せいうち・・・セイウチ科セイウチ属の肉食獣で、北極圏に生息する。体重は成獣で500kgから1200kgに達する。最初は減量日記で始まりましたが、日々は移ろい、リタイア生活の徒然日記になりました。
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厄払いが必要なので成田山へ ~せいうち日記151

9月に帯状疱疹になって、頭と顔の左半分に発疹が出た。それがようやく治ったと思ったら、部屋を暗くした時に頭と壁が激突して、発疹と同じ場所にケガをした。

壁にぶつかることはそれほど珍しくない。私は小さい頃から常夜灯を点ける習慣だったので、真っ暗闇にはあまり慣れていない。ところが奥さんは、常夜灯があると明るくて寝られないと言うのである。

だから、私の方が折れて、基本的に常夜灯を使わずにいるようにしている。真っ暗だと用心して手を前に出すとかゆっくり歩くとかするので、ぶつかるにしても激突することはなかった。

ところがこの時は、歩く方向自体がおかしかったらしく、壁にまともにぶつかったのである。冗談抜きで激痛が走り、一瞬置いて血が噴き出してきた。なるほど、ボクサーがバッティングで戦闘不能になるのはこれなんだなあと思った。

落ち着いてから見ると、左の眉の中にY字型に裂傷ができている。初めは滅菌ガーゼで、出血がおさまってからはワセリンを塗ってバンドエイドで保護した。

そもそも、和風建築で少しは光が漏れてくるし、ほたるスイッチがあるのでまったくの暗闇ではない。けれども歳とともに目が見えなくなって、暗いと左目がよく見えない。右目は少しは見えるのだが、右目を覆うと少々の光では真っ暗になる。

左目が激突したのも、おそらく左が見えにくいのと関係していると思われるが、帯状疱疹も左であった。左側の三叉神経にガタがきているのかもしれない。次に左の脳梗塞とか脳出血になったら大変である。「2度あることは3度ある」と昔からいうではないか。

そういえば、その前には鬼怒沼のアイスバーンを歩いて何度か滑って転び、体のあちこちに打ち身や擦り傷を作った。これはアクシデントというより山を歩けば当然考えられることだけれど、短期間にいろいろ不具合が出ているのは気持ちが悪い。

という訳で、11月1日の月曜日、厄払いに成田山に行ってきた。家から成田市内までは30分かからないで着く。駐車場800円は安くないが、これも厄払いの内である。

しばらく来ない間に、門前までの商店街はいくつか店が変っている。参道の常設屋台も相当に数が少なくなって、七味唐辛子の店だと思って近くに行ってみたらドライフルーツを売っていた。これも世の中の流れだろうか。

平日なのに、境内は着飾った小さい子が結構いる。そういえば七五三の時期である。走る子供達にぶつからないように線香を焚いている壺に近づき、左頭部を中心に体のあちこちをお清めする。

本殿の中ではやはり七五三のお参りに護摩を焚いている最中であった。当方は本殿の外からお参りする。どうかアクシデントはこれくらいでご勘弁ください、と弘法大師様にお願いする。

成田山に前回お参りしたのは六十一の厄年だったから、4年前になる。その後も札所回りは続いたので弘法大師様にご挨拶はちゃんとしているけれども、コロナで逆打ちがなかなか始められない。

そういえば、札所回りを結願したのは2年前の10月。もう2年も前のことである。いまはまだそういう状況ではないけれども、そろそろ再スタートの計画を立てなさいということなのかもしれない。

頭と顔の左側にアクシデントが続いたので、厄払いのため成田山にお参りしてきました。


[Nov 9, 2021]


年賀状、りんご不作、年末年始の酒 ~せいうち日記152

早いもので、もう12月半ばになった。11月はコロナワクチンの接種が大きなイベントであったが、これが終わるといよいよ12月。年末年始に向けていろいろ準備する時期である。

