せいうち・・・セイウチ科セイウチ属の肉食獣で、北極圏に生息する。体重は成獣で500kgから1200kgに達する。最初は減量日記で始まりましたが、日々は移ろい、リタイア生活の徒然日記になりました。
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11肝臓に感謝する1週間    12発作    13夏風邪    14スポーツジム満員御礼    15血圧の話
16年末に人間ドック    17中近両用メガネ    18最近の週末    19花粉症    20写真の整理

肝臓に感謝する1週間~せいうち日記11

作家であり医師でもある渡辺淳一氏によると、健康の秘訣は自分の体を誉めてあげることだそうである。例えば長いこと目を使った後では「ありがとね。良く見えてくれたね」と目を誉めてあげる。前日お酒を飲んで翌日二日酔いにもならずに目覚めた朝は、「ありがとね。よく解毒してくれたね」と肝臓を誉めてあげると、次からもよく働いてくれる、とのことである。その伝でいくと、私の先週1週間はまさに肝臓に感謝しなければならない1週間であった。

まず火曜日。岡山からカシノ&ブログ仲間のBさんが上京したので、修行尼僧と3人で歌舞伎町で飲む。キャミソールとかいう酒で焼き肉の後、カラオケに行ってそこでもカクテルを追加また追加。歌舞伎町は何年か振りで、コマ劇場のあたりをちらっと歩いただけだが、噂に聞くほど人が減っているという印象は受けなかった。それでも家とは反対方向なので、結局帰ったのは終電近くになってしまった。

水曜日は春分の日で休み。ゆっくり寝てプールに行き夕飯は前日に引き続き焼き肉。春キャベツと春タマネギ、レタスをそれぞれ細切りにする。薄切りの牛ロースを焼き、野菜の細切りとかいわれ大根をたっぷり乗せて巻く。一度に口に入らないくらいの大きさを無理やりに押し込む。ジューシーな肉汁と柔らかな春キャベツと春タマネギの香りと歯ざわりはなんともいえず春特製の味わいである。もちろん酒なしではすまず、奥さんとチリの赤ワインを1本空ける。

木曜日は会社の人と居酒屋で飲み、金曜日は関西からお散歩のねこさんを迎えてDUKE並びの韓国料理屋で我中メンバーでの夕食。発作的な呼びかけにもかかわらず十数人が参加。チヂミやトッポギ、キムチなどを肴に、鏡月グリーンとマッコリをいただく。そのためDUKEに行ったときにはすでに出来上がってしまい、ファーストは気が大きくなってオールインを連発していたらいつのまにかファイナルへ。結局3着に終わり、未勝利脱出はまたまたお預けに。セカンドは早飛びしたおかげで比較的早めに帰ることができた。

土曜日はリゾカジ仲間のYさんの結婚式二次会パーティーで奥さんと六本木へ。若い人が多く大変な盛況だった。リゾカジからも多くのメンバーが参加し、ワインを中心においしいお料理をいただく。その後Rさんの外苑前のお店に移ってさらにワインやシャンパンをいただく。

楽しい時間を過ごすうちにいつのまにか11時を回り、最終電車に間に合うはずが休日ダイヤですでに行ってしまった後。奥さんが一緒ではまさか5時間歩く訳にも行かず、JRに回って津田沼からタクシーで帰ったら2時半になってしまった。

そして日曜日はリゾポカ。終了後の二次会でジム・ビームのロックをいただき、三次会でも時間を忘れて飲み進むうちにまたもや終電。せっかくL兄貴が大江戸線の新御徒町まで送ってくれたのに電車でまた寝込んでしまい、気が付いたら蔵前で下りるはずなのに麻布十番である。あわてて逆方向に乗り換えるがもちろん終電に間に合うはずもなく、結局朝帰りとなってしまった。

こんな一週間を過ごしていたものだから肝臓クンも限界だったらしく、月曜日はすごい顔色だったらしい。らしい、というのは自分ではよく分からないのだが奥さんが言うところによると目は変だし顔にはシミが出ているし肌も荒れ放題ということで、この日はお風呂に入って髭をそった後で美容液マスクをさせられてしまった。いくら楽しくても、糖尿病の身で連日の飲みは良くない。激しく反省したので、少なくとも今週1週間は、断酒する決意である。

