せっかく会社を辞められたのですから、おカネがないなりに楽しく過ごしたいものです。
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体の次はおカネの心配 DELLの資金繰り 非常事態発生!! 愛車が突如操作不能に
パソコンに続いて冷蔵庫、次は車(涙
キリンビールは優待拡充
週末にキリンビールから中間配当の通知が来た。持ち株はかなり処分してしまったけれど、キリンビールは残っている株式のひとつである。配当通知と一緒に、「株主優待制度の変更に関するご案内」が入っている。 WEBをみると、他のビール会社では株主優待を廃止しているところがあるらしい。海外株主に対する配慮を言い訳にしているが、結局のところ経費節減策であろう。キリンもそうかと思って読んでみると、なんと全く逆で優待拡充であった。 これまでの優待制度は、持ち株1000株未満と1000株以上だけ区別があり、いずれもキリンの製品詰め合わせなどから選ぶことができた。昔から、食品関連の企業では自社製品を株主に送るのが慣例であり、半世紀前から多くの企業がそうしている。 一般的に使える商品のない企業でも(銀行とか証券、商社)、何やかや理由をつけて米とかそういうものを送っていた。株主を大事にしているというイメージ戦略でもあったし、株主総会を円滑に終わらせるための必要経費でもあった。 しかし、時代とともにそうしたおおらかさはなくなり、株主優待制度を残している企業はずいぶん少なくなった。自社製品そのものはサービスできるけれど、仕分け・荷造り・宅配の費用がバカにならないからであろう。 そうした中、わがキリンビールは、3年以上保有している株主には従来より優待内容を拡充させるという。これまでも、決算期だけ株主ですぐに売ってしまう優待目当ての投資はあったし、それは別に悪いことでもないけれど、企業として長期的に安定株主であってほしいのは当然である。 拡充内容はというと、次回(来年春)から、従来は1000円相当だった優待品(ビールだと4本)を2000円相当に増額する。2021年12月以前からの株主限定で、2022年以降の株主は3年になるまで従来どおり。2024年9月末からの株主は、1年未満の保有であれば優待対象外となる。 他にも、抽選で特別商品や割引サービスがあるらしいが、詳細は年度末までに決定する。いずれにしても私のような零細かつ長期株主にとって、ありがたい制度変更である。そして、こうして大々的に制度変更するということは、当面株主優待は続けるということである。 株式市場は資本主義に基づくものであり、資本主義であれば損得勘定、有利か不利かですべて決定されるものである。とはいえ、会社も商品も公共のもの(公器)であるという建前は、本来重んじられるべきである。 だから、社会や株主に対する還元は、本来の目的からすれば損にしかならないけれど、相応のことを行うのが望ましい。自分の損得しか考えない個人が社会に受け入れられないのと同様、そういう法人・企業も社会にとっては鼻つまみにしかならない。資本主義のというより、村落共同体の論理である。 もちろん、零細とはいえ株主なので、基本的にその会社の製品を買って多少なりとも売上に貢献したいと思っている。自社製品による株主優待は、そうした購買意欲を高めるだろう。そうやって応援する人を増やすことは、企業にとってマイナスにはならないはずである。 キリンビールから届いた株主優待制度の変更についての案内。優待廃止かと思ったら、長期保有株主は逆に優待拡充してくれるという。
ガス代が落ちない 東京ガスシステム障害?
