2020年秋、長年患ってきた糖尿病や、老化に伴う諸症状の改善のため糖質制限を始めました。
再開5ヶ月 カミソリの日光消毒で皮膚症状改善 %nbsp; 再開6ヶ月 アルコール含有量を気にする
再開7ヶ月 世の中が私に追いついてきた 再開8ヶ月 90kgを下回って1年過ごした
糖質制限再開3ヶ月 甘いものを控える
昨年9月に帯状疱疹になってしまい、しばらく中断を余儀なくされた糖質制限、1月で再開3ヶ月となった。
月間の最高体重が89.4kg、最低体重が87.4kg。糖質制限前の100kg超と比べると10kg以上絞れているけれど、12月と比べるとそれぞれ1kgほど増えてしまっている。
もちろん大きかったのは年末年始のご馳走だけれど、昨年の正月はリバウンドからすみやかに戻ったのに、今年は増えた分がなかなか戻らない。雪が降ったり風が強かったりして外出しにくい日が続いたこともあるが、体重計に乗るのが少し憂うつである。
前に書いたことがあるけれども、ダイエットには減り期と停滞期があって、停滞期にはいくらがんばっても落ちない。減り期には特に何もしなくても1kg2kgと落ちるのだけれど、停滞期にくじけるからダイエットは長続きしないのだ。
増えたとはいっても、糖質制限前より10kg以上、昨年の正月と比べても4~5kg絞れているから、くよくよしないで続けるしかない。幸い、検査数値も改善しているのである。
その検査数値だが、1月に戻ってきた12月の結果はというと、血糖値が80、ヘモグロビンA1cが5.6で、ともに11月から引き続き正常範囲内である。お医者さんも、「毎月検査しなくていいかなあ」と言うくらいである。
まあ、血糖値80は出来すぎで、通院前後の一時的節制が効いているのだろうけれど、ヘモグロビンA1cは付け焼刃の対策は反映しないとされている。
9月に帯状疱疹になり、しばらく糖質制限を休んでいたので数値に出るとしたら今回だったのだが、心配したようにはならなかった。ということは、体重が100kgになるから糖尿病になったので、90kg以下に抑えていれば健康でいられたということである。
あと2、3kg落とさないと帯状疱疹前の最軽量には届かないのだけれど、それほど神経質に考える必要はないのかもしれない。
先月の検査結果は、血糖値80、ヘモグロビンA1c5.6と引き続き正常値。帯状疱疹以来体重は少し増えているものの、検査数値は悪くなっていない。
さて、自分では引き続き糖質制限をがんばっていると思っていたのだが、はたからみるとそうでもなかったらしい。「体重が落ちないなあ」とつぶやくと、奥さんが「首の後ろあたり、少し太ってきたよ」と言うのである。
「最近、部屋から下りてくると冷凍庫開けてアイスばっかり食べてるでしょ。そういうのが響いてるんだと思うよ。」
なるほど、年末年始に食べ過ぎたことだけが体重増の原因ではなかったらしい。言われてみて改めて振り返ると、当初はチーズやナッツしかおやつにしなかったのだけれど、このところそれらを買っていない。
代わりに間食しているのが、アイスである。昔エスキモーアイスと言っていた、森永のピノ。1粒当りの糖質は3g程度で、3つ食べても10gにしかならない。近くの安売り店で24粒セット300いくらで買うことができる。
何といってもアイスはおいしいから、ついつい食べてしまう。カマンベールチーズの切れてるタイプ1個の糖質は1g以下だから全然違う。1g食べるところを10g食べていれば、10gはあっという間に100gである。
これはいけない、と改めて反省。江部先生のおっしゃることは糖質制限開始当時は忠実に守っていたのだけれど、体重が順調に落ちるとともにそれほど厳格にやっていなかった。
とりあえず、しばらくアイスを買うのはやめて、1年前と同じようにできるだけ間食はせず、がまんできなければチーズやナッツなど糖質のほとんど含まれないものにしようと決心した。
そういえば、1年前にはチーズをほとんど毎週買っていて、すぐにおカネがなくなると思っていたのだった。カマンベールの切れてるタイプは税込みで500円近くする。今年に入ってから、まだ1回しか買っていない。
ナッツも1袋換算で100円くらいするので、慣れるにしたがって「もったいない」が先になってしまっていた。目先のおカネよりも長期的には健康が大事。体重の増減よりも食生活の改善こそが主目的なのである。
最初の頃は江部先生の教えを忠実に守っていたのだが、さいきんいい加減になっていたと反省。まずは、甘いものを控えて間食はチーズ、ナッツ類にするつもりです。
間食にアイスを食べ過ぎることに加えて、最近意識が足りなかったのはお酒の時にたべるおつまみが多すぎたということである。
アルコール自体に含まれる糖質は知れていて、日本酒2合でも白飯をお碗に半分くらい。ワインやビールはもっと少ないし、最近は糖質0とか糖類0のアルコールも増えている。