年賀状は、数年前から富士フイルムの年賀状サービスを利用している。写真メーカーなので印刷はきれいだし、住所録を登録しておくと宛名も印刷してくれるので簡単である。

ところが、ここ2~3年困ったことが出てきた。私が使うところの「自由あいさつ文」のフォームがなくなってしまったのである。多くのユーザーは写真だけ選べればあいさつ文にはあまり関心がないのかもしれないが、いちいち手書きで追加するのも手間である。

今年も、10月にオープンしたサイトをみると「自由あいさつ文」がない。コメント欄だけあって10字か20字くらいなら追加できるのだけれど、本文横書きなのにコメント縦書きとか、見栄えがよろしくない。

いろいろ考えて、デザインは富士フイルムのひな型を使わず、自力で年賀状ソフトから作ることにした。

費用の点でいうと、年賀状ソフト代約5千円の負担増となったが、富士フイルムに払うところのデザイン代が2千円ほど安くなる。2年半で元が取れて、その後は負担減ということになる。

年賀状ソフトも毎年アップデートすると2千円ほど必要なのだが、それほど凝ったこともしないので購入したバージョンでしばらく使うつもりである。十二支のデザインはあるから、基本的には半永久的に使えるはずである。

年賀状のオーダーと前後して、年末年始のためのフルーツを手当てした。りんごとみかん、自宅用の訳アリである。みかんはすぐに届いたが、りんごがなかなか届かない。調べてみると、今年はりんごが不作でなかなか収穫できないらしい。

お願いしたりんご通販のホームページを見ると「今年は不作のため訳アリだけの受注になります」と書いてある。それは分かっていたけれど、数日後にみると「今年の注文は締め切りました。順にお送りしますが時期は確定できません」と追記してある。

奥さんによると、今年はりんごの発芽時期が気候不順で、全国的にりんごの出来がよくないらしい。数日後になって届いたのだが、確かにしみとか傷が多いし(訳アリにしても)、甘みも以前に比べると足りない気がする。でも、不作の上に訳アリだから仕方がない。

10日のカード決済の締め日を過ぎると、アルコール類の注文である。今年足りないのは、普段飲みの赤ワインと日本酒。ビールはこの前、一番搾り糖質0を2ケース買うともれなく当たるキャンペーンがあったので、年末年始まで足りるくらい在庫がある。(景品の詰め合わせとグラスのセットが下の写真)

赤ワインは今年にはいって、成城石井の「バランラルケット」というボルドーがお気に入りである。

1本2,000円前後だと色だけで味がなかったりアルコールの匂いがきつかったり、ブドウ皮のえぐみが残っていたりする。このワインはそのあたりのバランスが優れている。ボルドー以上に産地を特定しない「Bordeaux AOC」だが、並みのオー・メドックよりおいしい。

日本酒は、田酒、亀吉の味が変わったし、獺祭は味の割にお高いので、今回はお試しで「日光誉」を頼んでみた。このお酒は、秋に日光澤温泉に泊まった時に出てきた酒で、すごく口当たりがよくキレがあった。もちろん、日光の地酒である。

年末年始に向けて、ますますおカネが出ていく時期である。この冬は諸物価が高騰しつつあるので、あまり高いものはあきらめて先に進まなければならないだろう。おとなしくしていれば、正月は誰にも公平にやってくる。

来年の年賀状は富士フイルム指定ひな型の使い勝手がよくないので、ソフト「筆まめ」で作って印刷と宛名だけ富士フイルムにお願いした。デザインやあいさつ文が自分で自由に作れないと、やっぱり使いにくい。


キリン一番搾りの「もれなく当たるキャンペーン」でgetした一番搾り詰め合わせと専用グラスのセット。このグラスに注ぐと、きれいに泡が立つすぐれもの。


[Dec 14, 2021]


いつもと同じ家の元旦、12月は寒かった ~せいうち日記153

しばらく前から、新年だからといって普段と違う生活にしないよう心掛けている。 元旦の朝食も、いつもと同じパンとサラダ、ヨーグルトである。パンは糖質制限以来奥さん手作りのブランパン。サラダにはワンプレートでウインナとかチキン、薄く切って焼いたジャガイモ、炒めた野菜なども加わる。