わが家は千葉ニュータウンにあるが、東京ガスの営業区域内である。そして東京ガスでは、来月で紙の検針票を廃止して(どうしてもという人は有料対応)、WEBで確認しろということになっている。 ところが、WEB移行を目前にして、システム障害ではないかと思われる事象が発生している。以前のGoogleなら、検索すればそういうことを書いているサイトを見つけられたのだが、いまや広告会社なのでそういう情報を得ることはできない。 何が起こっているかと言うと、振替予定日になっても銀行口座から引き落としがないのである。残高は十分ある。そして、東京ガスのホームページにも何の説明もないし、問い合わせしても回答がない。残高不足で引き落としできなければ、そろそろ督促状が来る頃である。 まあ別に、払わなくてもいいというのなら払わなくてもいいし、来月まとめて引き落としでも全然構わないのだけれど、9月5日振替予定がどうなったか説明しないのは不親切であるし、これで紙の検針票をなくして大丈夫かと誰でも思う。グリコもそうだけれど、最近システム移行で不具合があり、ユーザーに迷惑をかける事例が多い。 東京ガスについていえば、WEBをみると確かに「一部のお客様で請求額が表示されない不具合があり、復旧作業中です」というアナウンスはある。しかし、口座振替ができないことまで書いてないし、来月まとめてでいいなんてことも書いてない。 少なくとも、口座振替がないことに気付いた何人かは私のように問合せしているはずで、東京ガスが事態に気付いてないことはありえない。にもかかわらずFAQくらい作らないでどうするということである。大企業だから入金が遅れたくらいで屋台骨には響かないとしても、これで紙の検針票なくして大丈夫かというクレームは頻発すると思われる。 現役時代にシステムにいたこともあり、障害対応ではいろいろ苦労をさせられた。「させられた」というのは、結局のところ自分が何かする訳でもできる訳でもなく、すべてコンピュータメーカーに任せざるを得ないから、何が起こっているのかよく分からないからである。 ただ、機器本体(ハード)やシステム(ソフト)の更新時には、スケジュールをあらかじめ確認し、予定どおり進んでいるか随時報告させた。更新作業は基本的に夜間だから、泊まり込みである。そして、どの時点で何が起これば組戻し(旧システムに戻す)ということを打ち合わせたものである。 旧システムはそれまで問題なく動いていたのだから、元に戻すのが一番の安全策である。新しいシステムで新規サービスができようが、部品の更新期限が来ようが、システムは安定運用が何より大切だからである。 私がシステムの仕事をしたのは10年以上前だからもちろん状況は違うだろうが、基本的なところはそれほど違っていないだろう。しかし、グリコにしても今回の東京ガスにしても、万一の時に旧システムに戻すという手順がなくなってしまったのかと思わせるくらいである。 切り替えたら新システムで動かすしかないならば、組戻しにあたるのは「手作業」でなければならない。グリコはそれができず、多くの商品が欠品となって決算に響くくらいの影響が出た。東京ガスだって、昔は手作業で銀行関係の書類を作っていたはずだが、いまの時代それができる人はおそらくいない。 それにしても気に入らないのは、これがどの程度の規模のシステム障害なのかは分からないけれど、仮に小規模だとしてもマスコミで一切報道されず、ネットでも検索できないことである。もしかしたら私の残高不足でそうなのかと思って、何度も確認した。> 1週間経って何の音沙汰もなく、報道もされず、引き落としもないままなので、微力ではあるが自分のサイトに上げる次第である。 ガス代は5日に振替になるはずが、残高があるにもかかわらず引き落としがない。問い合わせたものの、現在まで未回答である。
奥さんの誕生日なので
