せっかく会社を辞められたのですから、おカネがないなりに楽しく過ごしたいものです。
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年賀状仕舞いが今年も   新車TANTO来たる!!   普段の生活ペースへ
東京ガス、値上げ     

年賀状仕舞いが今年も

年賀状の返事も先週までに来て、今年の新年ご挨拶も終わった。年賀状仕舞いは例年何通かあるのだが、今年もあった。

当方も60代後半、先方も平均年齢は同様だから、そういう年回りということになるだろう。奥さんに言われて気づいたのだが、その文面がよく似ているというかほとんど一緒だったのは、年賀状仕舞いの特集をみんな見ているということだろうか。

私の場合、そもそも付き合いが広くないので出す枚数も少ないし、筆まめで作ってポストサービスで出すだけだから手間もそれほどかからない。けれども、付き合いの広い人は百通以上も行き来があるだろうし、住所録の管理や宛名書きだって一仕事である。

ただ、それ以上の理由が別にあると思われる。それは、用事があればメールやSNSで十分だし、間違いなく元日に着くということである。いまや70代でもスマホを使いこなす人ばかりだし、そういう人達にとって郵便で年賀状なんてアナログもいいところだろう。

文通とかペンフレンド(当時はペンパルなんて言わない)とかが最先端だったのは半世紀以上前である。ドーナツ盤とかLP、オープンリールの時代である。いまやCDですら時代遅れで、VHSやカセットテープの機械なんて売ってない。手紙とかハガキで挨拶しているのはむしろ少数派のはずである。

わが家の場合、年賀状をやりとりするのは年に一度のご挨拶だし、近況を知ればうれしいということもあるけれど、メールやSNSで頻繁にやり取りする習慣がないことが大きい。

奥さんはいまだにガラホだし、私もSNSのアカウントすら持ってない。以前、登山口までの道に迷ったのでナビ代わりにスマホを持っているが、かといってカーナビをスマホにすることはない。データ無制限でないから常時接続すると料金が激増するからである。

そんなこんなで、私の場合はまだ年賀状仕舞いはしないだろうとは思うけれど、一寸先は闇であり何があるか分からない。加えて可能性が少なくないのは、数少ない交換先がみんな年賀状仕舞いして、こちらの意図に関係なく出す相手がいなくなってしまうことである。

[Jan 13, 2025]

 

新車TANTO来たる!!

暮れに契約したTANTOが納車された。13年ぶりの新車である。

20年前、奥さん&娘用にセカンドカーとして中古の軽を買ったことがあるが、軽はそれ以来である。4年前までの100kg級であれば軽を運転するのはつらいものがあるが、20kg減量して大丈夫になった。それに、最近の軽は広いし車高があるので、狭くは感じない。

車を持つのはこれで5台目になるが、今回初めて、スピードメーターがデジタル表示になった。思い起こせば約四十年前、周囲にいた人が出始めのデジタルメーターの車に乗っていた。それを見て、それまで運転免許さえなかったのに、車が欲しいと思ったものだった。

当時はバブル全盛期で、高級車を持っている人が珍しくなかった。加えて、車に興味がある若い人は珍しくなく、アパート住まいなのに外車に乗っているなんて話もあったくらいである。

デジタルメーターの車になど乗れないまま月日が過ぎ、四十年経って軽自動車もデジタルメーターの時代になったので、ついにマイカーに搭載されたのである。人生の半分以上時間が経過して昔のスペックを思い出すのは、感無量である。

 

販売店から連絡があって、20日月曜日に取りに行った。

デジタルメーターもそうだが、キーレスもほぼ初めてである。数年前に代車で数日乗っただけで、マイカーに搭載されるのは初だし、レンタカーでも乗ったことはない。さらに、自動サイドブレーキも初である。奥さんが近所の人に乗せてもらうと標準で付いていた設備が、ようやくわが家にも来た。

実際に乗ってみると、キーレスや自動サイドブレーキどころではなく、かなりの機能が初めてである。一時停止や制限速度の標識を認識して音声・表示で注意喚起する機能があり、青信号で発進しないと指摘してくれるらしい。十年の間に、世の中は進んでいるのである。

翌21日、成田山に安全祈願に行った。初代マイカー以来の恒例である。お祓いをしていただき、これまでのお札を納めて、新しいお札をいただく。奥さんによると、頻繁に運転する人は年が改まるたびにお参りするというが、わが家は新車の時に来るだけである。事故がないよう、災難に遭わないようお願いした。

まだ、よく分からない表示があるし、カーナビをカスタマイズしたりミラーが自動格納されるようにしたら半日経ってしまった。まだ、オーディオ関係の調整が終わっていないが、年寄りなので一度には無理である。毎日少しずつやっていくことになる。

晩には、新車のとうちゃこを祝して最近お気に入りのCAVAスパークリングでお祝い。旧フィットにも、たいへんお世話になりました。パソコン、冷蔵庫、光回線から車と続いたペンディングもこれでひと段落。翌朝は数ヶ月振りに目覚ましが鳴ってもまだ寝ていた。よっぽど安心したのだろう。

[Jan 23, 2025]

 

