せいうち・・・セイウチ科セイウチ属の肉食獣で、北極圏に生息する。体重は成獣で500kgから1200kgに達する。最初は減量日記で始まりましたが、日々は移ろい、リタイア生活の徒然日記になりました。
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2511月15日 26今年は寒い? 27マスク&マイブーム 28最も過激な
29出張のひそかな楽しみ 30最近の薬の威力
リポビタン ~せいうち日記21
今日は愚痴である。お聞き苦しいとは思うけれど、お付き合いいただければありがたいです。 リポビタンの次はロキソニン ~せいうち日記22 前から書いているように、今年に入って労働密度が上がっている。世の中には、ついこの間まで高給取りだった人が段ポールの荷物を持ってクビになってしまうニュースもあるのだから、ぜいたくは言えない。それは確かなのだけれど、見た目よりも体にはガタが来ているようで、リポビタンの次はロキソニンのお世話になってしまった。 楽な時間は早く過ぎる ~せいうち日記23 先週末に開催されたAPPTソウルで、このブログに何度もコメントをいただいている看板にゃことtasakaさんが優勝、あんちゃんことkopa兄さんが準優勝とすばらしい成績をあげられた。本当におめでとうございます。また、ソウルにご一緒されて最後のヘッズアップまで応援されたみなさん、お疲れ様でした。 バナナダイエット1ヵ月 ~せいうち日記24 先月の連休のときに、奥さんにつきあってバナナダイエットをしてみたら、これが妙に調子がよく、もう1ヵ月続いている。何しろ、朝食をバナナにするだけという簡単なところがいい。 11月15日 ~せいうち日記25 さて、今日の話題は11月について。もう30年近くになるサラリーマン生活で、一年の内でいつ一番おカネがなくて苦しいかといえば、11月の給料日前である。11月15日のクレジットの締め日が過ぎると、決済日が1月になるのでなんとか一息つくことができて、11月のお給料が出ると、後は12月初めのボーナスまでがまんすればいいからである。 今年は寒い? ~せいうち日記26 なんだか今年は、いつもの年より寒いように感じる。今週から12月だから普通はこれから冬になるはずなのに、11月からすでに冬服・コートつきである。なぜこんなに寒いのか、原因を考えてみた。 マスク&マイブーム ~せいうち日記27 私の花粉症はスギ花粉だけではないようで、例年3月から始まりゴールデンウィーク明けまで続く。この期間は特にくしゃみが止まらなくなるので、マスクなしではいられない。以前の使い捨てマスクは通気性が悪くて、すぐメガネが曇ってしまうためガーゼのマスクを使っていたのだが、最近のものはその点が改善されたので、ほとんどこちらを使っている。 サラリーマン生活で最も過激な・・・ ~せいうち日記28 今年初めの計画では、今日から始まるWSOPシニアに出場する予定だった。ホテルもエクスカリバーを5泊押さえていた。けれども、こうしてブログを書いているということは、行けなかったということである。それだけでなく現在、これまで30年間のサラリーマン生活の中でも、最も過激ともいえる状況となっているのであった。 出張のひそかな楽しみ ~せいうち日記29 この7~8月にほとんど唯一スケジュールが空いていたのは海の日3連休の前後であったが、ここにも仕事が入って、夏休みの目処はまだついていない。22日の日食を、皆既は今からでは難しいけれど(宿どころか船も一杯らしい)、95%欠ける九州南部で見ようと思ったのもつかの間のことであった。 最近の薬の威力~せいうち日記30 先々週からくずしていた体調もなんとか回復して、土曜日は朝から家の掃除をしてプールへ。日常生活のペースに戻すのはちょっと苦労するが、歳も歳なのでじっくり行くのがよかろうと思っている。
4月に勤め先の組織改革があった。不景気の折柄やむを得ない部分が半分あるのだが、少なくとも半分は業務をよく知らないトップ連中の思いつきによって組織をいじくった結果、仕事とマンパワーとの間にかなりの不一致が出てしまったのである。
要するに、人はいるのに仕事がない部署と、仕事はいっぱいあるのに人がいない部署が、同じ会社の中に出てきてしまったのである。ちなみに、私の働いているところはそんなに大きなところではない。全社員の顔が覚えられる程度の規模である。
私の部署は後者である。人は減らされたのに、仕事は倍近くなった。最初は、「まあいいや。出張のついでにいろいろ回れば、ブログのネタにもなるし」と思っていたのだけれど、3ヵ月たち4ヵ月たつうちに事態はそう簡単ではないことに気がついた。体がついてこない!
