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ジェイコム工事、CATV関連は一区切り     

ジェイコム工事、CATV関連は一区切り

昨年末から立て続けに発生したペンディング案件。そのうちの一つであった旧らーばんねっと、CATV関係の手続きが、昨日ジェイコムの工事で一区切りついた。こうやってひとつひとつ解決していくのは、肩の荷が下りるようですっきりする。

振り返ると、再来月、3月で旧らーばんねっとのサービスが終了するという寝耳に水の話が出てきたのは、11月のことであった。らーばんねっとは住都公団の関連会社がやっていたCATV事業で、私は放送、光回線、プロバイダなどすべてここでやっていたのである。

ジェイコムに経営譲渡する連絡は来ていたが、旧サービスがこんなに急に終了するとは思わなかった。とりあえずNTT光を復活させ、DELLのパソコンに買い換えてネット関連は昨年のうちに移行したが、CATVは越年してしまったのである。

本当は放送も光でできればいいのだが、光テレビのサービス区域に入っていないという。千葉ニューは圧倒的に旧らーばんねっとの世帯が多いから、NTTだって余計な投資はしたくないのである。そういえば、最近新築した家に地上波アンテナが立っているのは不思議だと思っていたが、そういう経緯があった訳である。

 

書類のやり取りや日程調整があり、年末年始も重なって、わが家に工事が入るのは昨日、1月16日の午前中になった。日程を組む時は、チューナーの入替えや機器の回収なので、工事といっても1時間もあれば済むだろうと気楽に考えていた。ところが、その見通しは甘かったのである。

まず最初に業者さんが探したのは分波器の場所である。新築した時点ですでにらーばんねっとが設置済であり、どこに設備が置いてあるか知らない。「屋根裏収納か、浴室の天井裏にありますよ」というので見ていったら、これまで見たことのない2階天井裏にあった。

脚立で天井裏に上がり、分波器を交換。その間に、CATVからのレンタル機器を取り外し、回収。その後にジェイコムの新機器を設置するが、そのままだと電波が弱いとのことで、コンセントを新しいものに交換。機器設置後に受信レベルの確認・調整で、あっという間に2時間経過。

普段だと昼食は11時なので、その頃には空腹で目が回りそうである。しかし、操作説明とかGoogle IDの入力など私が立ち会わなくてはならない作業はこれからである。ようやくひととおり作業が終わって確認したら、もうお昼を回る時刻だった。

千葉ニュータウンの十数万世帯にいちいちこんな作業をしていたら、半年くらいで足りるのだろうかとつくづく思った。料金が高くなるだけあって視聴可能チャンネルはいくつか増えるが、最近はTV自体ほとんど見ない。料金次第で解約も考えているのだけれど、作業担当の若い人にそんなこと言っても仕方がない。

 

旧らーばんねっとは住都公団の子会社で収益度外視なので、地上波とBSのみのセットを格安で提供していた。ところがジェイコムはそんな商品は売っていない。一番安いものでも、これまでのサービスより月約千円高い。プラスして、光回線や固定電話のセット割引もなくなるので、月2~3千円の負担増となる。

しかし、そうやって収益度外視でやっているから経営が行き詰まって、身売りしなければならないともいえる。であれば値上り自体は許容すべき範囲内で、月2~3千円はどうにかやり繰りしなければならないのかもしれない。

正直なところ、月々の負担が増えることよりも、ペンディングが減ることがたいへんありがたい。あとは車の買換えに関するもろもろが解決すれば、平和な日常が戻ってくるはずである。

[Jan 17, 2025]

住都公団関連会社らーばんねっとから、千葉ニュータウンのCATV事業がジェイコムに経営譲渡された。三十年前の設備だから無理ないが、結構大がかりな工事になった。

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