だから、夕飯の時に少々お酒を飲むくらいでは糖質制限に響くことはない。普通に豆腐とか野菜とか、少々のお肉お魚を食べているならそれほど問題ではないはずなのである。
お酒が入るとおつまみということになる。定番なのは、ロカボマークのついているアマゾンのミックスナッツとでん六のノンシュガーチョコ。ナッツ1袋が糖質4g、チョコが4.6gだから、これもそれほどの問題にはならない。
ところが、飲んで愉快になると、どうしてもそれだけでは収まらないのである。60円くらいで安売りしているブルボンのアルフォートや不二家のルックといったチョコレートをまとめ買いしてあるので、それを出してということになる。1箱で30g以上の糖質である。これはいけない。
根が貧乏なものだから、1袋100円よりも1箱70円を選んでしまうのだが、糖質は7~8倍である。おカネがかかるなら控えればいいのだけれど、安いものを買って節約しようなどと考えるからよくないのである。
乾き物だけでは寂しいので、この頃は冷凍食品をチンして加えることもある。ソースカツとかイカ天、ミニハンバーグなどおつまみ系はたくさん売っているし、200円以内で買える。魚や肉にはそれほど糖質はないが、衣や味付けにたくさんある。1袋30gくらいは覚悟しなければならない。
そんなこんなで、アルコールだけなら知れている糖質が、おつまみを加えることであっと言う間に50g60g、まずくすると100gくらいにはなっているかもしれない。1日の許容量を晩酌のみでオーバーしている計算になる。
これでは、体重が減らないのも当り前である。目的と手段を間違えないようにとはいっても、これでは糖質制限にならないのである。
糖質制限3ヶ月を迎えて、初心に戻って改めて糖質をできるだけ控えることを徹底しなくてはならない。少なくとも、加工食品やロカボマークのついていないナッツやチョコ、アイスなどは極力控えるべきであろう。白米、食パン、ラーメンだけをやめればいいという話ではないのである。
アルコール自体にはそれほど糖質は含まれないのだが、おつまみには糖質を多く含むものがかなりある。飲んで愉快になると抑えがきかなくなるので、余計具合が悪い。
糖質制限を始めて1年余り、再開してから3ヶ月。ウェイトは帯状疱疹で中断する前より3kgほど増えているものの、体調としては悪くない。
肌の調子は一進一退であるが、それほど悪くなったということはない。午後9時前後には床につくのに、寝つきはたいへんいい。夜中のトイレで目が覚めてそのまま眠れないことがたまにあるけれども、それも月に1、2度である。
糖質制限開始前には老化に伴うと思われるいろいろな不調があり、サプリメントも次々と増やしてしたことを考えると、少なくとも昨年、一昨年より悪くなっていないのは、効果があったと考えていいのではないかと思う。
というのは、老化というのはこれまでできたことができなくなる一連の過程だから、現状を維持しただけでも相当の達成である。増えたとはいっても糖質制限開始前より10kg絞れているし、糖尿病薬を飲まないで済むようになった。
老化が如実に現れるのは「目・耳・歯」とよく言われる。歯に関しては、いま通っている歯医者が4ヶ月ごとのメンテナンスで、検査とクリーニングをしてくれるので助かっている。一時期歯については心配な時期もあったのだが、いまのところ大きな問題はない。
耳は確実に遠くなっているようで、奥さんから「TVの音量が大きい」と指摘される。とはいえ、TVを見ること自体ほとんどないし、通勤がないのでイヤホンで音楽を聴くこともない。大声になるのは耳が遠いせいだが、家の外で話すことはほとんどない。
唯一気になって、糖質制限後も確実に悪くなっているのは目である。
奥さんは私より3歳若いのでそれほどでもないようだが、夜中暗い場所での見え方がかなり悪くなっている。特に左目がよくなくて、右目をつぶると何も見えなかったりする。夜中以外ではそれほど支障ないのだが。
本を読んでいても右目と左目の見え方がどんどん違ってきている。近視がひどくなったというより老眼が進んだようで、最近ではメガネを外して読んでいる。ときどき気が付くと、片目をつぶって読んでいたりする。
だったらいつも外していられればいいのだけれど、外を歩くときや運転する時はメガネを外すと何も見えない。不自由なものである。
歳をとるとはこういうことだろうとは思うが、頭で分かっても気持ちが納得できないのは仕方がない。現状維持は、それだけで達成なのである。ほんとに。
[Feb 26, 2022]
最近は視力表を見なくても検査できるみたいですが、運転免許の書き換えとかはいまでもこれですね。
糖質制限再開4ヶ月 HbA1c糖尿病薬なしでも5.9
糖質制限を再開して4ヶ月が経過した。2月の最高体重が89.8kg、最低体重が87.2kg。1月と比べると最高体重が増えて最低体重は変わらない。一進一退という印象である。