長いこと、正月はお節を食べるものだと思っていて、お雑煮を作ってお節料理を並べてお屠蘇を用意することを続けていた。けれども、朝から酒を飲んでもおいしくないし、車で初詣もできない。

お節料理を食べるのは夕食時で、これならお酒を飲みながらつまむことができる。年々酒が弱くなってたいして飲めないし食べられないけれども、正月らしいことをして気分を一新するのは人間社会が千年もの昔からやっていることである。

以前は新年には、元日に社会人駅伝を、2日に箱根駅伝とラグビーを見ると決まっていたけれども、十年以上駅伝もラグビーも見ない。代わりに見るのはアメフト。今年は日テレG+がカレッジ・フットボールのネット中継をやってくれたので、元日・2日と楽しませてもらった。

G+でNFLを週4~5試合やっていた時期には月千円ほど出して契約していたが、何年か前に週1くらいになってしまった。それが今年は、990円と有料ではあるが、カレッジのプレイオフをネット中継してくれる。ありがたいことである。(ローズボウルの中継が途中で終わってしまったのはいただけないが)

さて、先月は12月としては最大級の寒気が下りてきて、千葉ニュータウンでも尋常でない寒さとなった。

家の近所には観測点はないが、我孫子で-5℃、成田で-6℃まで下がって、いずれも12月としては観測史上最低気温だったそうだ。大雪になっている日本海側に比べると荒れたとまではいえないが、寒いのは体に響く。

あまりに北風が冷たいので、毎日のお散歩もせずに家の中で閉じこもることが多かった。昨年のうちにもう一度山に行こうと思っていたけれど、さすがに気が進まなかった。

そして、家の中にも寒さは入り込んできて、夜中に頭が寒いのである。正月を控えて1㎜以下の丸刈りなので、ますます寒さがこたえる。奥さんが「頭に綿入れをかけるとあったかいよ」というので試してみた。

これがまた、意外と暖かいので驚いた。足元は湯たんぽ(プラスチック製)を入れているだけ、頭は綿入れをかぶっているだけで、のぼせるほど暖かい。毎晩3度ほど行っていた夜中のトイレが、1回で朝になるくらいである。

寒くなる前から夜中のトイレは近いので、寒さだけが原因という訳ではなさそうなのだけれど、夜中に起きるのが少なくなればそれだけよく眠れる。原因はともかくとして、改善したのはありがたいことなのである。

綿入れ。小さい頃はどてらと言っていた。12月はあまりに寒く夜中に頭が冷えるので、奥さんのアドバイスでこれを頭にかぶって寝た。


[Jan 4, 2022]


コロナよりも差し迫ったのは花粉症 ~せいうち日記154

2022年もあっという間に1ヶ月が過ぎた。

年明け早々、コロナ陽性者が桁違いに増え出した。各都県数十人から、あっという間に数千人規模である。病床使用率も50%に迫り、まん延防止措置では足りない、緊急事態だという話にもなってきているこの頃である。

昨年の今頃は、ワクチンさえ打てば大丈夫、オリンピックだって予定どおり(一年遅れで)やると言っていた。だから、ワクチンを9割方打ったにもかかわらずこの状況というのは、専門家の皆さんも政治家も役人も、みんな頼りにならないということである。

マスコミの論調では、ワクチンを打っていれば重症化は防げるというのだが、じゃあ何で3回目を急がなければいけないんですかということである。普通に考えれば2回で足りないから3回なので、感染すれば一定割合は必ず重症化するのである。

まあそんな訳で、コロナに関しては一進一退を続けるんだろう。ヨーロッパでは感染自体はピークアウトしたと言われているし、中国は冬季オリンピックでまた増えるだろうけれども、治療薬もできてきたから2年前ほどの騒ぎにはならないと思われる。