[Mar 28, 2007]

発作~せいうち日記12

さて、私の持病は糖尿病なのだが、3種類の薬と週1、2回のスポーツクラブで最近のウェイトコントロールはまずまずである。しばらく前から比べると3kgほどは重め残りなのだが、それでも一昨年の冬テニアンでせいうちを発見した時より5kgは絞れている。血圧も120-80前後だし、ヘモグロビンA1cも6~7を行ったり来たり。一言でいうと一進一退ということなのだが、年が年だけに劇的に改善するのはむずかしいだろうと思っている。

そして、糖尿病と関係あるかどうかは不明だが(おそらく関係あるだろう)、ちょっと難儀なことがある。それは、夜中に突然足がつる、ということである。足がつるというと軽そうに聞こえるのだが、かなり苦しい。とにかく、息ができないくらい痛いのである。自分では「発作」と呼んでいるのだが、これが火曜日の夜中にきた。

眠っているはずなのだが、発作の一瞬前に目が覚める。あっ、来るなと思っていると、まずふくらはぎの中側の筋がぴきん、と固まる。時には足の裏の筋まで広がることがある。とっさにひざの裏側を押さえながらひざから先を宙に浮かせるのだが、そんなことをしても気休め以外の効果はあまりない。あとはふくらはぎから足裏全体が固まって、何をしても痛い状態が数分間続く。大げさかもしれないが、息ができないくらいである。

不幸中の幸いなのは場所がひざから先であるということと、片足だけということである。おそらくこれが上半身に来たらそのまま意識がなくなってしまい、他人からみると「眠って起きたらお亡くなりになっていた」ことになるのではないかとかなり心配である。とはいえしばらくすると息ができる程度になり、やがて布団につけられるようになり、なんとかうとうとするくらいには回復するのだが、結局寝不足のまま朝を迎えることになる。

翌日は会社まで、右足を引きずりながら行った。こういうときは、始発駅に住んでいて本当に良かったと思う。それにしても気になるのは、何が発端でこうなるのかよく分からないということである。寝不足とか、深酒とか、血圧が高いとかはっきりした原因がわかればいいのだが、今週はノンアルコールだし、日曜日は完全オフにしたので寝不足ということもない。前日にしたことといえば、ポーカーで負けたくらいだが、これはいつものことだ。いずれにせよ、あまり無理ができない年齢になったと自分を戒めているところである。

[Apr 19, 2007]

夏風邪~せいうち日記13

例年ゴールデンウィーク明けにおさまるはずの花粉症が、6月になっても治らないのはおかしいと思っていた。先々週にはものもらいになり、何日か眼帯をして過ごした。そして先週の日曜日、川治温泉の杜撰な露天風呂で湯冷めしたのがよくなかったのか、その後高速代とガソリン代のもとをとろうとして、大雨の中別の露天風呂に行ったのがさらにいけなかったのか、今週に入って夜眠れないほどつらくなってしまった。

さ来週には1週間連続の休暇を申請している手前、これ以上は休めないとがんばって仕事場には出たものの、会議やら来客をこなすだけでも骨が折れる。そして耳鼻科に行って見てもらったところ開口一番「これは鼻かぜですね。のども真っ赤だなあ。お薬出しておきますから、ゆっくり休んでください」。おお、なんと風邪だったのか。どうりでアレルギーの薬をいくら飲んでも利かないはずだ。

社会人になってから、夏風邪をひいたことは記憶にない。もう20年も昔になるが、6月の半ばに39度くらいの高熱が続いたことがあった。その頃勤めていた会社の診療所で風邪だろうと言われて寝ていたのだが、全然熱が引かない。病院へ行って調べたら胆石から胆のう炎だか膵炎だかになりかけていて、速攻で手術となった。だからこれは風邪ではない。考えてみると、夏には夏休みをとらないといけないので、風邪なんかで休みをつぶしたくないという気合が、ウィルスを防いできたと言えなくもない。