2月には結婚記念日というイベントがあり、食べたり飲んだりはある程度仕方がない(前夜祭とか当日とかやっているので)。とはいえ、年末年始と比べると日数も食べる量も違うはずなのに、わずか0.4kgとはいえ最高体重が増えたのはどうしたことだろう。
帯状疱疹の前と後で、食事の内容とか飲む酒の量はほとんど変わらない。休肝日などは増えているくらいで、昨年は2日に1回平均で飲んでいたところ、最近では3日に2日アルコール抜きである。
この解釈には2通りの考え方がある。ひとつは、ある程度まで落ちたところからさらに絞るには、いままでと同じペースでは不十分という考え方である。
体内の細胞も環境に適応するので、糖質制限を始めてしばらくはいままでになかった状況に驚いて皮下脂肪も内臓脂肪も減らしてエネルギーを確保しようとするけれども、1年も続けるとそれが当り前になり、それに応じた体の働きとなる。
だから、同じ量の糖質、たんぱく質、脂肪が入ってきたとしてもそれを有効活用して、消費エネルギーを減らし皮下脂肪・内臓脂肪に蓄えることが可能となっているのではないだろうか。
家計に例えれば、収入が減っても生活をダウンサイジングし、支出を減らして貯蓄に回すようなことである。貯蓄は増えた方がいいけれども、内臓脂肪が増えるのはよろしくない。
もうひとつの考え方は、変わらず取り組んでいるように錯覚しているけれども、実はルーズになっていて、思わず知らず糖質を多く摂ってしまっている可能性である。これもまた、否定できない。
例えば、いただきもののお菓子やご飯類(お赤飯とか)などは、糖質制限開始当初は厳しくお断わりしていたのだけれど、奥さんだけでは食べきれない量だったりすると食べてしまう。これが響いているのかもしれない。
2月の通院時に、前回採血した血液検査の結果が返ってきた。血液検査は毎回やっているが、いつもは血糖値とヘモグロビンA1cだけで、半年に一度詳しく調べる。20年前の糖尿病発症以来のルーティーンである。
おかげで、ヒジの内側の血管が固くなってしまって、注射針を刺してもなかなか血が取れない。何年か前に左腕が刺さらなくなって、右腕から取るようにしているが、それでも看護婦さんはかなり苦労している。
結果はというと、上から下まで検査した項目すべて正常範囲内で問題なかった。これは、糖尿病以前の成人病検診を含めて過去三十年来初めてのことである。
糖質制限開始後でも、昨年1月は尿素窒素の数値が極端にオーバーしていたし、血糖値も正常範囲より高かった。昨年7月も尿素窒素で少しオーバーしていたのだけれど、今回はそれも正常に戻り、指摘事項なしというすばらしい結果であった。
昨年1月に25.2、7月でも22.6と正常範囲よりかなり高かった尿素窒素は、今回は19.8と通常に戻った。まあ、これについては帯状疱疹の検査で18.6に落ちていたので、あまり心配していなかった。
尿素窒素と同様、糖質制限(高たんぱく食)の影響で数値が上がっていたコレステロール関係も、総コレステロールが168から153、LDLが92から78とそれぞれ以前の水準に戻っている。体が糖質制限食に適応してきたということだろう。
中性脂肪(トリグリセロイド)は81と引き続き良好。糖質制限以前は、この数字が150以下にはなかなか落ちなくて、それが皮下脂肪となり内臓脂肪となっていたのである。今の体重を維持できれば、中性脂肪も増えないで済むかもしれない。
一方で、血糖値は104で落ち着いているものの、ヘモグロビンA1cは7月の5.3から5.9に増えた。
これはよくない傾向なのだが、この半年に、わずかに残っていた糖尿病薬を飲まなくなったことが影響しているかもしれない。あるいは、年末年始のご馳走が効いているのか、あるいは帯状疱疹後の体重微増が響いた可能性もある。
いずれにしても、正常範囲内にはぎりぎり残っている。この歳になれば、現状維持は達成である。少し悪くなったとしても、正常範囲にとどまっていることを喜びたい。
GOT25、GPT21、γ-GTP38と、肝機能関係の数値は引き続き問題なし。かつて、軒並み100を超えていたことを考えると、嘘のようである。あのまま深酒を続けていれば、少なくとも肝機能障害、悪くするとアル中が待っていたことは疑いなく、危ないところから何とか戻ってきたという感じである。
2022年1月の検査結果は、指摘事項なし。成人病検診を受けるようになって三十年、すべて正常範囲内にとどまったことは記憶にない。
糖質制限の食事メニューで、最近変わってきたのは昼食である。
朝晩は奥さんが作ってくれる。朝食はブラン(ふすま)パン、サラダなどのワンプレート、ヨーグルト、コーヒー。夕食は主食抜きの肉とか魚、鶏である。最初の頃はごはん抜きでさばの文化干とか食べにくかったけれど、最近は慣れた。
昼食は、奥さんがパートでいない日もあるので、「各自」が家のルールである。糖質制限前はレトルトカレーライス、ラーメンや前日の残り物で済ませてきたのだが、糖質制限後はライス抜きのレトルトカレー、グラノーラ、糖質0麺、インスタントスンドゥブを日替わりで食べていた。