平均すると月に2回くらい、泊まりがけの出張がある。その他にも、外に出なければならないことが多くなった。会社にいる時間は減ったが、仕事は増えているのでその分密度が濃くなる。3月まではそんなにハードではなかったので、仕事帰りや週末にポーカーに使うHPやMP(ドラクエじゃないんだから・・・)を残しておけたのに、最近は、早く帰って体力の回復に努めなければ体がもたなくなってしまった。
そして、せいうち脱却のために始めたスポーツジムとプールも、こなさなければならない。これは、仕事のストレスを解消するのにかなり役立つので、ちょっと無理をしても行ってしまう。そんなことを続けていたら、先週はとうとう心身の限界近くまで来たようである。
「なんか、ぼーっとした顔してるね。」と奥さんに言われてしまったように、なにごとにも反応が遅れるようになってしまった。暑くてよく眠れないので、夏バテが加わったということもある。「栄養ドリンクでも買ってこようか?」
ドリンクといえば昔、朝早くから夜遅くまで働いていた頃に、「リポビタンゴールド」というのを箱で買ってよく飲んでいたことを思い出した。それで、木曜日プールに行った帰りに、マツモトキヨシに寄ってみる。リポビタンゴールドは売り切れていてなかったので、リポビタンスーパーというのを買ってみる。タウリン2000mg、1箱1890円であった。
ドリンク剤を買ったのは、何年かぶりのことである。それを金曜日の朝飲んでみたところ、予想以上によく効いて、残業含めてなんとか好調な1日を過ごすことができた。そして今週は、お盆前に最後になるはずの2泊3日の出張である。ここをなんとか乗り切れば、一息つくことができる。
いま、どのくらい余裕がないかというと、次の遠征の計画すら立てられないくらいである。せめて、計画だけでも立てられるようになりたいなあと思っているところである。
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この日記が掲載される頃、予定どおりならば九州にいるはずである。
前回の日記で書いたようにハードな日々が続いており、本当であれば先々週の出張で一区切りつくはずであった。しかし結局予定どおり行かずにもう一度出張ということになり、それが今日になった。
つまりハードな日々が1週間後ろにずれこんだということで、とうとう先週後半にはブログの更新すらできない状態になった。もちろん、リポビタンは飲み続けである。BBSTARさんにご指摘いただいたとおり、ドリンク剤は一時的な効果にすぎず、最後には心身の限界が来てしまう。そうなる前に、なんとかしなければならない。
限界といえば、ここ1~2週間というもの、集中力がぷっつり切れてしまう状態である。もともと人の名前をなかなか覚えられないのだが、「あの人だれだっけ?」と名前が出てこない。忘れ物はしょっちゅうする。立ち上がった瞬間なにをするつもりだったか忘れてしまう。
やっぱり年なんだという思いがある半面、冗談じゃない体調さえ戻ればこんなもんじゃないんだという気合もある。だんだん効き目は弱くなりつつあるが、リポビタンを飲めばまだまだ大丈夫。
幸い、嵐のような仕事もようやく暴風域を抜けつつあるように思える(単に、相手先がお盆休みに入っただけかもしれない)。あとは、いつものように睡眠時間を十分にとり、土・日はゆっくり休養し、プールやトレーニングセンターで体調を整えて、いつものペースに早く戻すことである。
忙しすぎて休みの予定を立てないから余計疲れてしまうのではないかと思って、予定を立てた。今週末は上野ストラドル杯、来週は岡山BBBから大阪ポーカーオフ、さ来週は家族で温泉である。これで快方に向かうのか、それともさらにドツボにはまるのかはやってみなければ分からない。
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8月17日日曜日
目が覚めたのは午前6時。前の晩ストラドル杯であっさり負けて早く帰ってきたため、睡眠時間は約7時間。あまり疲れが残っていないのは、だんだんと体力が回復してきているからであろう。
