ランニング編 走ることが毎日の生活となってきたため、独立させました。
2024年5月 夏場の早朝ランニング 2024年6月 年寄りは真夏も走るべきか
はてなに慣れるため日記 ランニングシューズ買換え
印西国際エコマラソン 2024年7月 133km走った
2024年4月 2ヶ月連続200km達成!!
4月のランニング距離は221km。3月に続いて月間200kmの目標を達成できた。
月200kmくらいのランニングで何言ってると思われそうだが、67歳の立派なじじいである。約30年ぶりにランニングを再開して3シーズン目。復活前だって1~2年走っただけの素人である。なま温かく見守っていただければ幸いである。
月200kmに距離を伸ばしたのは、2月のさかえハーフマラソンで大バテしてしまったからだが、2ヶ月くらいの距離延長ですぐに効果が現れるはずもなく、4月のUPRUN記録会でもたいしてタイムは縮まらなかった。
とはいえ、気温がますます上がったことや高速自転車の影響で、とてもマラソンに適したコースとはいえなかった。もちろん譲り合って利用がルールだが、あれは参加費500円レベルであろう。
過ぎたことは仕方がない。地元に帰って、誰も通らない県道を走るのは気持ちがいい。問題は、4月だというのに6月7月並みという季節外れの暑さがやってきたことである。
昨年も暑かったが、記録をみると5月半ばまで10km以上走っている。昨年並みに走れれば5月も200kmを期待するけれど、この暑さはいけない。脳卒中を起こしかねない。
年齢を考えれば、コンディションの悪い時は自重するのが妥当である。あまり自重しすぎると秋には最初からやり直しということになるが、命あっての物種という言葉もある。
ということで、5月以降は幾分控えめにするしかないだろうと思っている。昨年は連休明けくらいから早朝練習に切り替えざるを得なかったが、先週末は午前8時でも暑さと直射日光で大変だった。
8時で難しければ午前5時に早める以外にない。夜明けも早くなってきたので、5時には走ることができそうだ。ただし5時から10㎞は時間的に難しく、4~5kmの公園遊歩道周回ということになる。
[May 1, 2024]
冬が終わったと思ったら早くも夏。気温上昇と直射日光でランニングは早朝しかできない時期になった。年齢を考えると無理は禁物。
最近のイメージトレーニング
練習でいつもと同じコースを漫然と走っていてはつまらないので、できるだけイメージトレーニングの要素を組み込んでいる。
オーソドックスなのは大会でどのあたりを走っているかのイメトレである。5kmだったらどこらへんとか、8kmだったらどことか、次の大会で走る時のことを考えて、苦しくないかどこか痛まないか、どの程度余力があるかを自問自答する。結構、本番で役立つ。
最近取り入れたのは、走りながら畑を耕す場面を思い浮かべることである。
腸内環境についていろいろ調べてみると、腸内微生物が人間の健康に及ぼす影響は大きいらしい。微生物がセロトニンとかアドレナリンとか、脳に直接作用するホルモンを出すらしいことも分かってきている。
微生物が高等生物である人間に作用するなんてありえないというのが従来の考え方だったが、ホルモンとか体内時計などはおそらく単細胞生物時代から備わっていたもので、人間と微生物はある意味対話できるらしいのである。
だから、イメージトレーニングが腸内環境を改善することもありえる話である。腸内環境は植物における土作りと同じで、土地を肥沃にし、日当たりをよくし、耕して空気と攪拌し植物が育ちやすくすることが重要という。
土地を肥沃にする、つまり肥料を与えることにあたるのは、食生活の改善である。必要な栄養素をバランスよく体内にとり入れることが、腸内環境、微生物の生育にとって望ましい。飲み過ぎ食べ過ぎは、肥料のやり過ぎと同じで、かえって有害である。
日当たりをよくするにあたるのは、規則正しい生活である。腸内に太陽の光は届かないが、肌が太陽に当たればそれが体の奥深くまで作用するし、体内時計によって体温、脈拍、血圧、その他いろいろな調整が行われる。それが腸にも届くのである。
そして土地を耕すにあたるのが、運動なのではないかと思っている。土地を耕すことによって換気が図られるし、植物が養分を取り入れるための根の生育も促進される。運動しなければ腸が堅くなって、耕していない土地と同様に植物・微生物が育ちにくくなる。