ところが、1年くらい食べ続けてきて、糖質0麺とスンドゥブにかなり飽きてしまった。両方とも味気ないし(仕方ないが)、人工的な味があまりよくないように思えるのである。
WEBで探すと、外で働く人達向けにコンビニで調達できる糖質制限のお昼メニューというのがある。メニュー的には参考になるけれども、あれを実際に買うとなると1食400~500円かかってしまう。お昼だけでそんなには出せない。
経費面と糖質面の制約を両立させるために、野菜と肉・魚という初心に戻ったメニューに取り組んでみた。なんだか「なおよキッチン」みたいである。
メインは肉か魚。日替わりで、豚・鶏・魚と代えている。残り物の野菜を適当にお皿に盛って、焼いた肉か缶詰の魚を乗せる。とりあえず第一弾として、豚肉みそ漬け、豚バラ肉、鶏ムネ肉を買ってきて小分けして冷凍保存している。
グラノーラとカレーの日もあるので、ようやく2周目に入った。第一印象としては、意外と腹持ちがいいようなので、手間をかけただけのことはありそうである。
平均すると、1食の値段は150円くらいで、糖質0麺やスンドゥブと変わらない。その分手間がかかるのと洗い物が増えるのが面倒だが、手間をかけておカネをかけないのが年金生活の本筋である。
ただ、そのくらいの値段だと国産という訳にはいかないのが難しいところである。缶詰は値段にかかわらずそうだから仕方ないが、当節だからロシア産は避けたいところである。肉類はアメリカ、オーストラリアで仕方ないだろう。
[Mar 26, 2022]
昼食メニューのうち、糖質0麺、スンドゥブにちょっと飽きたのでマイナーチェンジ。野菜に肉とか魚を載せたワンプレートに。前の日の残り物で工夫すると、結構安く済む。
糖質制限再開5ヶ月 カミソリの日光消毒で皮膚症状改善
糖質制限を再開して5ヶ月が経過した。
半年前には帯状疱疹でかなりつらい思いをしたのだが、ずいぶん昔のことのように感じる。後遺症としては、時折歯の奥が痛くなるのだが、どこの歯という訳ではないので多分神経なのだろう。
3月の最高体重は89.4kg、最低体重は87.4kgで、2月とほとんど変わらない(0.2kgの増減である)。もう65歳だから、現状維持は達成だと思うようにしている。実際、1年前よりも減っているから、効果が出ないと苦にすることもない。
3月後半は65歳イベントの「印西大師八十八ヶ所巡拝」の準備と本番で、普段よりも遠くまで歩くようになり運動量も増えた。にもかかわらず体重は変わらない。
奥さんには、「よく2万歩も3万歩も歩いて、体重落ちないね」と言われる。スポーツジムに通っている時痛感したのだけれど、運動量と体重はほとんど関係がないのだ。
四国お遍路をしていた頃には、1日に4万歩5万歩、それも連日雨の中を歩くハードな日程だったのに、帰ってきても全然体重は減っていなかった。まあ、あの頃は歩きながらコーラ500mlを一気飲みしていたのだが。
現在は、朝はふすまパン、夕飯はおかずのみで主食抜きである。だから、糖質の出入りで考えると消費量の方が多くて不思議ないのだが、体重が減らないということは糖質の摂取と消費が見合っているということであろう。
糖質制限を始めた当時は、山歩きをしたりハードな運動をする場合は糖質の摂取はやむを得ないと考えていたが(カーボローディングである)、そんなことをしなくてもほとんど影響ないことも分かってきた。
Amazon Primeで最近よく見ているビデオに"LIFE BELOW ZERO"がある。アラスカで狩猟生活をしている人達のドキュメンタリーなのだが、彼らのエネルギー源はたんぱく質と脂肪だけで、炭水化物、糖質をほとんど摂っていない。
にもかかわらず、獲物(トナカイやヘラ鹿、サケなどの魚、ライチョウもよく食べる)を求めて何kmも山河を歩いたり、時には雪と氷の中を山に登ったりする。カーボローディングなどという甘ったるいことは誰も言わないのだ。
糖質制限も再開5ヶ月を迎えた。白飯・食パン・ラーメンを避けることはずっと続けている。体重の減少は止まったが、現状維持が達成と思うようにしている。
体重はほとんど変わらないのだが、先月目立って改善したのが皮膚症状である。
ここ数年、口周辺の肌荒れがひどくなっていた。そのことが、糖質制限を始める大きなきっかけの一つであった。コロナ騒ぎでマスク着用がほぼ義務化されてから、特にそう感じた。
しかし、糖質制限で10kg以上体重を落としてからも、肌荒れは一進一退で大きな改善は見られなかった。これは、一種の接触皮膚炎で、マスクを着けている間はよくならないのかと思っていた。
気になったので、WEBでいろいろ調べてみた。すると、気になる記事を見つけた。男の口周辺の肌荒れの一番の原因はひげ剃りで、深剃りなどによって悪くなることがたいへん多いという。