このシリーズを書き始めた7月末は最悪の体調であった。なんとかリポビタンで元気を出すようにしていたものの、精神的にも肉体的にも限界に近づいていたようだ。
そして先週はお盆前最後の出張。行く前からずっと胃と腸が痛くて仕方なかった。あまりに痛むのと、移動時間が長いのが気になって、食事はおにぎり1個ですましたくらい。出張というと土地のお酒やおいしいものを食べてしまい、毎回出張旅費では足が出るはずの私がである。この出張が終わって、ようやく先が見えた。
この日は朝早くからテンションが高く、朝食をはさんで前日やられたポーカーのブログを書く。8時半には女子マラソンがスタート。しばらく見るが、途中から期待できない展開になりテレビを消す。また1時間ほどブログを書く。11時前から女子レスリングである。伊調妹と浜口娘が勝ち進む。お昼を食べながら観戦。準決勝で伊調はなんとか勝つが浜口はフォール負け。チャンスはあったのだが逆関節の反則をとられたのが痛かった。
準決勝が終わると1時。ちょうど雨も小降りになったので、久しぶりに奥さんと散歩に出る。トレーニングでエアロバイクやグライデックスを使うのもいいけれど、実際に距離を歩くと体を動かしているという実感がある。連日30度を超えていたのにこの日は27度くらいまでしか気温が上がらず、まずまずのお散歩日和である。
傘をさしながら約1時間歩いたら、右腕が張ってしまった。お散歩の後は、車で近くのスーパーまでお買い物。給料日前なので、経費節減のため夕飯はチキンカレーである。帰って野菜と鶏肉を刻んで、カレーを作り終えたらちょうど4時。ここまでハイペースで来たので、ひどく眠くなってしまう。1時間ほどお昼寝をする。
起きると5時過ぎ。ちょうどレスリングの決勝戦が始まる。カレーライスを食べながら応援。エアコンがいらないほど涼しい。このまま秋になってくれればいいのにと思う。
[Aug 21, 2008]
連休前に、西日本に2件の出張が重なった。最初は1件だけだったので日帰りの予定を組んでいたのだが、次の日も入ったので1泊2日になり、A地点からB地点までの移動も加わった。違和感を感じたのは、帰りの飛行機に乗った時である。離陸20分前に空港に着いて走ったりしたので、体がつらいのは仕方ないと最初は思っていた。
普通席のシートは、せいうちの私にとって少々狭い。だからプライベートの時にはJALのJシートを取ったりたまにはビジネスにしたり、それなりに体を気遣っているのだけれど、出張の場合はそうは行かない。会社が切符を取ってしまうからである。普通料金なら払い戻して買い直せばいいのだが、当然割引料金なのでそのまま使わざるを得ない。
なんか窮屈だなあと思い始めてから、背中や首が変な感じになるまで、それほど時間はかからなかった。変な感じ、いわゆる「違和感」というやつである。羽田に着く頃には、首から後頭部にかけておかしな具合になっていた。肩がこっているようでもあり、首がつっているようでもある。その時受けた感覚は、変な例えだけれど首を横にカッターで切りつけられたようなひりひりした感じである。
そして羽田に着いてから家に帰るまで、今度は乗り換えなしの電車である。始発から終点なので座れるのだが、1時間40分の長旅である(だから、AJPCでセガに行く時、泊りがけにしたりする)。電車の中では、後頭部に針でも刺されたような痛みが断続的に続くようになっていた。心臓から血が流れるリズムで、頭がずきずき痛む。
ようやく家に着いた時には、左後頭部が張ったようになっていて、動かすと痛いし動かさなくても痛い。奥さんには「寝違えたんでしょ?」と言われたのだが、寝ていないのに寝違えることは多分ないと思う。バファリンを飲んだ時と風呂に入ったときはしばらく楽なのだが、それ以外はずっと痛いのであった。
それから連休の3日間は、頭痛との戦いである。特に予定を立てていなかったので、それは不幸中の幸いだったけれど、これで遠征の計画を立てていたら、行けたかどうか分からない。痛みをこらえながらNFL(アメリカンフットボール)を見て3日間を打たれ越し、ようやく連休が明けて医者へ行く。