だから最近は、ランニングで両足を蹴りながら、これで腸内を耕しているんだとイメージする。そう思うとなんとなく腸の中が攪拌されて、善玉菌が育ちやすく悪玉菌が増えにくい環境が整えられるように思うのである。
人間はひとりで生きているのではないというと、他の人と助け合ってという説教臭い話になりそうで嫌なのだが、腸の中で一緒に暮らしている微生物と一緒に生きているというのは、それほど腹は立たないから不思議である。
[May 17, 2024]
最近の研究で、腸内環境の整備は人間(生物)にとってたいへん重要だということが分かってきた。そして、脳と微生物も対話できるらしい。最近は走る時、これで腸の中を耕しているんだとイメージしている。
2024年5月 夏場の早朝ランニング
2024年5月に走った距離は164km。4月の221kmからかなり減ったが、これは夏場に入ってトレーニング量を減らしたことによる。2023年5月は122kmだから、1年前と比べるとかなり多く走っている。
67歳の誕生日が過ぎて、りっぱな高齢者だから無理は禁物と思いつつも、せっかくトレーニングで体力がついてきたのに元に戻るのはもったいないと思ってしまう。山登りで、せっかく登ったのだから標高を下げたくないのとよく似ている。
とはいえ目指す場所に登るには、いったん下ってまた登ることも必要である。小ピークであれば下るしかないし、最短距離だからといって薮の中に突っ込んでは余計に時間がかかる。季節によってトレーニングに濃淡が生じるのは仕方がない。
さいきん読んだ本によると、生物には体内時計が備わっていて、地中奥深くや外部の刺激がない場所にいる生物であっても、1日とか1年を知覚することができるそうだ。
植物は発芽したり開花したり、動物も冬眠したりするからなるほどそうだろうと思うが、そんな高等生物でなくても、細菌でもバクテリアでもそうした機能は備わっているという。
細菌でもそうなのだから、人間であればもちろんそうした機能は備わっているだろう。無意識のうちにするかもしれないし、頭で考えて準備することもできる。
次のシーズンのためには、意識的にこの時期控えめにするのが好ましいかもしれない。意図的にバイオリズムを下向きにするのである。次のトップシーズンが12月から2月だとすると、6月から8月はボトムにする。
もともと6月から8月は気温も湿度も走るには適さないから、自然とバイオリズムは下り基調にある。あせってトレーニングしても、体調を悪くしたりケガをするおそれだってある。
そんなこともあって、夏場のトレーニングは3kmとか4kmで済ませることが多い。そのくらいでも、息ははずむし汗びっしょりになる。次の大会に向けて10kmとか16km走るのは、ボトムから上向きに転換する9月以降のことにした方がよさそうだ。
[Jun 6, 2024]
さいきん読んだ本によると、生物には体内時計があって、1日や1年を知覚することができるそうだ。だから来シーズンに調子を上げるためには、6~8月にあえて低めに調整するのが有効であるかもしれない。
5月から毎日のトレーニングを早朝に切り替えた。
朝4時に起きないといけないから、なかなかしんどい。目覚ましはかけない習慣だから、ときどき寝過ごして時間が足りなくなることもある。ただ、ほとんどの日は時間に起きることができる。
体重や体温、血圧を測り、体調に変わりがなければ着替えて公園まで歩く。公園には築山があって、上まで準備運動代わりに15分ほど歩く。柔軟体操して、1周400mの遊歩道を走る。時間があれば10周か12周半、なければ7周半、つまり3000mないし5000m走る。
そのくらいの距離でも、体調とか温度湿度で5分くらいタイムが違うから不思議である。夏場になり汗をかくと、どうしてもタイムは落ちる。それは仕方がない。
早朝トレーニングはいいという意見とよくないという意見がある。いい方は、朝食前に運動すれば体内の脂肪分を燃やすことになるので、それだけ効果的であるという。
脂肪分を走るエネルギーに換えることは、まずダイエットに効果がある。加えて、長距離走る際に体内に蓄えてあるグリコーゲンだけでは足りなくなるので、脂肪分をすぐにエネルギーにできる体質にしておくことが重要だそうだ。
よくない方は、早朝トレーニングをすると成長ホルモンの分泌が減るという調査結果が出ているという。成長ホルモンは外部から意図的に摂取するとドーピングにひっかかってしまうほど、筋肉や骨格の活動を促進する。