ところが今回は、風邪だと聞いて風邪薬(抗生物質と鼻炎薬)を飲みだしたとたん、ますますひどくなってきたのである。火曜・水曜とゴミ箱をティッシュで一杯にしながら仕事場に出たのだが、とうとう木曜日には起きられなくなってしまい、一日会社を休む破目に陥ってしまった。電話を入れて寝なおすと、そのまま3時まで寝続けた。ようやく夕方になって、普通に戻ってきた。

もうあまり無理は利きそうにないと思うとともに、「あなた、腹に多少脂肪がつくのと、風邪引きやすくなるのと、どちらがいいですか?」という一説(筒井康隆「薬菜食堂」)を急に思い出した。そういえば、無理してプールとかジムとか行ってたからなあ。そんなことをくよくよ考えるのも、風邪で気弱になっているせいかもしれない。それでもこの何日間かで体重が2kgも落ちたのは、微妙な気分である。

[Jun 15, 2007]

スポーツジム満員御礼~せいうち日記14

体重はほとんど減らない、というより増えているのだが、引き続きスポーツジムには行っている。12日の日曜日はお盆休みの前半になるので空いているだろうと予想して行ったのだが、ところがどっこい、満員盛況だった。

7月はほとんどエアコンをつけなくても寝られる夜ばかりで、このままではお米の出来はあまり良くないのかなと思っていたら、8月に入って一気に暑くなった。田んぼも葉の緑ばかりが目立っていたのに、この十日余りで穂が垂れて黄緑色である。まだ当分は晴れて暑い日が続きそうなので、今年もめでたく豊作が期待できそうである。

一方暑い日が続くとどうしてもビールということになる。併せて、最近はパイナップル味とかシークワーサー味とかおいしい酎ハイもたくさんあるし、新潟に行った時に安く入手できた久保田千寿も冷やで飲むと最高である。そんなこんなで毎日飲んでいるせいで体重が減らないんだろう。

前にも書いたことがあるがこのスポーツジムは隣村の村営である。それで私だと1回3時間800円かかる(それでも格安)のだが、村民だとほとんどタダみたいな金額で利用可能なのである。そして利用者の年齢構成はかなり高く(村だから)、半分以上は私より大分お年を召したおじいさんおばあさんである。

だから、お盆のまっ最中には来ないだろうと思っていたのだが、そんなことはなかったのである。ジムも一杯、ジャグジーも一杯、マッサージ椅子も一杯である。普段はほとんど私専用になってしまうジャグジーでは、アクアファイブ(5人が向かい合わせに座るジャグジー)で一緒になったおじいさんに、「今日は一杯だねぇ。暑いから」と話しかけられた。珍しいことである。

さて、そんな訳で最近暑くてあまり出歩く気にならず、会社が終わるとまっすぐ家に帰る日が続いている(土・日は岡山だったが)。だから先週・先々週のオンラインのポーカートーナメント(テニアン予選)も皆勤賞で、予想通りテニアン行きはならなかった。それ以外の日は、ほとんどレンタルビデオを見て過ごしている。

「TRICK」「富豪刑事」は全部見てしまって、いま見ているシリーズものは「古畑任三郎」。結構貸し出し中のことも多いので、そのときは映画とかを借りている。「下妻物語」とか「デスノート」とか「さくらん」(先週レンタル開始)とか。奥さんはいま「すいか」を借りていて、その中で小林聡美が「数字になんかこだわっていちゃいけない」というようなことを言っていた。

それを見て、「その通り。体重が問題なんじゃない。健康維持が大切なんだ」と言い訳をしているのだが、実はこのところ血圧がじわじわと上がってきている。暑い盛りに無理をするのはかえって良くないような気がするが、せめてビールは控えめにしようと思うのでありました。

[Aug 14, 2007]

血圧の話~せいうち日記15

スポーツクラブとプールには真面目に通っているのだが、また体重が増えてきた。今年に入って+5kgだから、これはかなり良くない展開である。

50歳を過ぎてから、トレーニングではあまり負荷をかけないようにするなど無理をしないようにしているが、このところ酒も控えめご飯の量も減らしているのにである。というより、あまり飲んだり食べたりできなくなったという説もあるのだが。