「吐き気はありませんねー。熱もないですね」ということで出された薬はロキソニンであった。偏頭痛や鼻風邪のときと一緒である。これで効くのかなーと思って飲んでみると、不思議と痛みが治まり、8時間たつとまた痛くなる。薬は便利だなあと思う一方で、これは体からSOSが出ているのかもしれない、と深く反省する。
ちなみに、医者に行って前回の検査結果をもらったところ、コレステロールが2/3に減少していた。多分、2ヵ月前に変えた高脂血症の薬の効果である。でも正直なところ、数値が良くなることより、痛みとか具合の悪さとかの自覚症状が出ないことの方がうれしいのではないかと思う。
[Sep 17, 2008]
このブログの読者の方でポーカーになじみのない方にご説明すると、APPTは、アジア太平洋地域を舞台とするポーカーツアーAsia Pacific Poker Tourのことで、優勝・準優勝は大変な名誉とともに大変な賞金(!)を獲得された訳で、まことにうらやましいことなのでした。
さて、このところ体調のことを何度か書かせていただいていて、そのためケガの巧妙とでも申しましょうか、過去の記事をみると自分のバイオリズムがなんとなく分かる。この半年はずっと調子がよくなかったのだが、その中でも7月くらいがボトムで、その前は4月くらいに体調をくずしていて、この間の9月中旬も具合がよくなかった。そして気付いた。これは逆三尊底ではなかろうか。
逆三尊底とは相場用語で、最安値があり、その前後に安値が左右等間隔であるような形のことである。この逆三尊底が出現すると、相場は大底から上昇に転じるとされている。そのことからすると、私の体調もそろそろ上昇に転じる頃である。
さて、今週は再び出張である。中部地区の出張で、会社からは日帰りの旅費しか出ない。しかし、この前は出張の後に体調を崩しているので、今回は自費で前泊することにした。なにしろ成田空港に近いところに住んでいるので、東京への行き帰りで4時間かかってしまうのである。
出張に行くと、当地のおいしいもので一杯やるのが楽しみである。しかしこれも断腸の思いで封印して、早く寝てゆっくり起きる。そして、その分のおカネで帰りの新幹線はグリーン車を奮発した(もちろん昼間はみっちり仕事)。飛行機のビジネスやスーパーシートは何度か乗っているが、のぞみグリーンに乗るのは2度目。値段以上に気が引けてしまうのは貧乏性のたまものであろうか。
のぞみグリーンはすばらしく乗り心地がいい。昔大阪にいた頃、チケット屋とかでグリーンエコノミー切符を入手してひかりのグリーン車に乗ったことがあったけれど、それとは全然違う。おまけに飛行機並みにオーディオまで付いている。ワゴンサービスが来たのでワインを買い、夕闇の車窓を見ながらぼんやりしているうちに、いつの間にか品川まで着いてしまった。
楽しい時間は早く過ぎるとよく言われるが、楽な時間も早く過ぎるのであった。とにかくこうやって細かいところで工夫して、体調を回復させていかなければならない。年齢的に無理が利かないのが一つと、もう一つはいつかビッグチャンスがめぐってきたときに、ガソリン切れを起こしている訳にはいかないからである。
[Oct 1, 2008]
昔から、朝はきちんと食べるべきだと思ってきたので、和食だったらご飯とみそ汁、焼き魚、納豆、お漬物、洋食だったらトーストとコーヒー、卵料理、サラダ等々といった、まるで旅館に泊まったときの朝食のようなメニューを長年続けてきた。だから、バナナ2~3本ではパワーが出ないのではないかとちょっと心配していたのである。
ところが、お昼までの間お腹がすいて仕方がないという日はせいぜい最初の2日くらいで、あとは普段と変わらない。じきに胃の方が慣れてしまって、夕飯もあまり量を食べられなくなってくる。そうこうしているうちに、あっという間に1ヵ月たってしまった。