昨日は奥さんのお誕生日。9月23日なのでたいてい祭日になり、今年は22日が春分だったが日曜日なので、振替休日で休みである。 年金生活者なので土日も祭日も関係ないようなものだが、世間一般はお休みで道路も店舗も混む。けれども、お誕生日とクリスマスと結婚記念日は、気合の入ったワインを飲む日である。それなりのことをしなくてはならない。 朝一で船橋東武に出かけ、オードブルを調達。さすが船橋、開店早々かなりの人出である。これくらい人が集まらないとお店も集まらないんだねと奥さんと話す。おいしいものを手に入れようとすると、どうしても千葉ニューでは足らず船橋まで足を延ばさなければならない。 この日用意したワインは、Le Medoc de Cos 2015。メドック2級シャトー、コス・デストゥルネルのサードワインである。2級とはいっても1級の5つは別格なのでかなり上のランクで、2015年はボルドーの当たり年である。 コス・デストゥルネルは30年前は1万円以内で買えたが、いまや4~5万円に値上がりしてしまった。甲州ワインはそんなに値上がりしていないから、世界的な需要がフランス、特にボルドーに集中しているのだろう。 したがって、とても年金生活者が飲むワインではなくなった。現在そのくらいの値段で買えるのは、サードワインのメドック・ド・コス。ファーストワインがAOCサンテステフであるのに対し、サードワインはAOCメドック。おそらく生産量を増やすため、サンテステフ以外のブドウが入っているのだろう。 とはいっても、十分においしい。果物で食べるブドウは好きでない(というより嫌い)のに、なぜブドウを発酵させたワインがこんなに好きなのかといつも思う。赤ワインは健康にいいとよく言われるが、そんなことと関係なくおいしいものはおいしい。 イタリアやスペインのワインだと、ブドウの品種が違うこともあってそれほどおいしいと思わないし、同じカベルネやメルローでもチリでは薄く感じるのに、ボルドーの深みは何とも言えない。香りもすばらしいし、一口目に口に広がる味わいは絶妙である。ソムリエだとタンニンと表現するが、ブドウの皮からくる渋みと苦みのバランスがいい。 この日はオリーブのアンチョビ風味が買えたので、ますますピッチが進む。10km走ってシャワーの後すぐ酒盛りで、それが響いたのか6時前に寝ることになってしまったのは不覚だったが、奥さんにも「今日のワインはとてもよかった」と言えてもらったので、まあよしとしよう。 29年前の三越ワインフェアのパンフレット。コスのファーストワインが7~8千円で買えた。いまこの値段で買えるのはサードワインのメドック・ド・コスになる。
体の次はおカネの心配
先月からしばらく、おカネの心配をあまりしなかった。余裕ができたからではない。体のことで頭が一杯で、そこまで気が回らなかったのである。 先週ようやく人間ドックを受けて一段落、いまは結果を待つだけである。ひとまず糖質制限プラス塩分制限・間食制限・アルコール制限は、それほど厳密でなくてもいい(訳ではないが)。そう思った途端、頭を占めたのはおカネの心配である。 洗面所水漏れの修理があり、人間ドックの自己負担金もあり、車検も予想以上に費用が掛かった。夏場のエアコンで電気代も跳ね上がっている。 やむなく、7月に完済したばかりのクレジットを延払いしなければならなくなった。リボルビングは使わず分割払いにすると、若干金利が低くなる。とはいえ、せっかくなくなった借金をまた作るのは気が進まない。 なぜか請求が来なかった東京ガス、問合せから2週間経ってようやく返事が来たけれども、新しい情報は何もない。 ------------------------------------ お問い合わせの内容につきましては、弊社のシステムエラーが起因によるもので ただいま、一部で請求予定金額・請求額が表示されないエラーが発生しております。 至急対応しておりますが、改修時期は未定となっております。 ご不便をおかけし申し訳ございません。 今後は迅速な対応を心掛け、お客様のご利用に際して ご不便なくお使いできる環境造りを進めていく所存でございます。 ------------------------------------ 日本語がおかしいのはさておき、問い合せているのはマイページに表示がないことではなく、料金が口座引落としになっていないことである。訊かれたことに返事しないのは気に入らないが、ともかく東京ガスのシステム障害であることは認めた訳である。 改修時期が未定で資金繰りに支障ないのかどうか心配だが、先月の料金の請求はまだだし、このままだと今月の料金も請求されないことになる。 