違って全身が痛くなったりふくらはぎが攣ったりした。やはり、距離の練習と水分補給は重要です。


'23八千代ニューリバーロードレース

八千代ニューリバーロードレースは、名前のとおり新川沿いの遊歩道をコースとする市民マラソンである。コロナの間は中止を余儀なくされていたが、昨年3年ぶりに復活した。

昨年は私にとって28年ぶりのマラソンなので5kmを走ったが、今年は10kmにエントリー。昨年の10kmは5km2周という面白みのないコースだったが、今年は10マイルと同様新川沿いを走る。

何か手違いがあったのか事前配布の郵便物がなかなか届かず、ようやく10日前にホームページに「発送しました」のお知らせがアップされた。家に届いたのは月曜日、本番の6日前である。

今年はすでに八街マラソンの10kmを走っているし、昨年来10kmは4回目、5kmを合わせると6回目と場数を踏んできたので、昨年ほどには緊張しない。10月・11月に走った距離は合計263km、昨年の133kmのほぼ倍と、トレーニングも積んでいる。

八街マラソンでは10kmのネットタイム1時間9分3秒と望外の好タイムで走ることができたが、あのレースは正味10kmなかったのではないかと疑っている。多少鍛えたからといって、1年で8分も改善するとは考えにくいからである。

ただ、次は10マイルに参加したいので、できればその手応えを感じておきたい。そのあたりも含めて、走りやすい八千代のコースでどのくらいできるものか、晴天続きで直前の準備も予定どおり行って、本番に臨んだ。

10kmのスタートは9時10分。10マイルや5kmより約1時間早い。スタートが早い分、会場入りも朝早くになる。7時半には家を出発して、8時には指定駐車場に入った。

ところが、去年と違ってあまり場所は残っていないし、場内整理の人も何人かいる。この時点で気づくべきだったのだが、今年は小中学生と親子ランが復活したので、去年とはかなり様子が違ったのだ。

とりあえず車を止めて、5分くらい歩いて受付である。受付といっても、昨年のようにコロナの自己申告はなく、参加賞とプログラム、豚汁引換券をもらうだけである。1週間前のゼッケン送付と一緒に宅配便で送れば済むことなのに。

荷物を置きに駐車場に戻り、10分ほどで再び会場へ。みんな同じことを考えて通路はなかなか進まず、スタート地点に着いたのは6分前くらいになっていた。

去年は気象予報士の平井さんがゲストランナーだったが、今年は誰もいない。いないのは別に構わないが、市長あいさつなど余計である。それだったらゲストを呼ぶべきだろう。残り3分、あわただしく準備体操をする。

半そでシャツとランニングパンツでは少々寒いが、走り始めれば大丈夫。例によって最後尾に並んだので号砲からしばらく歩きで、スタート地点まで1分近くかかった。とはいえ、1000人参加にしてはスムーズである。

昨年のゼッケンは「コーシン牛乳」だったが、今年はロックアイス。コーシン牛乳は昔から成田街道沿いにあるが、ロックアイスは八千代工業団地の中にある。


スタート地点は昨年と同じ市民会館前。会場入りした時間は寒かったが、9時を過ぎて少し暖かくなった。風もほとんどなく、絶好のコンディションである。

前半約2kmは八千代のメインストリートを走り、中盤以降は新川沿いに下る。大きな登り坂は、東葉高速・八千代中央駅を過ぎたあたりの1ヶ所。ここまでは、極力セーブして体力を温存する予定であった。

予定どおりセーブしたつもりなのだが、2km地点でスポーツウォッチを見ると13分55秒。スタートまで1分ほどかかったから、km6分半くらいで走ったことになる。周りに影響されて飛ばし過ぎたようだ。

下り坂の牛小屋あたりで抜かれたグループが、「6分45秒、いいペースだよ」と言っている。6分45秒では私には速すぎる。息ははずんでいないのだが、もう少し落とさないとラストスパートが利かなくなる。