だから、カミソリの消毒をよく行うことが症状改善の決め手であるらしい。言われてみると、私の場合は5枚刃なので使い捨てにはしていない(もったいない)。よく洗って日光消毒して、何度か同じ刃を使っている。
しかし、細菌やウイルスなどが刃に残っているとしたら、同じ刃を使って何度も剃るのはよろしくない。とはいえ、使い捨ての1枚刃では剃り心地がよくない。何か手段はないだろうか。
そこで思いついたのが、使用後に水洗いするだけでなく、アルコール消毒をすることである。幸い、コロナ以降手頃な大きさのアルコールスプレーがどこのドラッグストアにも置いてあるし、値段もさほど高くない。とりあえずやってみよう。
ということで、毎日アルコール消毒をしたところ、目立って症状が改善したのである。こんな簡単なことだったのかとかえってびっくりした。
糖質制限をゆるめて甘いものを食べた翌日とか、また悪くなっている日もあるので、消毒だけでなく糖質制限も有効であることは確かなようである。とはいえ、アルコール消毒の効果はまさに劇的である。
世の中に抗菌・除菌の商品はあふれかえっており、そんなことをしても効果がないとか、体内に備わっている抵抗力を弱めるという指摘もあるのだけれど、実際に体験してみるとやっぱり消毒は大切なのである。
医療の歴史で、手術の際に医師・看護師や機器・用具をきちんと消毒することによって、劇的に死亡率が下がり、安全に手術できるようになったというのは有名な話である。
よく考えると、時に出血することもあるヒゲ剃りの際にカミソリをきちんと消毒するのは、医療機器を消毒するのと同じことである。
1枚400~500円する5枚刃カミソリの取扱説明には「よく洗って水を切り、お子様の手の届かないところに保管して」くれというだけで、消毒しろとは一言も書いてない。シックもジレットも、カミソリで肌がかぶれることを想定していないのだろうか。
[Apr 21, 2022]
カミソリの刃を使用後アルコール消毒するようにしたところ、皮膚症状がかなり改善した。
糖質制限再開6ヶ月 アルコール含有量を気にする
糖質制限を再開して6ヵ月が経過した。4月の最高体重は89.5kg、最低体重は86.9kgで、3月と比べると最高体重は変わらないが最低体重は0.5kg絞ることができた。何よりのことである。
同じように糖質制限に取り組んでいるつもりなのに、2022年になって体重が減らなくなった。4月の86.9kgは今年になってからの最低体重でもあって、帯状疱疹前の最低体重まであと1.8kgである。
何度か書いたけれど、体重の減少は結果であって目的ではない。糖質制限で食事を適正な栄養補給に改め、老化に伴うさまざまな不具合を少なくしようという目的なのである。それでも、体重が減るのは励みになる。
3月から4月にかけて、65歳記念イベントとして地元印西市の印西大師八十八ヶ所の歩き遍路をした。1日に3万から4万歩歩いたのは結構な運動量のはずなのだが、それほど体重は減らなかった。
天気が悪ければ出ないので、毎日歩き続ける訳ではない。四国に行ってしまうと、予約のある宿までどうしても歩かなければならないので、距離も長くなるし精神的負担も大きい。雨でも風でも、歩かなければならない。休む場所だっていつもあるとは限らない。
あの頃を思い出すと、天気の安定した時期を選んでいるにもかかわらず、1週間ずっと雨という時もあったし、季節外れの台風で予定を繰り上げて帰ったこともあった。そういうハードな日程にもかかわらず、体重は減らなかったのである。
午前8時に出発して、午後5時頃帰るという時間帯も、お四国に比べるとゆるかったことは間違いない。午前6時とか7時、もっと早くて5時なんてこともあった。終了時間は同じくらいだが、洗濯とか荷物整理とかに時間を取られて、お風呂と夕飯の後はほとんど寝るばかりであった。
当時は1日に5万歩とか6万歩、40km近く歩いた日もあったことを思うと、わずか5年足らずの間にも確実に体は衰えている。60歳と65歳はそれだけ違うということかもしれない。
いまはコロナで難しいけれど、落ち着いたら四国お遍路の逆打ちをしたいと思っている。逆回りで違う景色が見えるはずだし、別格二十でまだお参りしていないお寺もある。順回りで今も歩いているお大師様に会えるかもしれない。
そのためにも気をつけなければならないのは健康管理。体重の増減だけでなく、老化の影響をできるだけ少なくすることが大切だろう。
四国歩き遍路を結願してから、2年半経った。今回市内の八十八ヶ所を歩いて、60歳から65歳になって体力が落ちていることを実感。できるだけ老化を抑えて、コロナが落ち着いたらお四国逆打ちをしたいものです。
糖質制限開始から約1年半経過して、少し気になっていることがある。
酒を飲む日も量も以前より格段に減っていることは自覚していたのだが、酒を飲むと夜中のトイレが近いし、眠りも浅い。歳とともに、確実に体調に響くようになってきたのである。