いずれにせよ、首都圏の都市ガス供給を一手に引き受けている大会社が、根幹システムに障害を起こしているのに、マスコミのどこもニュースにしないというのは不可解である。今回は利用者にとって不利益とならないからいいが、もし不利益であっても誰も騒がないしすぐに復旧しないということを示している。 情報がカネで買われていることを痛感するし、マスコミは結局のところ商売で自分の得しか考えていないと改めて思う。こういうことが続くと、庶民が本当に困った時誰も手を差し伸べてくれないだろうと暗い気持ちになる。逆に、新聞もTVも、苦しくなっても誰も味方しないであろう。 今般の物入りで、せっかくなくなった残債がまた発生してしまった。しばらく体のことに関心が集中していたが、一段落したらおカネの心配である。 マラソンの準備と検査数値の心配であわただしく月日が経ち、気がつくと10月は今週で終わりである。今年も残すところあと2ヶ月、年末の心配をする時期がやってきた。 心配といっても、年金生活者で付き合いもないから、しなければならないことは限られている。年賀状の準備と来年のカレンダーの手配、お節料理やワインの準備、あとは年末年始のおカネの工面だけである。 奥さんの話によると、リタイアエイジの多いご近所でも、お歳暮とか年末年始の仕度が多いお宅は結構あるらしい。若い頃からそういう交際費的なものは最小限にしてきたし(だから出世しなかったという説もある)、2度の転職でさらに付き合いは減った。 だから、年金生活者になった今も余計な心配をする必要がない。付き合いを広くするとストレスはそれだけ多くなるので、こういう人生であったことを後悔してはいない。いつも書くけれど、おカネの苦労で済めば安いものである。 お節料理はいろいろ豪華なものをスーパーでも通販でも宣伝しているが、実際頼んでみるとたいしたことはない。それに、みんなが買う時期に一緒になって買ったところで、割高になるだけである。2、3年前から、正月でも普段と同じ献立になっている。 朝はいつもの時間にトーストとサラダ、コーヒー、ヨーグルトである。わざわざ割高の蒲鉾や伊達巻、魚を食べることもない。いつもと同じ食事の方が、健康にもいい。 現役時代で子供が家にいた頃は、せっかくのお正月なのでそれなりのことをしたけれども、いまは夫婦2人だけなので気を使うこともない。子供が来るとしても昼か晩なので、その時に用意すればいい。酒も飲めなくなったし、食べ物も食べられなくなった。用意する量もそんなに多くなくてもいい。 おカネが足りるかどうかは、心配しても仕方がない。入ってくる額は決まっているので、できないことはしない他に選択肢がない。ときどき、昔はカシノで1分間に賭けた金額を、いまはさんざん悩んで使っているなあと思う。因果応報というのも、ちょっと違うような気がする。 ある時には思い切って使うし、ない時は使い道を工夫する。それでいいような気がするし、ダメと言われたところで今更どうしようもない。 その頃節約したところで結局他のことに使ってしまい、いまに至れば同じことだったろうと思う。そして、海外に思いっきり行けたのも、タイミング的にあれが最後だったのだ。 一万円以上するお節料理を取り寄せたこともあったが、割高だしそれほどおいしいものではない。ここ数年は普段通りのメニューになっている。
DELLの資金繰り、再びリボルビング
千葉ニュータウンでデフォルトのCATVであったらーばんねっとが終了し、来年3月でインターネット関連のサービスも終了するという。やむなく、これまで使っていた環境を移し、せっかくなのでWindows 11対応も一緒にすることにした。 10年ぶりに新調したDELLのバソコンはたいへん快調で、処理速度が全然違う。ストレスがずいぶん少なくなったが、別のストレスを心配しなければならなくなった。資金繰りである。 デスクトップとディスプレイで8万2千円かかったが、これから新たなネット環境の整備や機器、工事費でさらに費用が必要となる。これで出費が終わる訳ではない。 とりあえず、1月にはパソコンの請求が来る。半年前にようやくリボルビングの残高が0になったが、再び残債が生じてしまう。 現役時代には金利の低いローンを選んだが、手間を考えたらリボルビングが手っ取り早い。早く返せば払う金利も低くて済む。カード会社だって、いまやこれが収益源なのだ。 