さて、そうはいいつつも冬は検査の季節である。今週は医者の検査、来月は年に一度の人間ドックなので、気合を入れなおしてウェイトコントロールに励まなければならない。

人間ドックといえば、糖尿病、高脂血症、コレステロールの3項目はいつも良くないのだが、前回の人間ドックではとうとう高血圧まで指摘されてしまった。普段トレーニングのときに計ると異常なしというよりかなりいい数字が出るので、これはかなり不本意だった。というわけで、今回は他の数値はともかく血圧だけはなんとかしようと思っているのであった。

血圧が上がるといろいろ病気になるとよく言われるが、私が思うに、血圧が上がる→病気になる、というのではなくて、体に不具合がある→血圧が上がる、というのがおそらく正しい方向性なのである。そして、体に不具合がある→病気になる、ので血圧は重視されるのだが、むしろ注意すべきは血圧が上がる原因となる体の不具合であろう。

この場合の「体の不具合」とは、端的に言うと血管が詰まってきて血圧を上げないと血液が流れないということである。そして血管が詰まるとまず動脈硬化になり、さらに心筋梗塞とか脳梗塞とか致命的な病気を招くことになる。

私の場合、いろいろ調べると血管はそれほど詰まっていないようなのである。だから、体調を整えていけば血圧の数値は正常になるはずである(たまたま上がるということもあるので)。ストレスをためないためには、まずできることをやるのがいい。

おそらく血管があまり詰まっていないのは、若い頃から酒は飲むけれどタバコは吸わないということが効いているような気がする。私のイメージではお酒は血管を拡張させるのに対し、タバコは収縮させるからである。拡張させる方が収縮させるより、詰まりにくくなると勝手に思っている。

もっというと、お酒は麻薬に近く、タバコは覚せい剤に近いのではないか。覚せい剤とは、言葉の意味的には「めざめる薬」であり、寝ているのを起こすわけだから健康に極めてよくない。かたや麻薬はモルヒネのように鎮痛作用がある、つまり神経の高ぶりをしずめるような気がする。かといって麻薬など使ったことはないし、そもそも血圧の話をしていたはずなのだが。

[Nov 13, 2007]

年末に人間ドック~せいうち日記16

12月19日は人間ドックの日である。前にも書いたように、前回の人間ドックで高血圧を指摘されたため、今回の目標はとにかく血圧をもとに戻すことである。

社会人になってすぐのこと、当時体重が毎年10km単位で増えていた私は、企業検診で来ていた医者に「このままだと(減量しないと)、10年以内に間違いなく高血圧になりますよ」と言われたのであった。それから30年近くが経過し、糖尿病、高脂血症にはなったものの、血圧だけはまともなのがひそかな自慢だったのである。

ところが、前回の測定では160-100という軽度高血圧の水準になってしまった。その後、医者やスポーツジムでいくら測ってもこの数字にはならない。血圧は一定ではないので、何か特別なことがあってたまたま上がってしまった可能性が大きい。

だから、今回の人間ドックに向けて、血圧を高くする要因はすべて避けることを心がけた。これまで1月にやっていたものを12月に繰り上げて年末年始の飲みの影響を回避し、ダイエットもほとんど行わずにストレスをためないようにし、ドック前日の会社帰りにはプールに行って最終調整を行った。もちろん、睡眠時間は十分である。

午前9時にニューオータニにある人間ドックに入り、採血や胸部X線、腹部エコーなどの検査を経て、いよいよ血圧である。お医者さんに測られるとそれだけで影響があるのだが、幸いに昨年から自動測定器である。これなら、スポーツジムと同じ数字が出るはずだ。

右手を差込み、深呼吸していよいよ空気が注入される。目を閉じて、清流の流れる森を思い浮かべる。血圧低下のイメージトレーニングである。空気が抜けて、出てきた数字は107-70

やった。何か低すぎるような気がしないでもないが、ともかく血圧はクリアである。ここ何ヵ月、このことだけが気がかりだったので素直にうれしい。あとの結果が出てくるのは年明けになるので、GOTやGPT、コレステロールや中性脂肪がどうなっていようと、これで年末年始は心おきなく飲めることになった。