ここまで続いている最大の要因は、なんといっても奥さんも娘もバナナダイエットをしているせいで、朝起きるとバナナしか食卓にないというのが大きい。そしてもう一つは、あまり厳密に考えずにいい加減にやっていることだと思われる。
本当のバナナダイエットは、朝食はバナナと水だけ、その代わり昼と夜は何をどれだけ食べてもいいというものであるが、わが家の場合は昼食が弁当であるので、もう少しカロリーを増やしても大丈夫。それに、配達してもらっている牛乳やヤクルトがあるので、ある程度消費していかないと在庫がいっぱいになってしまう。
そこで、何日かに一度はバナナだけでなくコーンフレーク少々(と牛乳)とか、ヤクルトとか、トマトジュースとかを混ぜてしまう。食べたいときは体がそうした栄養素を求めている時のはずなので、あまり量を多くさえしなければ効果に変わりはないはずである。
植物でも、光合成を盛んに行って二酸化炭素を吸収するのは成長期だけだという。人間も、盛んに栄養をとらなければならないのは主に成長期であって、もはやシニアの年代になるとあまり量を食べる必要はないのかもしれない。
問題の効果の点であるが、体調は非常によく(あまり早くから眠らなくても大丈夫になった)、体重もひと月で2.5kg減と再びシェイプアップモードに入っている。せっかく朝バナナだけでがんばっているので、昼から後もあまり飲んだり食べたりしなくなっているのもいいのかもしれない。岡山の姐さんもきっちり体を絞っているようなので、負けてはいられないのである。
[Oct 20, 2008]
毎月赤字が出て、それをボーナスで穴埋めするという構造は変わらないのに、なぜ夏のボーナス前よりも冬のボーナス前がきついのかはよく分からないが、若い頃からずっとそうだった。もしかすると、夏休みで散財するからかもしれないが、春は春でゴールデンウィークがあるので、おカネがないのは年中いつものことなのであった。
かといって出て行くおカネは出て行くので、カードローンを赤にして足りない分に充てるのだけれど、それも11月になると積み重なって限度額近くになり、どうにも身動きがとれなくなってしまう。そして11月16日が来ると、やっとカードを使うことができるので、この日を境に、飲みにも行けたし買い物もできたのである。
そういえば昔、最初の職場での時のこと、何年か上の先輩で決してローンやクレジットを使わないという人がいた。飲みに行ってもカードは使わず、車は貯金してから買うなど、堅実そのものを地で行っていた。当時そういう人は他にはいなくて、大部分の人は飲みに行くのはカードだし、車を買うのにローンを組むのは当り前という時代だったのである。
にしろ、昭和60年頃、つまりバブル最盛期の話である。「いずれ給料も増えるんだし、若いうちにいろいろやっておかないと、年取ってから使おうとしても使う場所がなくなる」的なことを言う人がほとんどだったのだけれど、今になってみるとどちらが正解だったのかは明らかなような気がする。
もちろん、正解の人生を送るのと楽しい人生を送るのは必ずしもイコールではないと思っているので、自分自身を振り返ってみて正解ではなさそうな人生であるけれども、あの時ああすれば良かった、と思うことはそれほど多くはない。思ったところで今更どうすることもできないし。
そんな生活パターンで、30年近くを過ごしてきた。しかし、今年はちょっといままでとは違う。半年前の春に思うところがあって、考え方を変えたのである。
どう変えたのか説明すると長くなるのでまた別の機会にするけれども、一言でいえば緊縮財政というか生活のダウンサイジングというか、うまくは言えないけれどそういうことになる。上に述べた先輩の姿勢を手遅れかもしれないが見習おうということである。もしかしたら、たまたま大きな支出がないのでそう思っているだけなのかもしれない。
そんな具合で、今年は11月15日を迎える気持ちにもいつもの年よりかなり余裕がある。バナナダイエットはまる2ヵ月が経過。悲しいことに、ここひと月は体重に全く変化がない。
[Nov 19, 2008]
① 本当に寒い?