おカネの損得だけ考えれば、借金だろうがリボルビングだろうがしない方がいいのはわかり切ったことで、節約して貯金してから買うのが正解である。しかし、すべてそうしたら機会を失うこともあるので、気を付けなければならない。おカネは生きている間しか使えない。 住宅ローンで家を買ったのだって、損得だけ言えばその後の地価下落でかなり損だったかもしれない。しかし時期が違っていればいま住んでいる家ではなかったし、その後の人生も変わっていただろう。下がるまで待って中古で買うと賢いかどうかはまた別の話である。下がるかどうかもその時点ではわからない。 とりあえず来年2月までは何とかなるのだが、国保・介護保険の引落しが始まると再び厳しくなる。耐久消費財の買い替えも懸案事項だし、タイヤ交換もそろそろである。来年も年金が上がるのかどうか、消費者物価指数を調べてため息をついた。 DELLパソコンの導入でWindows 11対応は片付いたが、資金繰りの問題が浮上してきた。ひとまず、リボルビングで先送りした。 パソコンの買い替え自体はいいタイミングだったと思うけれど、資金計画で来年には赤字というスプレッドシートが出てくると、やっぱり気が滅入る。 まず節約できるのは、酒類である。最近はワインを安い銘柄にしていて、記念日に飲むものは別にしているけれど、週1のデイリー(?)ワインは近くのジャパンミートで1,000円前後で買っている。 それでも銘柄によって結構違う。少し前までは成城石井銘柄を選んでいたが中国に買い占められたのかなくなってしまったので、最近はオートブランドというAOCボルドーである。スパークリングはスペインのCAVAが800円とお手軽で味も悪くないので、最近ご贔屓である。 週1を2,500円から1,000円にすると、月で5,000~6,000円違う。これはかなり大きい。諸物価の値上りを穴埋めすることはできないが、赤字幅を小さくできている。 日本酒もそうすべきかと、ずっとYouTubeを見ていた。日高見をやめてコンビニ鬼ごろしにすると2分の1か3分の1で済む。月にすると2,000~3,000円だろうか。そんな動画を見ていたら奥さんに「飲まないという選択肢はないの?」と言われてしまった。 これまでも何度か、日本酒を安い銘柄にしようと試みたことがあったけれど、そのたびに挫折してきた。みかんのお母さん風に言うと「一度上げた生活水準は下げられない」。水準を下げるのは全くやめてしまうより難しい。うまくない酒を飲むほどアル中は進んでいない。 二十年くらい前は久保田千寿が定番だったが、中越地震で味が変わってしまった。それから田酒に替えたが、品薄で値段も高い。同じ青森で亀吉を選んだけれど、今度は味が変わってしまった。その後しばらく獺祭で、2、3年前から日高見という銘柄にしている。 日高見(ひたかみ)は北上の古い言い方で、宮城県の酒である。超辛口で、たいへん切れがある。居酒屋酒のように(久しく飲んでない)アルコールの甘味が残ることがない。私は冷蔵庫で冷やした冷酒が好きなので、辛口専門である。東北系だけに田酒・亀吉と少し似ているかもしれない。 甘い酒だと口に残ってもう結構という気分になるが(往年の越乃寒梅もあまり好みでなかった)、端麗辛口の冷酒はなかなか止められないのが難点である。たいていの和食に合うし、お新香やわさび漬けでもあれば十分である。鎌倉幕府のお偉方が味噌を肴に飲んだという話を思い出す。 いくつかのグレードがあるが、1升瓶で大体3~4千円である。田酒よりずいぶん安いけれど、大量生産に比べると倍かもしれない。それでも、この値段は良心的だと思うし、応援する意味でも買いたいと思う。節約するために醸造用アルコールを飲むのは悲しい。 とりあえず来年2月までは何とかなるのだから、その後の心配は来年になってからすればいいという話もある。来年の心配は鬼が笑うと昔から言うし、来年の酒の心配をすると、鬼殺しの鬼に笑われるかもしれない。 [Nov 29, 2024] コンビニで売っている鬼ごろしにすれば1合110円で、いま飲んでいる日高見の1/2か1/3で済むけれど、そこまでするのはちょっと悲しい。
非常事態発生!! 愛車が突如操作不能に