成長ホルモンそのものが睡眠時に分泌されるものだから、起きて活動すると分泌が低下するのは当り前である。そして、安静時から一気に活動するのが早朝トレーニングだから、それだけ分泌が減るのも当然かもしれない。
とはいえ、午前8時を過ぎると日も高くなるし気温も上がるから、成長ホルモンが減ると言われてもランニングするなら早朝にせざるを得ない。みんなそう考えるらしく、夜明けから間もないこの時間にランニングする顔見知りメンバーが何人かいる。
地球温暖化で毎年どんどん暑くなって、4月には午前8時頃走っていたら相当日に焼けた。奥さんが「人生でいちばん黒い」と言うくらいである。首の後ろが痛痒くて仕方がない。もう70近い爺さんだから、成長ホルモンが減るのもまた、仕方がないかもしれない。
[Jun 21, 2024]
早朝トレーニングをすると成長ホルモンの分泌が減るらしいが、もともと睡眠時に多く出るものだから、早起きして活動すれば減るだろう。とはいえこういう気候だと、早朝にトレーニングせざるを得ない。
2024年6月 年寄りは真夏も走るべきか
2024年6月に走った距離は146km。5月を約20km下回ったものの、引き続き月100kmは確保した。
5月から、走る時間を朝から早朝にシフトしている。涼しければ8時9時に走ることもあるが、原則として早朝、4時台か5時台である。夏至近いこの時期には明るくなる時間帯で、私以外にも結構走る人を見かける。
それでも、1km2kmで汗が噴き出してくる。帰ってから体重を測ると、1kg以上軽いときもある。朝食の時間が6時半に決めてあるのと、走っている間にどんどん気温が上がってくるので、冬のように10km15km走るのは難しい。
だから、冬なら10kmのところを夏は4~5kmで終わらせようと意識している。タイムが落ちるのは初めから織り込み済みだが、4kmで2~3分はかかっている。もちろん、自分自身の経年劣化もある。
人間も生物なので季節によって体調が変化する。年取ったから夏が過ごしやすくなる訳ではない。樹齢数百年の木でも年輪ができるように、夏と冬でトレーニング密度を変えるものだろうと思っている。
ところがランナーズの中高年向け解説を読むと、年取ったら筋肉の衰えが速いので、シーズンオフなどとらない方がいい。真夏でもトレーニングすべしと書いてある(例えば今年の5月号)。はっきり言って昔の部活みたいだと思う。
年齢を重ねただけケガのリスクは加速度的に高まるはずだから、若い時のように張り切るのは考えものである。筋肉が衰えるのと血管が飛ぶのとどちらが怖いか考えれば、筋肉が衰える方がこわいと言うのは変わり者である。
大きなケガをして動けなくなると、戻るまでかなりの時間がかかることはあるにしても、夏場を休んだだけで復元困難な状況になるとは考えにくい。なるとしたら加齢によるやむを得ないものだろう。
だから、ランナーズの執筆者がどう言おうと、暑いときには無理して走らないつもりである。朝早く起きれたら4~5km走るくらいが、年寄りには無理のない範囲だと思う。
とはいえ、ブランクがあれば筋肉や心肺機能が衰えるのも当り前で、最近は次のトレーニング適期までどれくらいの期間があるかと考えるようになった。
中高年は夏でもトレーニングを休むべきでないと書いてあるが、昔の部活みたいだし私は同意しない。筋肉が多少衰えるより大きなリスクがあるはずだ。
年寄りは真夏でもトレーニングして筋肉の衰えを防ぐべきとされるが、個人的には疑問に思う。いずれにせよ最終判断は自分なので、無理をしないという選択肢をとることにしたところまで書いた。
6月最後に10km走ったのは6月30日。日差しがなく涼しそうだったので2週間ぶりに8時から走ってみたけれど、涼しいなんてことは全くなく早々に息が上がった。
原因は気温なのか湿度なのか、あるいは毎日のトレーニングを4~5kmにしているからかはよく分からない。おそらくそれら全部が影響しているのだろう。
早朝トレーニングで10kmコースを走れないのは、イノシシが出るからである。実際、生きているイノシシも見たことがあるし、車に激突したのか道路で死んでいる奴もトレーニング中に見た。
夏至も過ぎてこれから夜明けが遅くなる。イノシシの活動時間も長くなると思われ、走っていて向こうから突っ込んできたら大ケガしかねない。トレーニングは大切だが、車以上にイノシシは避けてくれない。
それならどうするか。参考となるのは昨年の実績である。昨シーズン、10kmを初めて走ったのは10月1日。最後に走ったのは6月半ばだから、3ヶ月半のブランクであった。