城橋を過ぎると練習で走ったことはあるが、本番は初めて。微妙にアップダウンがあるけれど、この日はそれほど気にならない。お寺を過ぎてしばらく進むと、左手に道の駅が見えてくる。

道の駅の横まで達すると、国道16号。下のトンネルをくぐる。このあたりまで来ると私より速い人達はすでに先に行って、同じくらいのペースかすでに歩く人達を抜くことになる。

4km地点、5km地点を次々と過ぎる。ペースは7分を少し越えるくらいで、5kmを37分くらいで通過。今回の目標はネット1時間12分だから、まあまあのペース。ここまでゆっくり走ってきたので、新川沿いに出てからスパートできそうだ。

5.5kmが給水所。ザックに経口補水液は準備してあるが、せっかくなのでお水をいただく。急に飲んでむせる。給水所のすぐ先で左に折れて新川沿いの遊歩道に向かう。ここからやや狭くなって走りづらいが、何人か抜いて遊歩道に入った。

遊歩道は大会では選手だけなので(普段は自転車も走っている)、たいへん走りやすい。ただ、これまで走ってきた一般道より道幅が狭い。抜くときに走りにくいのが難点である。

特に、並んでしゃべりながら走っている(歩いている)連中は、たいへん抜きにくい。家に帰って奥さんに「そういう大会なんだから仕方ないでしょ」と言われてしまったが、そういう連中に限って間隔を開けて並ぶのである。

一度など、女性2人組を抜きがてら見てみると、2人ともスマホを打ちながら歩いていた(アップルウォッチでラップを見ていた訳ではない)。

別に走ったり歩いたりは構わないけれど、大会中に走りながら(歩いてるけど)スマホをやるというのがよく分からない。だいいち重いだろうと思う。

八千代ロードレース10kmスタート地点。プログラムの早い順番のせいか、比較的閑散とした風景でした。


さて、昨年5km、今年は10kmを走ったが、来年はできれば10マイル(16km)を走りたい。10マイルの時間制限は、14.3km地点1時間50分である。14.3km地点である城橋の交通規制が正午までのためである。

それだけあれば何とかなりそうなのだが、ネックが2つ。1つはグロスタイムなので、2~3分のロスを考えなくてはならないこと。もう一つは強風や雨などのコンディション不良に備えて2~3分、合計4~5分は余裕をみなければならない。

となると、実質制限時間は1時間45分。10マイルで余計に走る6kmを45分として、1時間そこそこで戻って来られるかどうかである。

遊歩道に入ってしばらく走ると7km地点。スポーツウォッチを見ると51分台。これなら何とかなりそうだ。晴天無風のコンディションで何とかならなければ、10マイルはとても無理ということだが。

ほたる園への分岐を過ぎて城橋が見えてきた。1時間を少し切るくらいだが、なんだかにぎやかである。スピーカーから「先頭走者が来ます」とか言っている。なんと、10時スタートの10マイルが、ここまでやってきたのだ。

先頭誘導の白バイが見えて、何人かのランナーが右から左へ走って行く。その間、直進する10kmのランナーは足止めである。私の直前でランナーの間隔が開いたので私は影響なかったが、もう30秒早いか遅いかしていれば足止めされていた。

競技運営上やむを得ないとはいえ、ランナーが止められるのはよろしくない。10マイルはここまで1時間50分で足切りだが、10kmはここまで1時間を超えると足止めということである。

私は先頭直後だったのでまだしも、あと少しすると集団でランナーがやって来る。そうすると1分程度の足止めでは済まないはずで、こういうことがあるから去年は5km2周だった訳である。

そして、コースが交わるのは10マイルだけではなかった。ラスト1kmで、なぜかコースに本部の自転車が走ってきた。すると、小さい子供達が次々と年寄りを抜いて行く。なんと、小学生2.5kmの組である。

小学生2.5kmのスタートは10時10分。上位は8分台でゴールするから、10km1時間10分では抜かれるのである。抜かれるのはいいけれど、小さいのが右から左から足元から来るから、危なくて仕方ない。