そんなわけで、もしかして年明けにはますますせいうちになってしまう可能性があるけれど、たまにはこういう小さいことでも喜ばないと、喜ぶことがなくなってしまう。こうやって1年1年やりすごすうちに、持ち時間を使い切って秒読みに入るのだろうと思う今日この頃である。

スポーツクラブとプールには真面目に通っているのだが、また体重が増えてきた。今年に入って+5kgだから、これはかなり良くない展開である。

[Dec 21, 2007]

中近両用メガネ~せいうち日記17

年末に受けた人間ドックの結果が先週送られてきた。

開くと最初に総合評価があり、いきなり「かなり太りすぎです。減量しましょう」「メタボリックシンドロームです」「糖尿病です」「肝機能に異常を認めます」などなど気の滅入るような指摘が続く。なんだ、良かったのは血圧だけで、あとは良くなっていないのかなあ、と検査数値のページを開く。

すると、ヘモグロビンA1c 6.1、GOT 20、GPT 19、γ-GTP 104、コレステロール 247、中性脂肪 159、なんだ全然悪くない、というより去年より良くなっている

健康診断というのは良くなったことを何にも書かないで、異常値が出ているものを指摘しているだけなんだから、気楽な商売だなあと思う。毎年受けてるんだから、例えば過去と比べてどうだとか、数値の変化はいいことなのか体調によってありがちなことなのかとか、そういうことを教えてほしいものである。まあ、結局自分で考える方がいいに決まっている。自分のことなんだから。

さて、健康診断に含まれていないことで最近困っているのは、目である。これまで遠近両用メガネをかけていたのだが、だんだん合わなくなってきた。もう作ってから5年近く経つので、まあ仕方ないだろうと思って眼鏡屋に行った。

さっそく奥に通されて検査である。最近は赤と緑のどちらがよく見えるかとか、何本かの線のうちどれが濃く見えるかというやり方なので、測定器の傾向が判断できない。「右」とか「上」とかで調べるなら、わざと「分かりません」と答えて強めの度にしてもらうのだが。

「右目が合っていないようで、見えづらいんですよね」

「うーん、度は変わってないですよ。遠くと近くと、どちらが見えづらいですか?」

「近くが見えづらいです」

「おそらく、目が“遠”と“近”の切り替えに時間がかかって、うまく調節できてないんでしょう。これも目の老化で、ある程度仕方ないですね。最近は、こういうのもありますよ」

と言って出してきたのが「中近両用メガネ」である。

「通勤や運転をする時は近視用のメガネをかけて、室内では中近両用をかけるようにすれば、目に負担はかからないし、コンピュータやテレビを見るならこの方が見えやすいですよ」

で、試しにそのレンズをかけてみたら、なるほど中距離、50cmから3mの範囲はよく見える。それで作ってしまったのだが、よく考えるとみごとにセールスの罠にはまってしまっている。結局、メガネを一つ増やすことになってしまった。

そして、確かに“中”と“近”を切り替えるときには疲れないのだが、ここで“遠”のメガネにかけかえるとやっぱり右目のピントが合わない。買ってしまった以上、目をメガネに合わせなければならないなあと思っている今日この頃である。

[Jan 28, 2008]

最近の典型的な週末~せいうち日記18

3月15日土曜日、8時起床。医者の日なので、朝は食べられない。9時前には行って順番待ち。空腹時血糖130、ヘモグロビンA1cが6.5。「うーん、心臓がちょっと大きいかも。」と気になることを言われるが、数値はこんなもんだろう。今回は1週間お酒を飲んでいないので、もう少し良くなっているはずだ。

薬局で薬をもらって帰ったら10時。昨日の残りのカレーと食パンで朝ご飯にした後、車で図書館へ。途中でガソリンスタンドに寄る。リッター147円。満タンにしようと思ったが、35リットルまで入れて止める。

千葉ニュータウンに越してきて9年、図書館に駐車場がちゃんとあるのはありがたいといつも思う。前に住んでいた船橋市では、図書館の駐車場はいつ行っても一杯で、仕方なく有料駐車場を使っていた。図書館を2つ回って、6冊借りる。ついでにTSUTAYAに寄って返却。今週借りた中では「真夜中の弥次さん喜多さん」が面白くて、繰り返し5回見た。「なまか」の西遊記がようやくあったので借りる。