速度表示がデジタルの車は初めてである。四十年前、周囲でデジタルメーターの高級車に乗った人達を見て、自分も車が欲しいと思ったものだった。

普段の生活ペースへ

暮からのごたごたで、いつものペースで過ごすことができなかった。パソコン、冷蔵庫、光回線、車と買替えや工事が続き、出かけたり立ち会わなければならないことも多かった。考えることも多く、よく眠れない日も多かった。

先週新車も届いて、ようやくひと段落した。日曜日には我孫子マラソンも走り、次の九十九里までしばらく間が開く。そろそろ、普段の生活に戻さなくてはならない。

普段の生活とは、いつも同じ過ごし方をすることである。1日の流れもそうだし、1週間のスケジュールも、1ヶ月1年も同様である。基本的に同じように毎日を送れば、それがいちばんストレスが少ない。いずれそうしたくてもできなくなる日がくる。

 

だから、年末年始で公共施設が開いていなかったり、同じ時刻に同じTV番組をやっていないと、それだけでペースが狂う。最近はYouTubeで同じようなものをやっているから、若干ましになったが。

1日の時間割が同じになると、朝起きる時間も夜寝る時間も同じになる。目覚ましを鳴らさなくても、決まった時刻に起きることができる。食事も同じ時間になり、体調も整う。この頃は翌日に残るほど酒も飲めなくなった。

1週間のスケジュールも、朝食の後に何をするかが決まっている。冬の間結露拭きは毎日だが、土曜日にはサッシの掃除、水曜日はクイックルワイパー、金曜日はトイレ掃除が加わる。7時15分まで海外ニュースを見て、それから歯磨き・顔洗い・掃除まで一連の作業である。

月に1度の山もルーティーンのひとつで、冬は筑波山系に行くのが近年の恒例であった。ところが車の調子が悪かったので、11月以来山に出かけるのを自重していた。新車が来たので、ようやく水曜日(1月29日)に出かけることができた。

そんな具合で、ごたごたが続いた年末から、ようやくいつもと同じ毎日が送れるようになってきた。ありがたいことである。もう少し暖かくなれば言うことはないが、最近は冬が終わるとすぐ夏で、夏が終わるとすぐ冬になる。暖房も冷房もいらない季節が、体力的にも経済的にも一番いいのだが。

[Jan 31, 2025]


いつものペースで生活することが、ストレスをもっとも少なくする。このところペンディングが多く普段通りの生活ができなかったので、そろそろ元に戻さなければならない。


東京ガス、値上げ

先日、郵便受けに見慣れないハガキが入っていた。差出人をみると、東京ガスからである。内容は電気料金の見直しと自振割引の廃止。分かりやすく言えば値上げのお知らせである。

電気会社を東電から東ガスに代えたのは2019年だから6年前。その頃電力自由化で盛んと切替えを宣伝していたが、いまやそんな広告はほとんどない。東京ガスでも、切替え優遇料金の新規受付を4年前から停止している。

当時の東電・東ガスの料金比較は昔のブログで分析したが料金体系は昔と違ってあまり意味がなく、原油や為替の市況によって「燃料費調整」が行われその結果によって料金は増えたり減ったりする。ウクナイナ以降のエネルギー価格高騰により、電力会社をどこにしてもバカ高くなっている。

それでも市況以外のもろもろ、人件費や管理費、事務用品や事務所を借りる経費は値上がりしているから、そちらも何とかしないと採算が確保できない。結果として基本料金で約60円(40Aの場合)、従量料金で1kwh当り0.4円くらいの値上りになる訳である。

わが家の月平均電力使用量は約300kwhだから、60+120=月180円の値上りである。燃料費調整で上下3,000円くらい違うから知れているといえば知れているのだが、年間では2千円以上。燃料費に関係ない値上りなので、市況が落ち着いても下がることはない。

 

加えて気になったのは口座振替割引の廃止である。月55円と、これも燃料費調整と比べると微々たる金額だが、期日に引き落としできないと(預金残高が足りないと)この割引は適用されない。ちゃんと払ってくださいねという意味の制度と思っていた。

実際、引き落としできないと「ご入金のお願い」という通知がくる。だからこの55円は、通知ハガキ作成の印刷費やコンピュータ費用、事務経費プラス郵便代に相当する。

この制度がなくなると知って、わざと残高を足りなくして支払いを遅らせてもペナルティはないのかとまず考えた。いずれ通知にかかる追加費用をプラスして請求するように約款を変えるのだろうが、いまのところまだそういう通知はない。

本来、公共料金は国民生活に不可欠なもので、料金をむやみに上げることは望ましくないから許認可の対象となっている。このところの民営化で、電力もガスも通信も私企業となり、儲けるのは当然みたいな風潮であるが、もともとはみんな公営企業で、収益をあげることが目的ではなかった。

2~3年前のように料金がいきなり2割以上上がるような事態なら、本来何らかの救済策がとられるべきである。昭和30~40年代なら、料金に反映させるまで何ヶ月もかかったのである。それがいまや自動的に値上りで、銀行口座から落とすようになった。

ここへきてようやく市況は落ち着いてきたが、今度は円安で、いつまでたっても電気代・ガス代は安くならない。おカネがなければ工夫して減らせばいいということなのだが、その一方でエアコンはちゃんと使えと口うるさい。役所に忖度してそんな放送しかしないから、誰もTVを見なくなるのだ。

[Feb 7, 2025]

東京ガスからお知らせが届いた。割引の廃止と料金見直し。分かりやすく言えば値上げである。

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