アクシデントというものは、まったく思いもかけない時にやってくるものである。昨日朝、筑波山系に出かけた時には、こんなことになるとは考えてもいなかった。 下山して「ゆりの郷」で日帰り入浴し、お気に入りのベーカリーに寄っていろいろ買った後、国道6号を牛久に向けて走っているときに、事件は起こった。信号待ちして発進しようとすると、車が動かない。 エンジンはかかっているのに、前に進まないし方向転換もできない。ハイブリッドを制御するIMAのメッセージが出続けていて、「IMAシステム点検」「充電できません」と言っている。ハイブリッドで動かせないならエンジンだけで動かせばいいのに、コンピュータが全部止めてしまうらしい。(帰ってからパソコンで調べるとすぐ事例が出てきた。) 具合の悪いことに左車線は左折用で私は直進なので、3車線あるまん中を走っていた。ハザードランプを点けて後続車によけてもらったが、立ち往生である。交通量の多い国道で、後ろからダンプに突っ込まれたら大変なことになるところだった。 JAFに電話する。すぐに車から出て安全な場所に退避しろという指示である。携帯と車検証・保険書類を持って退避。改めてJAFと電話する。出先なので正確な現在地を説明できなかったりして手間取る。レッカー車が着くまで20~30分かかるという。 その間、親切な方が「危ないから左に動かしましょう。押しますよ」と言ってくださって、どうにか左車線に移動。その際も、パワステが全く利かなくて、ハンドルがひどく重くなったが、何とか路肩に寄せることができた。 その後、誰かが通報してくれたのかパトカーが来た。「どうしました?」と訊かれたので事情を説明する。「事故じゃないですね。JAF来たようですが、あなたのかな」と言って引き揚げて行った。最初から110番電話した方がよかったかもしれない。 JAFが来て、保険会社だとJAFより遠くまで無料で運べるので連絡してみたらというので保険会社に電話。そして、ホンダのディーラーに電話して対応可能かどうか聞いてみた。スマホはこういう時には、たいへん便利である。 いちばん近くのホンダ荒川沖は今日は一杯で対応できないという。竜ヶ崎店に電話したら対応可能。JAFは電話が終わるまでに車をレッカー車に乗せたので(見ていなかったが、一人でどうやって動かしたのだろう)、竜ヶ崎まで移動をお願いした。 移動中に、動かせたんですか、なら家まで乗って帰れますかと聞いたところ、たまたま動いたけれどメッセージは出たままなのでまた動かなくなりますよ。近くのホンダで見てもらった方がいいですということだった。 ホンダに着いてからは意外とスムーズで、専用の機械につないで故障個所を調べた。結果、ハイブリッドのファンが故障して、その結果ヒューズが飛んでシステムそのものが動かなくなったということらしい。日頃交通情報で、「トラックが故障して止まっているので△△km渋滞しています」と言うのを他人事として聞いていたけれども、まさか自分の身に起こるとは思わなかった。 ホンダでは代車がないということで、それは受付電話で了解していたけれど(持ち込めるだけでありがたい)。まさか、竜ヶ崎市の関鉄バスが土日運休とは知らなかった。そのため常磐線まで1時間以上歩くことになり、家まで3時間かかって帰ったのだが、その夜、真夜中に目が覚めて眠れなくなった。 今回は故障で止まっただけで済んだとはいえ、一歩間違えれば大事故である。ガソリンエンジンなら徐々に具合が悪くなるが、ハイブリッド車が突然操作不能になるとは思わなかった。そして、ハイブリッド機器の寿命は10年ないし10万kmとある。つまり、思いもよらなかったのは無知なだけで、起こるべくして起こった故障なのである。 このまま乗り続けるのは、どう考えても危険である。乗らないという選択肢も、千葉ニュータウンにおいてはない。いずれ免許返上の時期が来るけれども、それはまた別の話である。どうしたらいかとあれこれ思うと、頭がぐるぐるして眠れなくなった。 IMAが飛ぶ直前のわがフィット。13年12万km走っているので、故障したのはけしからんとはいえない。ご苦労さまでしたというしかない。 12月2日月曜日。前の週から続いて天気は晴れ。前日の晩に、故障した車を預けた竜ヶ崎のホンダから、修理ができたので取りに来てほしいとの連絡があった。ひとまず、目の前が真っ暗になるアクシデントは最悪の事態に至らず、安全地帯まで戻れたようである。 