飲み始めて半世紀、二日酔いで苦しんだことは数限りなくあるけれども、飲んでいるまさにその時「飲むと体がつらいからなあ」と思うことはなかった。それが、最近は思わない日がないのである。
そもそも体にアルコールを消化する酵素がない人は、どうやっても体内で酒を分解できないので、酒を飲みたいとは思わないと聞く。縄文人はもれなく飲めるが、弥生人はほぼ飲めない。
酵素がある人でも消化能力に差があり、それが酒量の差になる。酒を飲める飲めないに男らしいとか豪放磊落とかまったく関係なく、遺伝的に受け継がれた体質がすべてである。
幸いに、自分の体内にはその酵素が十分あるようなので、酒が飲めてたいへんよかったと思ってきた。何とか会社勤めをやってこれたのも、酒が飲めたという要素がかなり大きかったように思う。
ところが、リタイアして約5年、付き合い酒もまったくなくなって、今頃になって酒が飲めなくなってきたのである。世間一般ではそういう苦労を若い頃からしている人も多いはずだが、自分の身になると格別のものがある。
いまのところ、ビール1本とチューハイ1本くらい、アルコールにして35~40gくらいはまだ大丈夫だけれど、ワインを奥さんとボトル1本開けたついでにチューハイを少し飲むと(アルコール量60gくらいか?)体調に響く。
だから、アルコール度数9%のチューハイの方が安いのだが、度数の低いものの方がいいなどと思ってしまう昨今である。おカネがなくて買えないことはもちろんあったけれど、飲めなくて買えないというのは65歳になって初めてかもしれない。
じゃあ飲まなければいいかというと、起きている間は飲まないと物足りない。いらいらするくらいなら一杯飲んで寝た方が精神衛生上いいように思うのだけれど、奥さんに「夜8時過ぎたらダメ」と厳しく制止される。2~3日に一度飲むと、今度は体調が心配になる。
いろいろ本を読むと、80になっても90になっても飲める人は飲めるみたいである。うらやましいと思う半面、おカネもないしこれでいいかもしれないと考えてしまうのは、寂しいことだろうか。
酒の糖質量ばかり気にしてきたが、最近はアルコール含有量を気にするようになった。歳とともに肝臓の処理能力が低下していることを実感する。
前回、酒を飲まない方が体調がいいという記事を書いたので、関連して。
毎日の体重や血圧、体調をExcelで管理するようになって10年以上経つが、その中に酒に関する項目も入っている。前日に飲んだ酒の量や種類で、量は「+」から「+++」までの三段階に分けている。
休肝日を週に何日かきちんと作ることを目的として始めたもので、週2~3日は飲まないようにと記録してきたものだが、最近では飲む日は週2~3日、残り4~5日が休肝日になっている。
それは大変いいことなのだが、飲む日を少なくすると、飲める日には飲んでおこうと思ってしまうのがよくない。妙なところで意地汚いのだろうか。
前回書いたように最近飲み過ぎるとてきめんに体調が悪くなる。夜中眠れなくなるし、翌日も体がだるい。休肝日を多くすることはもちろんだが、飲む量を減らすことも大切と感じるようになった。
若い頃から酒は比較的強かったので、アルコールの度数とか含有量に注意を払うことは全くなかった。しかし、65歳過ぎてようやく、アルコールの処理可能量を超えて飲むのはよくない気がしてきた。
ということで、近頃はアルコール含有量を注意するようにしている。普段の記録で「+」にしているのはビール350ccを1本か2本。アルコール度数5.5%として、700×0.055=38.5gである(厳密にいうと、アルコールの比重は1より小さいので、もっと少ない)。
このくらいの量だと体調に響くことは全くない。ところが「++」だと、奥さんとワイン1本がそれに加わる。ワインの度数は15%前後。720ccの半分飲むとして、360×0.15=54g、ビールと合計して90g、実際には100gを超えていると思われる。
アルコールの処理量は一般的に1時間当たり体重×0.1gとされる。私の場合は約9gということになり、午後6時までに飲めば翌朝まで酒は残らない計算になるのだけれど、歳とともにこの処理がおぼつかなくなってきているようだ。
「+」とか「++」とかあいまいな基準ではなくて、もう少し精密に管理しなければならないのかもしれない。ということで、最近はアルコール含有量を概算してExcelに入力するようにした。
飲んだ後に本を読んだり将棋をしたりできるようであれば、体調に響くことはほとんどない。その量の上限はいまのところアルコール50g、従来の「+」を少し上回る程度である。
それ以上飲まなければ休肝日を減らしても構わないのかどうか、試行錯誤しているところである。
[May 28, 2022]
糖質制限再開7ヶ月 糖質制限、世の中が私に追いついてきた
糖質制限は再開して7ヶ月が経過した。5月の最高体重は89.6kgと変わらなかったが、最低体重は86.2kgと4月よりさらに0.7kg減少し、2022年の最低体重を更新することができた。