さて、ひるがえって私についてだが、1月半ばに妙に喉ががらがらして咳も出た。奥さん以外とは5m以内に近づくことがないにもかかわらずコロナになるのかと思っていたら、どうやら空気か乾燥しすぎていたせいらしく、のど飴をなめていたら治った。

そして2月に入り、今度はやたらと鼻が出る。そして次に、目もかゆくなってきた。ベランダの手すりをみると、すでに黄色い粉がまんべんなく積もっている。そう、花粉の季節がやってきたのである。

今年は花粉は少ないという予想だったけれど、やっぱり花粉は来るのであった。昨年それほどでもなかったので、糖質制限が花粉症にも効いたのかと思っていたのだが、そんなことはなかったようである。

これまでの例からすると、花粉症が治まるのはゴールデンウィークが開けてからなので、まだこれから3ヶ月以上ある。集中治療室に入って酸素吸入をすることはないけれども、味覚や嗅覚がなくなり、頭がぼんやりして使い物にならないのは同じである。

年金生活者だからいいようなものの、いまのご時世、人前で鼻をかむだけでも顰蹙ものだろう。コロナになる前にリタイアしてよかったと思う一方で、それでもやっぱりつらいんだよなあと思う。コロナよりはいいけれど、花粉症も勘弁してほしいものである。

コロナで呼吸困難も嫌だけれど、とりあえず差し迫っているのは花粉症。今年もティッシュと予防薬、目薬鼻薬が欠かせない季節になりました。


[Feb 8, 2022]


65歳まであと1ヶ月 ~せいうち日記155

65歳の誕生日まで、あと1ヶ月となった。 アーリーリタイアした時から、大きな目途は65歳だと思っていた。当時想定したとおり行かなかったことも多々あるのだけれど、ともかくも大きなトラブルなくここまで過ごしてきた。

実際65歳になると、どこがどう変わるのか、見込んでいたように年金額が増えて生活が少しでも楽になるのかは不確定で、先のことは分からない。それでも、考えられる最悪のケースは現状維持だから気が楽である。

"Hope for the best and prepare for the worst."、19世紀、ヴィクトリア女王時代の首相にして小説家であるディズレーリの言葉と言われる。「ムーミン」にも出てくるセリフだという。

準備するのは考えうる最悪の状況に対してであって、できればそれよりよい状況でありたいものだと思う。いずれにせよあと1ヶ月、生きていれば嫌でもその日はやってくる。楽しみではあるが、身構えず淡々としていたい。

1月に続いて2月も雪が積もった。今回は、千葉県は雨という予報にもかかわらず短時間で積もった。建国記念日の朝起きると、1月同様10cm以上の積雪である。

せっかくなので、久しぶりにスノーシューで歩いてみた。前回スノーシューを使ったのは2014年3月、8年前水ノ塔山に行ったときである。ブログに記録しておくと、すぐに調べることができて便利である。

8年というとずいぶん前のように感じるが、リタイアして5年半だからそれくらい経っていて不思議はない。家から15分ほど歩いた川沿いのあぜ道には積もっているだろうと思った。期待どおり積もっていたのだが、残念ながら一番乗りではなく足跡があった。

それでも、スノーシューで歩くには十分な積雪量である。ツボ足で歩くより、かなり歩きやすいだろうと思う。足の上げ方、筋肉の使い方がツボ足とは違うので、思い出しながら歩く。

スノーシューコースと違って傾斜がないし、景色もダイナミックではないが、普段散歩する場所が白一色になっているのは爽快である。往復30分ほど歩き、スノーシューを外して歩いて家に戻る。

翌12日は結婚記念日。ロスオリンピックの年に結婚したから、満38年となる。スネ肉のシチューとペサック・レオニャンのワインでお祝いする。

まだ子供が小さい頃、おねしょをするのだけれど、あまりにも気持ちよさそうなのでそのままさせておいた話をする。「30年以上前だね。これから先は、もうそんなに長く生きてないね」と奥さんが言う。