家に戻ると12時を過ぎている。クロワッサン1つとバナナを食べて、駅へ。電車を乗り継いで部室に着くとちょうど2時。この日のスト杯ミニは「デュース・トゥ・セブン」、強い手を作った方が負けというゲームである。がんばったのだが、ファイナルテーブル6着でゲームセット。

5時すぎに終わったので、しださんと隣のラーメン~近くのコーヒーをご一緒して、マカオやテニアンやラスベガスや、ボクシング、ポーカーについてお話しする。「今夜のテーマは相手のレイズへのコールorリレイズです」としゃべってしまい、その瞬間しまったと思う。同じテーブルになったらどーするんだ(実際、残り2テーブルから飛ぶまで同じテーブル)。

6時からはストラドル杯メイン。同じテーブルの人たちと、OPPCの話題などで盛り上がる。Bad Beat Barではtagamanが厨房をやっているという話を聞いて、久しぶりに岡山に行きたいなあと思ったりする。ゲームの方は、開始30分で私のAKレイズに左隣のさとーさんがリレイズオールイン。コールしたらAAが出てきてがっぽり削られる。そのまま1200点まで沈むが、奇跡的に5000点まで戻す(ATvsAKが出たので)。

また沈んで、また浮いてなんてことを繰り返していたら、いつの間にかファイナルまで残ってしまった。最後はBBから64sで何も起こらず8着でゲームセットとなったが、この日は4時間でAA2回、JJ、TT、99が2回、AKが5回くらい、AQとAJが2回ずつ、ATも5回と私にしては異常に手が入ってスリリングな1日であった。

16日、日曜日。6時半には目が覚めてしまう。コーヒーを沸かしたが、牛乳がない。車で近くのセブンイレブンまで。帰ったら奥さんが起きてきた。ほうれん草を炒めて老抽(中国しょうゆ)で味付けし、トーストにチーズとハムを乗せて朝ご飯。

8時からはブログの原稿書き。ついでにボクシングの最新情報をチェックして、競馬のメインレース(フィリーズレビュー、昔の阪神4歳牝馬特別)も買ってしまう。10時前には着替えて隣村のスポーツジムへ。

いつものサーキットトレーニングとジャグジーとマッサージ(チェア)でみっちり3時間。同じ負荷をかけてもしんどい時と楽な時があるが、この日は楽だったのでついついウェイトを上げてしまい、つらい思いをする。家に帰ってお昼ご飯は冷凍のカレーピラフ。中国製ではなく、奥さんが残りご飯でまとめて作ったものである。

2時からはラグビーの日本選手権決勝をTV観戦。ノーサイド後速攻で競馬のメインレースを見る。その後奥さんと夕食の買い物に行き、帰ってから三洋電機優勝のブログ記事を書いてupする。夕食はわが家風しゃぶしゃぶ(牛肉と豚肉両方)。

夕飯の後は「西遊記」のDVDを見て、その後このブログを書いている。最近多いのは、こんな感じの週末である。

[Mar 17, 2008]

花粉症だけじゃなかった~せいうち日記19

先週火曜日の晩はひどく冷え込んだ。私の住んでいる北総台地では、夜になるとぐんぐん気温が下がって外はおそらく5度くらい。帰りはコートなしなので寒く、お風呂に入るとき大げさでなくがたがた震えてしまった。おまけに風も強く、花粉症の身にはかなりつらい状況である。

その翌朝、4時頃にはもう目がさめてしまう。鼻が詰まって寝ていられないのである。今年は早くから抗アレルギー剤を飲んでいるのであまり症状がでなかったが、いよいよ花粉症の季節になってしまったか、と思った。私の花粉は杉ではないようで、毎年4月の今時分からゴールデンウィーク明けまで続くのであった。

体はきつかったが、さすがに花粉症では会社は休めない。水曜、木曜と寝不足の目をこすりながら出勤したのだけれど、睡眠時間は3時間程度。それも帰ってすぐ体力の限界がきて倒れるように眠り、3時間たつと鼻が苦しくて目が覚め朝まで眠れない、それの繰り返しである。

仕方がないから4時くらいから起きて、パソコンを打ったりしていた。体を起こすと、少しだけ鼻が楽になるのである。そして金曜日。なんとか会社をやり過ごして家に帰る途中思った。これは花粉症じゃあないんじゃないか?