とはいっても、この体重はキャンプ山行から帰った翌朝のもので、キャンプでは食材をあまり持っていけなかったので、3日間粗食で過ごした。実際、帰ってから栄養補給したら再び90kg近くにまでリバウンドしてしまった。
キャンプの翌週は背中と肩が痛くて(久しぶりにテント装備を持って登った)、それがようやく治ったらモデルナワクチンを打って副作用が出た。
奥さんに「こうやって具合が悪いと、健康の大切さが身にしみるね」と話したのだが、糖尿病や肝機能はよほど悪くならないと症状は出ない。普段はそれほど痛かったりつらかったりしないので、ちょっとのことでたいへんつらい思いをする。
奥さんには、「世の中には病気でつらい人がいるのだから、少しはそういう人の身になれってことだね」と返された。奥さんによると、たいていの人はどこか痛いし、多少の痛みはがまんする。あんたは少々痛いだけで大騒ぎするそうである。
最近、スーパーで品物をみて歩くと、以前よりも糖質制限製品が増えている。ようやく世の中が、私に追いついてきたようである。特に目立つのはパン類で、糖質40%OFFとかの製品を、どこのスーパーでも置くようになった。
正直なところ、糖質制限をちゃんとやるにはお米やパンを絶つことがもっとも効果的と思うのだが、ライトファンというか、パンは食べたいが糖質の多いのもよくない、少しでも健康にいいものを、ということなのだろう。
どういう趣旨にせよ糖質制限製品が増えることは私にとっても好ましいことだが、個人的には必ずしも糖質制限製品を多く買っている訳ではない。それよりも、白米・食パン・うどん・ラーメンなどを摂らない方が簡単で効果的だからである。
糖質0麺は1年続けていたが、最近買っていない。糖質36%OFFのへるしごはんも、一度買っただけでやめてしまった。毎日食べ続けるとあきるし、第一おいしくないのである。
ごはんなしのカレーだけにすれば糖質100%OFFであるし、あえて麺類を食べる必要はない。糖質OFFの食品を摂るよりも、糖質の多い白米・食パン・ラーメン・うどん以外で食事する方が面倒がない。
糖質制限の製品はどこのスーパーにも置いてあるようになったが、私自身は最近あまり買っていない。糖質の多いものは食べない方が簡単で効果的だと思うからである。
糖質制限を始めて約2年、再開してから7ヶ月経つが、その間全く食べなくなった炭水化物は、うどんとラーメンである。
糖質からするとそばも大して変わらないのだけれど、どうしてもざるそばを食べたくなる日もある。一方で、うどんがどうしても食べたいとかラーメンが恋しいという気分にならないから不思議である。
したがって、冷やし中華もみそラーメンも、カップヌードルもどん兵衛も2年間全く食べていない。別に、どうしても食べたくて食べていた訳ではないのである。
四国お遍路もその前に終わったし、九州・沖縄もリタイア以来行っていない。とんこつラーメンやそーきそばの店が近くにあって食べられないのは悲しいが、丸亀製麺くらいであればがまんできる。
(話は変わるが、四国のいろんな店でうどんを食べたけれど、私の口には関東圏の丸亀製麺の方がおいしく感じる。味付けを替えているのだろうか?)
一方で、白米と食パンはたまに口にする。外食の場合白飯が付いてくるのが普通で、残すのはどうしても抵抗がある。小盛りが注文できるときはそうするが、でなければ食べてしまう方が精神的負担が少ない。
それでも、外食することなど1ヶ月に1度あるかないかだから、まあ大勢に影響はない。それより多いのは、奥さんがいただいてくるお土産で、混ぜご飯とかお稲荷さんが結構多いのである。
奥さん一人で食べるには量が多いし、先様だってわざわざ二人分用意しているのだろう。そう考えると、自分のこだわりで好意を無にするのは心苦しい。もちろん。腐らせたり捨てたりするのは論外である。
食パンについては、糖質制限の最初からブランパンは食べているので、大切なのは量をとらないことだと分かっている。だから、奥さんが買ってくる食パンの耳のところとかいただくこともある。
そんな具合で、あちこち抜け穴だらけの糖質制限ではあるが、うどん・ラーメン・白米・食パンなどを極力食べないことで、上下あるもののピーク時から15kg減で1年以上過ごしてきた。
糖尿病治療薬もやめて半年、いま飲んでいるのは肝機能のお薬だけである。検査の回数も減った。これから6~7月にかけて、その検査がやってくる。例によって検査前には、節酒節食で普段以上に厳密な糖質制限を行うつもりである。
[Jun 18, 2022]
糖質制限再開8ヶ月 90kgを下回って1年過ごした
6月末で糖質制限を再開して8ヶ月が経過した。
6月の最高体重は88.5kgで前月より1.1kg減、最低体重は86.6kgで0.4kg増だった。5月はキャンプに食糧をあまり持たずに行ったせいで一気に減ったから、この程度で抑えられたのは悪くない数字である。