この日から長い距離を走り始めて、3週間後の22日に八街落花生マラソンだった。このマラソンは朝の最低気温が6℃台、スタート時点で15℃という絶好のコンディションで、大バテもせず前シーズンの最高記録を上回って走ることができた。
今シーズンも八街からシーズンを開始する予定である。今年は6月30日に10km走ったから、7月か9月に10km走れば、昨シーズンより1ヶ月以上ブランクを少なくできる。そうすることができれば、少しだけ昨年より改善できる。
とはいえ、気候は自分ではどうにもならない。また9月が暑ければ、10月スタートでもやむを得ないといまのところ思っている。そして、7月に何日かでも涼しい日があれば、走っておけばさらにブランクを少なくできる。
いずれにしても、次のシーズン開始まで、体調をくずさずケガもしないことが一番大切である。多少バテてもタイムが期待どおり出なくても、無事に完走できればシーズンは続くのだ。
[Jul 3, 2024]
ランナーズによると、中高年は年間通じてシーズンオフは作るべきでないとするが、無理して走ればケガにつながる。個人的には涼しくなるのを待つことにしたい。(60代だけど)
はてなに慣れるため日記
2024年7月7日。天気予報では、平年と比べて10℃高く酷暑日になると予想している。でも、前の日寝過ごして走れなかったから、2日連続休みたくない。走るならば、早朝しかない。 午前4時に家を出る。まだ夜明け前だが、天文薄明で明るい。太陽は地平線の下だが、大気圏を光が反射して星が見えないくらい明るくなる。でも、太陽本体は出ていないからまだ暑くならない。夏はこの時間しか、まともに走れる時間はない。 日曜日は、コインランドリー「ふわふわランド」までの片道約2kmを走ることが多い。ウィークデイのコースである公園は、若い連中のたまり場になって、ゴミだらけにされているし雰囲気がよくない。私だってあの年齢の時には徹夜マージャンとかしていたから人のことは言えないのだが。 夏なので2往復8kmくらいで終わらせるのが通例だが、ランナーズの記事に影響されて少しでもブランクを少なくしようと思っている。67歳だから無理は禁物だが、昨年の10kmブランク3ヶ月半を多少なりとも短かくしたい。前日寝過ごして走っていないこともあり、できれば3往復12kmと思いながら走り始めた。 走り始めは、抑えながら走ったこともあり、息苦しさは感じない。まだ太陽が登っていないので涼しいし、靄がかかっているあたりはひんやりした風さえ流れている。家の中にいるより気持ちいいくらいである。1往復のタイムはkm8分程度。このくらいで10km走れれば、まあまあである。 ところが2往復目に入ると、地平線の上に日が登ってきた。あっという間に暑くなり、息苦しさが増す。はてなに移してすぐの記事になるからがんばろうと気合を入れる。午前5時を過ぎて、いつもの早朝散歩常連も姿を見せる時間帯である。顔見知りに会釈すると、一時意識が覚醒する。 ランナーズには、年寄りは筋肉の衰えが早いから、できるだけシーズンオフを作らず夏でも練習量を減らすなと書いてある。正直、筋肉が衰えるよりも血管が飛ぶ方が怖いから、ほどほどにしようとは思いつつ、言われると影響されてしまうのは言葉の呪いである。無理はしないまでもできることはしようという気持ちになる。 昨年は、6月半ばから10月1日まで10km以上走らなかった。それでも3週間後の八街落花生マラソンに間に合ったのだけれど、夏場の走り込みが足りないからハーフでバテたのだと言われると返す言葉に詰まる。だから、昨年の3ヶ月半のブランクを少しでも少なくしようと思うようになった。 2往復目を走り終えて3往復目に入る。7月7日に12km走れば、昨年並みに走り始めたとしてもブランクは2ヶ月半余り、昨年より約1ヶ月短くすることができる。だんだん日が高くなり、汗のかき方も尋常でない。4~5kmではほとんど使わないハンドタオルもびしょびしょだし、Tシャツもランニングパンツも重い。 それでも折返しまで走れば、あとは戻るだけである。ラストスパートと思うのだけれど、足が動かない。km8分のペースをkm7分40秒くらいに上げるのが精いっぱいだが、ともかく走り切ることができた。 家に帰ると、汗がしたたって床が水浸しになる。風呂場に直行してシャワーを浴びる。朝一番の体重が83.5kg、シャワー後が81.5kg。いまのところ朝の最低体重は82kg台だが、ランニング後の81kg台にそのうち届くだろう。