私だけでなく、すぐ前を走っていたシニア夫婦ランナーもあたふたしていた。子供達を避けて、競技場の3コースくらいを走ってゴール。グロスタイムは1時間11分16秒だった。

ネットタイムは1時間10分31秒。八街マラソンより1分以上遅かったが、目標の1時間12分はクリアした。やっぱり、八街は正味10kmなかったのかもしれない。順位は気にしていないが、後日RUNNETに出た順位は876人中797位だった。

次々と小学生ランナーがゴールしてきた上、カメラを持った父兄がグラウンドに乱入して大混雑(観客はグラウンドに入らない建前である)。みんな大騒ぎで、コロナの時期なら大変である。まあ、八千代市としても地元小中学生がメインだろうから仕方ない。

せっかく豚汁券をいただいただが、また5分歩いて行くのも面倒なので駐車場に戻り、着替えて帰った。参加賞のスポーツタオルの他、コーシン牛乳からジュース、ロックアイスから氷の小パックをいただけたので、5,500円分は楽しめたと思う。

[Dec 6, 2023]

スタート指示は50分台まで、一番後ろに並んだので相当距離があったけれど、2車線道路一杯なので50秒ほどでスタートできたようです。

LSDのやり方を改める

今シーズンの目標は栄町ハーフマラソンを完走することだが、11月にコースを試走したところ、全身が痛むしふくらはぎは攣るしで走り切れなかった。走り続けたのは20kmまでで、残り1kmは走ったり歩いたりになってしまった。

練習では16km(10マイル)まで走っており、それほどひどい目に遭っていなかったのだけれど、16kmと21kmは違うということなのか、あるいは1年歳とって体力の限界に近づいたのだろうか。

いずれにしても、これまでと同じやり方ではダメである。水分補給は、大会で用意してあれば飲ませていただくけれども、普段の練習では走り終わってからであった。水を持って走るのは重いからである。

参考書を読むと、発汗や呼吸により体内の水分の2%が失われると体に影響が出るらしい。私は汗かきだから、走った後2kgくらい体重が減る。ということは、2%を優に超えているということである。

だから、水分補給を極力心がけなくてはならないのだが、それに加えて、LSD(ロング・スロー・ディスタンス)のやり方が、これまでの方法ではよくないのではないかと思われた。

長距離を走る心肺機能や筋肉を鍛えるのに、LSDが重要だというのは改めて言うまでもない。ただ、LSDとはどの程度の強度かということである。

これまで、いろんな初心者講座に書いてある1km8分程度で走っていた。私のレベルでいうと、きつすぎずゆっくり過ぎずで、ちょうどいい速さと感じていた。

ところが、LSDの目安として「不快になるくらいのゆっくりさ」と書いてあった。これまで不快と感じたことはなかったので、少し驚いた。そして考えた。快適に走れるというのは、少々速すぎるのではあるまいか。

km4分とか5分で走れるランナーがkm8分で走れば、多少いらいらするだろう。私のようなkm6分を超えるペースの人間が、km8分のLSDでは速すぎるのかもしれない。

だからLSDの目安として、km9分を目標に、8分半くらいに落とすことにした。それでも、フォームに気をつけていると7分半になってしまうけれど、できるだけゆっくり目を心がけている。

いちいちタイムを計らなくても、脈拍が体感で100を超えないようにするとそのくらいになる。GARMINなどで脈拍を計っている訳ではないが、息がはずむと大体100になっているようだ。

LSDは距離より時間を考えろとよく言われる。これまでは8kmとか10kmを目安にしてきたが、最近は1時間とか1時間半とか時間で区切るようにしている。これで効果が現れるかどうか、今シーズンはまだ長い。

[Dec 23, 2023]

これまでLSDを教科書通りkm8分ペースで走っていたが、私には速すぎたかもしれない。最近はkm9分を目標に、できるだけ8分半を超えるペースを心がけている。

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