11月はたいそう寒いように感じたが、調べてみると東京の月間平均気温は13.1度で平年と比べて+0.1度。普段の年と変わらなかった。
② 皮下脂肪が落ちている
9月から始めたバナナダイエットが、もう2ヵ月以上続いている。その効果で、皮下脂肪が落ちており、そのため寒く感じるのではないかと考えたが、体重的には3kg落ちた後は1ヵ月以上横ばいだし、体脂肪率もほとんど変化なし。
ということは、筋肉は落ちても皮下脂肪は落ちていないという結論に達する。そういえば、マカオで足を傷めた影響で、先月はトレーニングジムへ行っていない。だから筋肉だけが落ちてしまったのかもしれない。
いずれにせよ、寒く感じる理由にはならないようだ。
③ 服がすり切れている
もう何年も服を新調していないせいで、服がすりきれてしまい防寒の役割を果たしていないのではないか、と思って服をチェックしてみた。見たところ、特にすりへったり薄くなったりはしていないようだ。
若い頃は服がすぐに傷んで買い換えていたものだが、このところそういうことが少ないのはうれしいことである。そういえば、今の家に越してから服が傷まなくなったから、通勤ラッシュのない現在の環境が服にとっていいのかもしれない。
そんな訳で、寒く感じる理由は特に思い当たらない。やっぱり年のせいなのかなあとあきらめていたら、気象庁のホームページにこんなことが書いてあった。
2008年(平成20年)11月の天候の特徴は以下のとおりです。
「寒暖の変動が大きい」
全国的に寒暖の変動が大きく、特に中旬は、中頃にかけて暖かな高気圧に覆われたことや気圧の谷に向かう暖気の影響で、気温が平年を大きく上回ったが、気圧の谷が通過した後は、強い寒気が南下し、大きく気温が下がった。
なーんだ。暖かかったり急に冷えたりしたから寒く感じたんだ、とようやく納得したのでした。そのせいか今年は、身の周りの紅葉がけっこう鮮やかに色づいているように思います。
[Dec 4, 2008]
わが家のもみじが、今年は結構きれいに紅葉しました。
ちょうど買い置きの使い捨てマスクがなくなったので、奥さんが買いに行ったところ、2ヵ所で売り切れ、3店目でようやく「お一人様一点限り」を入手できた。ご存知、新型インフルエンザの影響である。次の日あたりからテレビでも取り上げられるようになった。ああいう報道があると余計に品物がなくなる。納豆もバナナも、みのもんたが言ったとたんに品薄になったくらいである。
30個入っているので、これがなくなる頃にはなんとかなるだろうと思っていたところ、週末になってやっと症状が軽くなってきた。まだ時々鼻がむずむずするが、長かった憂うつな花粉症の季節が終わりそうな気配である。ようやく外に出られる時期になったのは、何よりのことである。久し振りに、温泉報告でも書ければいいなと思う。
ところで6月が近づき、いまわが家の庭はバラが満開である。奥さんは昨年あたりからバラのブームで、赤やピンク、白、大きい花や小さな花が、家のあちこちに咲いている。隣のお宅との境目にも、お隣の家が植えたバラが枝を伸ばしているのだけれど、中にはこちらを向いて咲いてくれるのもあって、悪いような気はするが楽しませていただいている。
奥さんのバラに対して、いま私のマイブームは「家の掃除」である。ちょっと前に近所のホームセンター、ジョイフル本田で、「4メートルまで伸びる棒」を買って来て手の届かない窓を拭いてみたところ、予想外にきれいになった。これに気を良くして、サッシのさんとか網戸、シャッターの掃除を始めたところ、終わらなくなってしまった。
土曜日はエアコンの掃除から始まって、家やら車やら掃除していたら、とうとう一日中かかってしまった。「あそこのご主人は、なんでいきなり家のことをやり始めたんだろう」と不審に思われているかもしれない。多くの方のご想像どおり、最大の理由は「部室がやっていないから」である。