それはそうだが、順番だから仕方がない。親がすでにいないのだから、自分達だっていずれはいなくなる。

2月11日には、千葉県は雨の予報だったが雪になった。8年ぶりにスノーシューを出して、あぜ道を歩いてみた。


[Mar 10, 2022]


65歳になった。記念イベントも無事終了 ~せいうち日記156

4月8日に65歳になった。

65歳になると年金が満額出るようになるが、実際に出るのは6月以降だからまだ安心するには早い。4月年金支給日後は資金繰りが楽になるけれども、それはまた別の話だ。65歳になってすぐに何か変わる訳ではない。

とはいえ、65歳は大きな節目である。何か記念になることをしようと印西大師八十八ヶ所巡拝を企画した。誕生日前の2週間はそれでほとんど終わってしまった。忙しかったけれど、たいへん充実した2週間であった。

歩き始める前は、ニュータウン開発が行われてから40~50年近く経つし、昔のルートを歩いてもビルや住宅地ばかり見ることになるのではないかと思っていたが、そんなことはなかった。

ニュータウン地域から直線距離で500mも離れていないところでも、畑が広がり、いまなお耕作が行われている。舗装されていても車のすれ違い困難な道はいくらでもあり、その中に江戸時代から参拝された札所が点在している。

とはいえ、時代の流れには抗することは難しく、もう誰も住んでいないと思われる古い家々や、寺があったはずなのに何も残っていない札所もある。ガイドブックやスマホなしでは見つけることが難しかった場所もあった。

お大師様に65歳を迎えられたお礼を申し上げ、家族の健康、平和をお願いする。札所のあるところは他の神様仏様がいらっしゃる場所がほとんどなので、併せてお参りした。

観音様やお地蔵様、お稲荷様やお薬師様にお参りしていると、昔はみんなこうしていたんだろうと思う。病気になれば薬やお医者さんが直してくれるのが今日の常識だけれど、昔はお薬師様にお願いするしかなかった。

同様に、五穀豊穣をお稲荷様に、家内安全をお地蔵様に、心願成就を観音様に、世界平和をご不動様にお願いしてきたんだろう。昔はみんなそうやってお願いしてきたのに、今日ではお願いする人はあまりいない。

だから、私ひとりでもお参りすることで、神様も少しは寂しくなくなるんじゃないかと思った。八十八ヶ所を無事に結願して、疲れたけれどもすがすがしい気持ちになった。

暖かくなったと思ったらまた寒くなり、気候も体調も落ち着かない日が続いたが、八十八ヶ所を歩き終わったらいきなり5月並みの暖かさになった。

今年は灯油を使うのも冬物衣料をしまうのも時間がかかったが、ようやく春。何度も言うようだが、貧乏人にとって温暖化よりつらいのは地球寒冷化である。

65歳記念に印西大師八十八ヶ所巡行を企画。ちょうど桜が盛りで、行く先々で目を楽しませてくれました。


[Apr 11, 2022]

花粉症薬と間違えてロキソニンを飲む ~せいうち日記157

この間から、くしゃみがたびたび出て止まらず困っていた。花粉症の飲み薬は毎日飲んで、目薬も鼻薬も使っているのにこれである。今年の花粉症がきついとは聞かないが、天気予報で花粉は「たいへん多い」の日が続くから、そのせいだろうか。

と思っていた先日、毎朝飲む花粉症薬のラベルをふと見ると「ロキソプロフェン」と書いてある。これは、ロキソニンのジェネリックじゃないか。

花粉症薬はずっとザイザルを処方してもらっていた。長く診てもらっていた津田沼の耳鼻科のお医者さんが高齢で引退してから、糖尿病で通院している内科でお願いしていたのである。

ところが、数年前からザイザルのジェネリックが出て、そちらに切り替えることになった。ザイザルのパッケージはアルミみたいな硬質のもので、他の薬と違うので間違いようがない。ところがジェネリックだと、他の薬とよく似ている。

