老後準備編 後期高齢者まであと10年を切り、いまから準備しておこうと思っています。
外に出る時には着替える
もうすぐリタイアした6月末になる。59歳で退職したから、早いものでもう9年。会社勤めをしていた時のようなストレスがないのは、何よりである。
置いておいたスーツもしばらく前に整理して、いまのワードロープは私服だけである。「私服」と入力しようとしたら「至福」と変換された。リタイア生活はまあ至福と言って差し支えないだろう。おカネには苦労するが。
とはいえ部屋着と外出着は一応区別していて、家にいる時は基本Tシャツにジャージまたは半ズボンだが、買い物や図書館に行く時は若干身構えた服に着替える。奥さんに、人目を気にしないとますます老けると言われるからである。
身構えたといっても、ポロシャツなど襟のあるシャツに、登山用スラックス、涼しければやはり登山用ジャケットを重ねるくらいである。(ちなみに、ポロシャツはもともと「ポロ」のユニフォームに使われたことによる。紳士のスポーツだから襟がある)
1~2時間の外出で着替えていたら洗濯で傷んでまた買い直さなければならないと心配もあるが、人目を気にするのはボケ防止にもなると思っている。
特に今月は、定期検診2回に加え、眼科に2度、歯科に1度と1ヶ月で5回も医者に行くことになった。医者に行くから脱ぎ着しやすい服でないといけないし、いろんな世代の人がいるからあまりラフな恰好もできない。不織布マスクはいまだに必須である。
そしてたとえ眼科や歯科でも、もしもの場合があるので(だからマスク必須なのである)帰ったらすぐ着替える必要がある。そのままの恰好で一日過ごすこともできない。
結果的に何度も着替えることになり、面倒な上に洗濯物が増える。夏だからよかったが、秋冬なら重ね着の分さらに洗濯物が増えるところだった。
幸い、医者通いもほぼ一段落して、あとは来月、眼科の検査を残すのみである。今年は医療費が控除額に達しなくてセルフメディケーション税制を使うことになるかと思ったが、余裕で10万円を超えそうである。
それはそれとして、たとえ医者通いでも、ちゃんと着替えて時間に間に合うように行くのはボケ防止になる。同じ恰好で時間の制約なく過ごすのもストレスが少なくていいが、あまり刺激がないのも少し心配である。年金生活でも、プライベートとオフィシャル(というほどでもないが)の区別があるのはいいことだろう。
だから、おばあさん達は病院通いをするのにおしゃれして行くのかと思ったりする。
[Jun 27, 2025]次の記事
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