ところで、バナナダイエットは昨年の秋分の日あたりから始めてもう8ヵ月経つけれども、体重はほとんど落ちない。検査の数値は悪くなっていないので、効果がないということはないのだろうと思っている。奥さんが朝の支度が楽になったというので、これが最大の効果なのかもしれない。
[May 25, 2009]
こんな感じです。雨降りでちょっと下向いてしまってますが。
先週は、九州1泊、北海道日帰り、関東日帰りと3つの出張をなんとか終えた。今週は、火曜日から東北へ2泊3日、来週は、九州日帰りと北陸1泊の出張がすでに決まっている。3週間で5回の飛行機出張、しかも残りの日は会社に出て、準備をしたり報告書をまとめたりしなければならない。50過ぎのおじさんには過激すぎるスケジュールである。
これまで体力的にきつかった思い出というと、若い頃毎日午前8時から午後9時まで、別室にとじこめられてドキュメンツ・チェック(輸出手形買取という業務で、添付書類が信用状の内容と一致しているかどうかを確認する仕事)をいつ終わるともなく続けたこととか、手当のつかない休日出勤をして、歩積・両建の疎明資料を作成したことを思い出す。
ただ、どちらかというとデスクワーク中心の世渡りをしてきたものだから、多量の事務処理や書類作成をさせられたケースは多々あったものの、物理的に動き回らされるというケースはあまり多くはなかった。その意味では、サラリーマン生活も終わりに近づいて、めったにない経験をさせてもらっているとはいえるかもしれない。
その間プライベートでも少しばたばたしていたものだから、ついうっかりして携帯電話を洗濯物の中にいれたままにしてしてしまった。間の悪いことに、うちの奥さんも現在非常に忙しいものだからそのまま洗濯機に入れてしまう。羽田に向かう電車の中で携帯のないことに気がついたが、後の祭り。
1週間の大部分出張なのに携帯がないのでは、もちろん仕事に差し支える。出張帰りにauショップヘ。お取り寄せを待っている時間はないので、在庫のあるもので海外でも使えるやつ、と指定すると、シャープのソーラー付が出て来た。ワンセグとかデジカメとかはなくていいのだけれど、きょう日そんな携帯を探す方が難しいのである。
そんなこんなで、なんとか通信手段は復旧したのだけれど、前の携帯に入っていたデータがすべてダメになってしまった。これまでは、電話帳に登録していない人からの電話は受けないという設定にしていたので、当分の間かかってきた電話に全部出なければいけないのが、ちょっとつらい。間違い電話とか嫌なんだけどなぁ・・・。
というわけで、今週・来週はともかく体調をくずさず、スケジュールに穴をあけないことを最優先にがんばる所存です。
[Jun 22, 2009]
ちなみに、皆既日食は日本ではあと30年ないけれど、金環日食は何年かすると東京でも見られる。太陽と月のみかけの大きさはほぼ同じで、皆既は月がやや大きく、金環は太陽がやや大きい(太陽・地球・月の位置関係による)。だから昼間なのに星が見えるくらいに暗くなるのは皆既日食の方なのであるが、スペクタクルということでは皆既も金環も同じく感動的ではないだろうか。
というわけで、こう出張が続くとストレス解消も大変である。昔は、その土地の名物を肴に一杯というのが定番であったが、歳とともに酒が飲めなくなり、また仕事が終わって出歩く体力もなくなってきた。出張費もぎりぎりしか出なくなって懐の余裕も乏しい。加えて、私はひと付き合いがあまり得意ではない。