気づかないで10個パッケージのうちの8個飲んでいた。つまり、1週間以上花粉症薬を飲まないでロキソニンを飲んでいたことになる。そりゃ、花粉症がひどくなるはずである。

あわててちゃんとした薬と入れ替えて、その日から花粉症薬を飲む。そんなに急に効果は表れないだろうと思ったら、予想以上に効いて初日からくしゃみが出なくなった。ありがたいことである。

私の場合、杉だけでなく他の花粉にも反応が強いようで、春先から始まってゴールデンウィーク明けるまでつらい日々が続く。薬を飲めば楽になるので大したことはないといえばないのだが、薬を間違えて飲んでしまっては何にもならない。

奥さんに「ボケが始まったんじゃないの」と言われて、ちょっと落ち込んだ。糖尿病になって毎朝薬を飲むようになって四半世紀、これまで薬を間違えて飲むなんてことはなかったのに。

65歳になっていきなりこれだから、頭が変調して来ているのかもしれない。くよくよしても仕方ないけど。

このところくしゃみが止まらなくて困っていたら、花粉症薬とロキソニンを間違えて飲んでいたことが判明した。両方ともジェネリックだから似てるんだけど、いよいよボケが入ってきた?


[Apr 25, 2022]


奥さんとアウトレット ~せいうち日記158

ゴールデンウィークが終わった。働き盛りの人達が休める数少ない日々に、リタイアして年中暇な年寄りが出歩いて混み具合をひどくしては申し訳ない。連休中は家周辺でおとなしくしているのがいつものことである。

5月10日を過ぎて、奥さんとアウトレットに出かけた。普段は阿見のプレミアムアウトレットに行くことが多く、3月は賞味期限間近のフォーションのマーマレードを大量に仕入れた(9割引きだったのである)。今回は幕張の三井アウトレットである。

阿見ではなく幕張に行くのはモンベルがあるからだ。家の近くだとモンベルは幕張と柏の葉、御徒町で、みんな遠くて車も混むし、電車も1本では着かない。だから通販を使うことが多いのだが、ウェアは着ないと分からないので仕方がない。

春物のアウターと帽子、型落ちの備品を少し。奥さんもアウトレットのブラウスでぴったりなのがあったので、久しぶりに買ってあげた。年金生活に入って、なかなかこういうことはできない。

それが今回なぜできたかというと、先週のケンタッキーダービーでちょっとした穴馬券を取ったからである。

馬券を買うこと自体、年に何回かで、普段はグリーンチャンネルで中継を見るだけである。年に何回かは、これを買わないで当たったらショックが大きいだろうと思われる場合である。それでも、ほとんど外れる。

ケンタッキーダービーは米国の競馬だが、JRAでも買うことができる。しかし、そのオッズは日本だけで集計されたもので、現地の人気とかなり違う。日本馬に人気が集まりすぎて(日本馬が出ないと売らない)、実力を反映していないのである。

本命はエピセンターという馬だと思うのだが、この馬から買っても馬連でそこそこの配当がつく。相手を絞らなくても大丈夫そうである。展開不利な外枠の何頭かを外して流そうかと最初は思った。

そこで思い出したのが、今は亡き大橋巨泉の教え「穴を狙う時には総流し」である。穴馬券というものは何らかの理由で予想外の馬が来るから起きるので、理屈で相手を絞っても当たらない。だから、100円ずつ全通り買った。

結果は、直線抜け出したエピセンターを人気薄の大外枠、リッチストライクが差して、何年かぶりの穴馬券的中となった。たいへんうれしい。それもあって、奥さんにプレゼントとなったのでした。

奥さんは自分で買うつもりだったので(パートがあるので奥さんの方が可処分所得は多い)、大層喜んでくれた。もう一つ買いたかったフライパンにいいものがないのでがっかりしていると、「ニトリの方が品物が揃ってるよ」と教えてくれた。

そこで千葉ニューのニトリに行ってみると、アウトレットとは比べ物にならないくらい品物はあるし、しかも安い。チタンコートで焦げ付きにくい1人用のフライパンが1,700円で買えたので、これもまた大層うれしかったのでした。