というのは、私の花粉症の特徴であるくしゃみが止まらないということが全くないし、のどだけでなく頭や耳の奥がきりきり痛むというのも疑わしい。そういえば、前にも花粉症と思っていたら全然違って風邪だったなどということもあったような気がする。

そして土曜日の朝早く、奥さんと車で耳鼻科へ。「のどが真っ赤だし、中耳炎になりかけてますね。花粉症じゃここまでなりません」と先生。やっぱり花粉症だけじゃなかったんだ。抗生剤と腫れ止めの飲み薬、それと少し強めの抗アレルギー剤を処方してもらう。

この日は4月最初のストラドル杯であり、ここでWPJ決勝前の最終調整をしたかったのだが、そういうわけで休養日になってしまい残念ながら参加できなかった。そして昔のブログを見ていたら、わずか10ヵ月前、同じように花粉症でなくて風邪ということがあったのを発見した。年を取ると昔のことは覚えているが最近のことを忘れるというのは、本当である。

[Apr 7, 2008]

写真の整理とか~せいうち日記20

このところポーカーの大会が続いた上に出張も重なって、普段どおりの生活が難しくなってしまった。だから先週の土・日は、強制的に日常モードの週末である。

土曜日は前々から奥さんにせかされていた本棚の整理。このところ本は図書館、コミックはマン喫と決めているのだが、それでも2、3年整理しなかったから本がたまってしまった。そして、本棚の下の方には昔のアルバム類がある。これらをそろそろ片付けないと、本があふれてしまうのである。

午前中一杯かかって、まず中身を全部出す。いるものといらないものに仕分けして、いるものはジャンル別・本の大きさ別に収納する。ここで問題となったのは、若い頃の写真である。いつか見ることもあるだろうと思って、大学時代からの写真をアルバムに整理してあったのだが、引っ越してきて9年、一度も見ていない。この際思い切って、整理してしまうことにした。

お昼をはさんで午後は、写真をアルバムからはがしてシュレッダー代わりに手で破く作業である。おかしなことに、高校の時の友達と、就職してからの知り合いはほとんど名前を覚えているのに、大学のときの知り合いはほとんど名前が言えない。もっとも、就職してからは奥さんと同じ職場だということもあるのだが。

かれこれ、30年以上も前の写真が多く、色も薄くなっており印画紙も柔らかくなっている。当時はやりの「シルク」と呼ばれる印画紙にしたのだが、あまり効果はなかったようだ。「なんで昔はデジカメがなかったんだろう」と奥さんとしゃべりながら、午後いっぱいかかって昔のやせている頃の写真などを整理する。あと30年後は生きていられるのかなあ、とちらっと思う。

日曜日は久し振りのスポーツジムである。このところ週末が埋まっていたので、ウィークデイにプールに行くぐらいがせいぜいだった。スポーツジムには村の職員である「SASUKE」常連がインストラクターでいるのだが、プールには後閑そっくりの監視員(競輪を知らないとこの「語感」は分かりづらいですが)がいて、ちょっと面白い。

それはそれとしてスポーツジム、約1ヵ月半ぶりのサーキットトレーニングで、ずいぶん汗をかく。暑くなってきたせいか、あるいはしばらくトレーニングできなかったためなのかは分からないが、トレーニング後の血圧は120-70でいつもと同じだった。まずまずの体調と考えてよさそうだ。

ゆっくりジャグジーにつかりながら、来月に迫ったWSOPをどう戦うか、そのためにどう準備するかのイメージトレーニング。何はともあれ、まずは万全の体調で臨むことである。なんといってもシニア、もう無理はききにくい年齢になっているのであった。

[May 27, 2008]

話は違いますが、家のやまぼうしがいま満開です。


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