ということで最近多くなったのが、食べ物飲み物を買ってきてホテルで一人「部屋飲み」というやつである。近くに駅があれば駅弁、スーパーがあれば出来合いのお弁当を買ってくる。最近は、結構安くておかずもいっぱい入っているものが多い。つまみも適当に買う。今夜は2000円以内とか決めて、予算が余ればビール、足りなければ発泡酒など工夫するのも楽しい。
いつぞやは、つまみになりそうな納豆を3パックセットで買った。どこでも100円くらいで安く買えるのはいいのだが、さすがに3パック食べるとちょっと飽きる。気をつけなければならないのは、匂いのきついものと汁の多いものである。揚げ物は、ソースやしょうゆがなくてもそこそこいける。食後のデザートに、甘いものを一点用意しておくのもポイントである。
ホテルの備え付けゴミ箱では足りなくなるので、何店か行ってポリ袋を複数調達しておくと便利。問題は、ビジネスホテルにはコーヒーカップはあってもコップはプラスチックのものが洗面所にあるくらいなので、日本酒やワインを飲むときちょっと寂しいことくらいであろうか。
最近の室内着はTシャツとスポーツ用の半ズボン(サッカーとかで着る奴)。冷えた発泡酒の缶を開き、突き出しはこれで、焼き物はこれ、煮物は、揚げ物は、などと弁当の中身を割り振りしながら飲むのは、かなり楽しい。酔っ払ったらそのままベットに倒れこむことができるというのも、部屋飲みのすぐれた点である。
クイズその1:この「部屋飲み」はどこでしょう?(ヒント:本州側です)
クイズその2:それではここは?(ヒント:拡大しないと、わかりづらい?)
答:1.青森(東横イン)、2.高知(西鉄イン)
[Jul 13, 2009]
さて、本来気をつけなければいけないのはむしろ生活習慣病の方なのであるが、海の日3連休を自宅待機したせいもあって血圧が上がり気味で、またもや医者からちくちく言われてしまう。ところが、返ってきた先月の検査数値はというと、かなり劇的に改善しているのである。
ちなみに最近の食生活はというと、朝は昨年来のバナナダイエットと、栄養補給の観点からコーンフレークを少々。昼は奥さん手作りのお弁当またはサンドイッチ、夕食だけが普通の食事というパターン。外飲みはほとんどなく、2、3日に1回発泡酒を1缶くらいと、ごくたまに奥さんと二人でワインを1本。若い頃の1日の量を1ヵ月かけて飲んでいるようなものである。
それでも、体重はほとんど減らない。2、3年前から、ほとんど横ばいのままである。だから人間ドックでも毎月の医者でも、やせろやせろと言われる。最近は、これも診療報酬のうちなんだろうと思っておとなしく聞いているのだけれど、さすが医者だけあって、数ヵ月前から処方されているリピトールという薬は、なかなかの威力である。
今回の検査数値はというと、総コレステロールが157(2年前255)、LDL(悪玉)コレステロールが92(同182)、中性脂肪が136(同351)といずれも正常範囲内。正直なところ、体調が目に見えてよくなったということはないが、血管の壁に堆積する余計な栄養分が減っているというのは、血のめぐりがよくなったようでちょっとうれしい。
問題はお値段で、糖尿病の薬と合わせると月に3千円以上かかる。保険なしでの原価は1万円ということになるから、こんなちっとの薬がねえ、としみじみ見てしまう。医者と薬局で合わせて月6千円。いまだから何とかなるが、年金生活者となった暁には相当きびしいことになりそうだ。
1日分を2日で飲んで節約するか、それとも外国へ行って安く仕入れてくることができればそうするのか、なまじっか効く薬なのでいろいろ悩ましい。ちなみに、調べたところこのリピトールというお薬、2003年の世界売上ナンバーワンなのだそうである。
[Jul 27, 2009]
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