大型連休が明けて、奥さんとアウトレットに行った。幕張のアウトレットはあまりお値打ち品はありませんが、モンベルがあるのがいいところです。


[May 16, 2022]


自律神経失調?もしや更年期? ~せいうち日記159

5月はゴールデンウィーク明けから天気の良くない日が続いた。ようやく晴れてキャンプに行ったところ、山の上は粉雪が舞うほど冷え込んだ。

そして帰ってくるといきなりの猛暑日。体が暑さに慣れるとかそれ以前に、20℃以上も寒暖差があるのでは体調が変わらない方がおかしい。そのせいかどうか、奥さんは暑くて仕方がなく私は寒くて仕方ないというおかしな状況に陥ってしまった。

暑さ寒さを普通に感じないのは、自律神経に問題があることが多い。典型的な老化現象であり。更年期障害のひとつともされている。更年期障害は女性特有の症状とされてきたが、ホルモンバランスの問題だから本来男も女もない。

翌週にコロナワクチン3回目の接種。「ファイザー・ファイザー・モデルナ」がよくなかったのか、腕がしびれてだるくなる。加えて、その後数日急に冷え込んで、体調がおかしくなってしまった。

6月に入るとすぐ冷房全開の年もあるのでそれに比べればましだが、それにしても天候不順である。そして梅雨入りの発表。しばらくはこんな天気が続くという気象庁のお言葉である。

個人的には何でも温暖化のせいにする風潮に疑問をもっていて、むしろ問題は寒冷化だと思うのだが、本当に寒いのと寒く感じるのは別の話である。温度計をみると20℃以上あって、冬ならば暖かいに違いないのだけれど、寒くて仕方がない。

特に、ヒザとか足首が冷える。もう6月半ばだというのに、長袖シャツの上にフリースを着て、ジャージーと長いソックスでヒザと足首を保護している。

60歳過ぎても、暑いより寒い方が過ごしやすいと思っていたけれど、とうとう夏の方がありがたいと感じるようになってしまった。自律神経に衰えがきているのか、あるいは更年期なのだろうか。

唯一いいことがあるとすれば、もともと寒がりで夏の方がずっといい奥さんと、体感の違いが少なくなったことである。

自律神経に衰えがきているのか、あるいは更年期か、65歳になって寒くて仕方がないと感じるようになった。


[Jun 13, 2022]


定期検診・歯医者・肺炎球菌 ~せいうち日記160

モデルナでつらい目に遭ったコロナ3回目だが、それが一段落すると医療関係の一連のイベントが待っている。市の集団検診、歯の定期検診、肺炎球菌ワクチンの接種である。

集団検診は、毎年6~7月と決まっている。家の近所の出張所では年2回しかないので、ほとんど日にちを選べない。もっとも、他に外せない用事がある訳ではない。

2週間で3つのイベントが重なってしまうが、費用的には許容範囲内だし、節制するのも一度で済ませられる。スケジュールが未完のまま片づけられないと、気になって仕方ないのは現役時代から変わらない。損な性分である。

さて、2022年はもう半分過ぎるというのに、Excelの記録をみるとほぼ毎日酒を飲んでいた。2~3日開けるのがせいぜいで、これでは検査が心配である。定期健診の10日前から、今年はじめての節制である。

途中1日くじけて飲んでしまったけれど、最後の5日間は完全休肝日で集団検診に向かう。体重は1年前と変わらず86.3kg。3年前と比べると10kg減、10年前と比べると20kg減である。血圧も正常。

コロナ以来時間予約制で、ほとんど待たないし中で滞留しない。これはいいと思っていたら、最後にどんでん返しが待っていた。採血がおそろしく下手くそなのである。

昨年も下手な看護婦で、左右両方刺されてようやく採血できた。今年はそれ以上にひどくて、右で採れず、左で採れず、困って隣のベテランに代わってもらってようやく採れた。

後から右手の止血絆創膏を外すと、赤黒く腫れあがっている。糖尿病になって以来何百回と採血しているが、こんなことは初めてである。健康づくり財団からの派遣看護婦だが、よく資格が取れたものである。