Excelの数字をみると、ちょうど1年前の体重と同じくらいになっている。つまり、今の体重で1年過ごしているということである。これは私にとって、かなり大きな達成である。
というのは、いまから29年前のダイエットの時、やはり85kgまで落としたのだけれど、その時は半年かそこらでリバウンドしたからである。
もともと、ダイエットの動機が転職の際に健康診断で落ちないことだったから、無事転職を果たしてからは、すぐにそれまでの生活に戻ってしまった。当時のサラリーマンに酒席抜きはありえないから、やむを得ないことではあった。
いまのように、糖質制限のノウハウに基づいてダイエットした訳ではなく、ひたすら食事を減らし運動して体を絞った。「あしたのジョー」の力石と同じである。試合が終わればリバウンドするのは、ガッツ石松と一緒である。
まだ成人病検診を受ける年齢ではなかったので、当時の記録は残っていないのだけれど、2年後にはプラス10kg、5年後にはさらにプラス15kgで、糖尿病への道をまっしぐらに突き進んだのであった。
10kg増えたダイエット2年後の検診結果をみると、コレステロールと中性脂肪こそ高めだけれど、GOTやGTP、血糖値やヘモグロビンA1cにも問題はない。もちろん若いということもあったけれど、95kgくらいまでは症状は出なかったのである。
その時糖質制限を知っていれば、糖質をできるだけ摂らないことでそれほど極端にリバウンドしなかっただろうし、現にいまの私は1年持っている。だが、残念なことに知らなかった。当時、江部先生はすでに糖質制限を提唱していたのに。
約30年経っていまの状況はというと、85kgまで減らして1年経過し、増えたのは1~2kgである。若かりし頃のダイエットは結果的に長続きしなかったけれど、今回は1年間ほとんど変わらないウェイトを維持している。
人間ドックの記録が残っている40代以降では、90kgを下回って1年過ごしたのはもちろん初めてである。というよりも、体重が急激に増え始めた20代後半以降、初めてのことではないだろうか。
理屈が分かるということは、効果もきちんと出るということなのである。糖質制限を知ることができて、本当によかったと思っている。
1993年、36歳のときの人間ドック記録。当時の体重85.2kgから、半年あまりでリバウンドしたのに対し、今回は1年経ってもほぼ同じ体重を維持している。
いまの体重でまる1年過ごしたというのは、人間ドックの記録では初めてのことだし、20代半ばで太り始めて以来初めてではないだろうかというところまで書いた。
江部先生はじめ糖質制限を奨励する先生方の本を読んでも、どこまで減らすのが妥当なのかはっきり書いていない。だから、あと1kgあと1kgと目標を次々設定してしまうが、何事でもそうだが過ぎたるは及ばざるがごとしである。
昨年のちょうど今頃、86kgまで絞って、せっかくだから85kgを目標にしようと節制したのだけれど、節制しすぎたのか帯状疱疹を発症してしまった。因果関係は不明であるが、免疫機能はじめ抵抗力が弱まった可能性は否定できない。
だから、ここからは体重の1kg2kgではなくて、もっと違った観点を体調管理の目安にしなければならないと思っている。もちろん、再び太り出すことは経済的にも問題だが(すでに昔の服をかなり整理している)、90kgを超えないようであれば体形にそれほど影響しないはずである。
一方で、これから先は夏本番である。いつもどおり体を動かすことが難しくなる。そうでなくてもニュースで、外で運動するな年寄りはエアコンを使えと口うるさい。炎天下を歩いて倒れたりしたら、本末転倒である。
もちろん、体調を整えるには適度な運動が不可欠であるけれども、適度というのが難しい。よく言われるのが「軽く汗ばむ程度」ということだが、いまの季節に外を歩けば軽く汗ばむでは済まない。
せいぜいのところ、早起きして暑くならないうちに散歩するくらいが限界で、毎日歩こうとすればかえってストレスとなる。だから、涼しくなるまで割り切って控えめにすべきかもしれない。
ひとつ考えているのは、白飯・食パン・ラーメンなどを控えることは引き続き心がけるとして、毎朝の体重が88kgくらいまでにおさまっていれば、食事もそれほど神経質にならなくてもいいのではないかということである。
問題は、私の性格からして、88kgで収まらずに90kg、さらに95kgとどんどん許容範囲を広げてしまう可能性があることである。だから、どうやってそれを抑えるか注意しなければならない。
とはいえ、歳とともにあまり飲めなくなっているし、食べられなくなっている。ちょっと飲み過ぎただけで、体調がてきめんに悪くなる。それが嫌なものだから、自然と抑えるようになっているのが最近の傾向である。
[Jul 16, 2022]
昨年はここからさらに1~2kg減らそうとして、帯状疱疹になった。体重のわずかな減少よりも、体調を維持するための自分なりの目安が必要だろうと思っている。