WEBをみると、ホンダのハイブリッド車、IMAの故障はよくあることで、私は街中だったからまだいいが、いろは坂の渋滞中に起こったケースもあるらしい。ガソリン車のエンストなら近くの修理工場に持ち込むことができるが、ハイブリッドはホンダでなければ対応できない。 だから、ホンダが休みだったり、販売店・工場のない地域で起こったアクシデントだったら、もっと困ったことになっただろう。そして、山歩きの帰りというのは比較的実害の小さいケースで、マラソン大会に行く途中であれば参加できないし、ショックは数倍大きいことになったと思われる。 事故を起こしたり巻き込まれなかったのが第一の幸運とすれば、実害が最小限だったことは第二の幸運である。4万円の修理代金や、当日常磐線まで1時間歩いたことなど我慢の範囲内である。
パソコンに続いて冷蔵庫、次は車(涙
何の前触れもなく車が故障し、まったく動かなくなった。幸い事故にはならなかったが、真ん中車線で立往生して生きた心地がしなかった。 ハイブリッド車IMAの故障が原因で、3日間車を預けて修理。修理費は4万円。タイヤも限界ですよと言われたけれど、タイヤだけ新しくしても仕方がないので丁重にお断りする。当日急に受け入れてくれたのはたいへんありがたかったが、県境越える店なので何度も来る訳にもいかない。 リタイア以来経済的な余裕がない中で、何とかやり繰りして過ごしてきた。しかし、今回のような事態は青天の霹靂とはいえない。すでに13年12万km走っている車が故障するのは、確率の問題である。想定できなかったのは自分の考えが足りなかったからで、避けることのできたアクシデントである。 そう思うと、他にもやらなければならないことはある。わが家の電化製品は、20年ものがいくつかある。テレビが故障しても映らなくなるだけだし、そもそもこの頃はあまり見ない。問題は冷蔵庫で、24時間365日使い続けて、中には冷蔵品冷凍品が詰まっている。 数年前から異音がし続けているのだが、「なんとか耐えてくれよ」と声をかけてすませてきた。だが、車と同じで確率の問題で、冷凍食品がダメになるくらいならまだしも、発火でもしたら大ごとである。ありうるアクシデントを想定しないのは自分が悪い。そんなことをいろいろ考えたら、よく眠れなかった。 車を預けている間、奥さんとケーズデンキまで歩く。この日に買うつもりまでなかったが、その前に品物と値段くらい下調べする必要がある。奥さんは毎日使うものだけに大乗り気で、しばらく前から冷蔵庫をよく見ていたという。 ケーズデンキの千葉ニュータウン店は全国でも有数の規模で、フロアも広いし品物もたくさんある。冷蔵庫だけで10列くらい並んでいて目移りする。アクアという三洋電機を買収した中国メーカーの製品が安いが、びっくりするほどではない。品数も国内メーカーの方が多い。 奥さんは日立の冷蔵庫の「色がいい」と言う。私も、1升瓶が縦に入るのは気に入った。冷蔵庫に置けないので、これまで1升瓶から四合瓶に移し替えていたのである。そんなことを話していたら、日立のセールスのお姉さんが近づいてきた。 奥さんによると、しばらく前から近くにいたらしいが、話が落ち着いたところで近づいたそうで、気の利くお姉さんである。値段もかなり安くしてくれて、納期も翌週で大丈夫ということなので、当日買うつもりはなかったのだが手続きしてしまった。 「電源入れてすぐ冷える訳ではないので、冷蔵庫の中身はいったん整理した方がいいですよ」とのことで、1週間の納期はそれを考えるとちょうどいい。その夜からさっそく、冷凍してある食材の集中整理期間に入ることとなった。 冷蔵庫の買い替え自体は近々しなければならないと思っていたけれど、年内にとは思わなかった。冷蔵庫で二十数万円の支出、続いて本丸の車買い替えが待っている。その前にフレッツ光の入替え。 ばたばたと忙しい上におカネの工面が悩ましいが、おそらくそういう時期になったのだろう。リタイアしても「師走」は来る。 ハイブリッドの故障で車が立往生。その夜はいろいろ考えてよく眠れなかった。まず、二十年物の冷蔵庫を買い替えることにした。
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