1週間経って腫れが引いて初めて気づいたのだけれど、腫れた右手には2ヶ所針の跡がある。ということは、右で2回、左で1回、計3回刺して採れずに代わってもらった訳である。ベテランは一発だったから、私より看護婦に問題があったのである。

2年続けてこの体たらくで、さすがに来年以降どうしようか考えている。いつものお医者さんは「集団検診はたいしたこと調べないから」というし、たかだか採血がちゃんとできないのに他のことができるとは考えにくい。

心電図や精密検査は普段の通院でやっているし、このご時世に短時間とはいえ年寄りが大勢集まる場所に行くのはリスクが大きい。リスク以上のメリットがあると思うから検診を受けるので、別に1000円だから得だと思って受ける訳ではない。

65歳になると、市から肺炎球菌の案内が来る。コロナと違ってちゃんと治験期間をとって確認しているし、副作用は痛いだけらしいので打っておくことにした。



集団検診の翌日は歯の定期検診。特に虫歯がある訳ではなく、4ヶ月に1度のアフターケアである。

長いこと個人経営の歯医者さんに通っていたが、何年か前から別の歯医者さんにした。歯科医が3人、歯科衛生士も3人常駐していて、設備も最新である。

ここでは、虫歯や痛みなどの緊急治療が終わっても、3~4ヶ月に一度アフターケアというか、定期的なチェックがある。歯茎の状態を検査して(歯周ポケットに針を刺すので少し痛い)、歯石取りとクリーニングをするので、すごく安心である。

被せてある歯の中が心配なので、次回X線検査しましょうと言われた。被せたのは前のお医者さんだが、誰が治療したものであっても詰め物の下は歯なので、時間が経過すれば虫歯のリスクがある。

そして、かつて保険適用の治療はアマルガム使用だったが、2016年以降保険適用でなくなっている。アマルガムに使用されている水銀が問題となったのである。

すでに半世紀以上アマルガムを使っていて今更どうということはないけれども、もし治療が必要となったらどういう治療が必要なのか、費用はどうなるのか、いろいろ心配である。

歯の定期検診から10日開けて、糖尿病の通院検査と肺炎球菌の予防接種。今回最後のイベントである。かかりつけのお医者さんで肺炎球菌接種をやっていて、「(糖尿病の)通院のとき一緒でいいですよ」と言われたので、そうすることにした。

肺炎球菌を打つべきかどうかは、正直言ってよく分からない。けれど奥さんによると、お知り合いの人達は全員打っているので、打った方がいいと言う。65歳から5年おきで、長年やってるので安全性には問題なさそうだ。副作用は痛いだけということである。

肺炎球菌ワクチンの前に検査である。体重は87.0kgで集団検診とたいして変わらないが、かれこれ3週間にわたる節制の甲斐あって、血糖値が食後2時間で70台というとてつもない数字が出た。

速報値なので検査機関で調べると若干誤差があるかもしれないが、70台というのは糖尿病になる前の数字である。しかも、いま飲んでいるのは高脂血症の薬だけで、血糖値を下げる薬は飲んでいない。

糖質制限の効果が如実に出ているようで、たいへん気をよくした。そのせいか、肺炎球菌ワクチンはモデルナ3回目の時のようなことにならず、腕が上がらなくなることもなく無事に済んだ。ありがたいことである。

65歳だからもう立派な高齢者、普通に勤めていても定年を迎える年齢である。アーリーリタイアとかいってる間にそんな歳になっていた。無事に検診を受けられただけで、よしとしなくてはならないだろう。結果は1ヶ月くらい後に出る。

コロナに続いて肺炎球菌ワクチンも接種。モデルナのように副作用もなく、腕が上がらなくなることさえなかったので、たいへんよかった。


[Jul 21, 2022]

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