そうなると、いよいよ70kg台が目前に迫ってくる。 シャワーの後はちょうどテレビ体操の時間で、体操が終わると朝ごはん。家では正月でもパン食で、サラダ中心のワンプレートとトースト、コーヒー、ヨーグルトとフルーツである。トーストには、クリームチーズとレモン皮のすりつぶしたやつ、それに蜂蜜を付ける。ランニングの後はたいへん消耗するが、朝ごはんの後は回復するのを体で感じるのは妙な心持ちである。 7月9日水曜日、朝3時半に目が覚めた。覚めてしまったら、走るしかない。昨日は日本酒を飲んで胃が重いけれど、こういう時こそ体を動かすべきであろう。 体重・血圧を計りいつものお薬とサプリを飲む。Excelに入力して、ついでに東京ガスのサイトを確認する。なんと、7日の電力利用量が17kwhを超えている。1週間前の倍である。いくらなんでも、エアコンを倍の時間使っている訳ではない。 ここ2年間の最大利用量は月490kwhだから、7月上旬にしてピークということになる。7日は酷暑日で近くの観測点である我孫子でも35℃を超えたから、おそらく節電努力とは関係なく外気温との差でかかった電気である。気温が5℃高いから設定温度を32℃にする訳にもいかないので、あきらめるしかない。 着替えてミニ水筒を持って4時半出発。二十四節の小暑を過ぎたが、まだ夜明けは早く空は明るい。昨夜も熱帯夜だったので、歩くだけで胸が押さえつけられるように感じる。平日のルーティーンである公園まで5分歩く。 休日だと徹夜明けの若い連中が騒いでいるのだけれど、平日なのでレギュラーメンバーの年寄りしかいない。声を出して挨拶する人もいるけれど、朝早いしコロナからの習慣で会釈するだけにしている。 標高42mの築山に登る。涼しい日だと心地よい涼しい風が流れていることもあるが、今日は残念ながら生温かい。地上近くは曇っていて、太陽が差してこないだけましである。いつものように自己流の準備運動をして、1周400mの遊歩道へ。 今日は10周・4km走る予定である。胃が重いのは歩いているうちに収まったけれど、空気が重いのはどうしようもない。ゆっくり走り始める。こういう日は飛ばしても仕方がない。最初の1周はどんなペースで走っても苦しいのだが、2周3周走るとペースが速すぎなければ落ち着いてくる。 5周・2kmでスポーツウォッチを見ると、km7分半くらいのペース。もっと遅いかと思っていた。意外と息が入るので、ラスト2周は6分半くらいにペースアップした。この頃になると、いつものランニングメンバーが姿を見せ始める。 67歳の年寄りだから、夏の間はこうやって朝走れたら走るくらいのトレーニングにとどめようと思っている。週1くらいはもっと長い距離と思うけれども、 こんな気候ではちょっと無理だ。 朝ごはんは奥さん手作りのワンプレート。玄米食パンのトーストが付きます。 帰ってシャワーを浴びてテレビ体操の後、朝ごはん。午前中は、はてなブログを更新する予定。使い勝手が分かるまで、頻繁に更新しないと使い方がなかなか覚えられないのである。 はてなに移して間もないので、自己紹介と併せて操作画面に慣れるため毎日更新している。バックナンバーを探せば同じようなことを書いているとは思うけれど、ご勘弁ください。 昨日7月10日は水曜日。水曜日はジムワークなので、原則ランニングはしない。前の晩エチゾラムを飲んだため、5時半過ぎまで眠っていた。 エチゾラムは精神安定剤・睡眠導入剤で、依存性が強いのと過剰摂取に陥りやすいこと、うつ病や認知症の危険など副作用が強調されるが、私の場合処方されて2年以上経つがそういうことはない。基本的に、長く使われている薬なので(1984年承認)リスクは少ないと思われる。 続けて飲まない、アルコールが体に入っていたら飲まないなどマイルールを決めているし、ちゃんと眠れていれば月3回とかそんな頻度である。ありがたいのは、とにかく安いことである(1錠10円。ドリエルは1錠大体150円)。 それと、エチゾラムを飲むと夜中のトイレが少なくなるのもありがたい。67歳の年寄りだからある程度仕方ないけれど、夜中トイレに起きるのは辛いし、行ったところでたいして出ないのだ。糖尿病のひどい時には、夜中に1時間おきでもすごい量だった。 ジムワークに話を戻す。かれこれ20年以上やっているが、コロナ以降再開したのは糖質制限で腹の皮がたるんだせいだった。10kg以上減量してウェストが細くなったのはいいが、余った皮がそのまま腹でたるんでしまったのである。 以来約2年、週一回水曜日にジムに通っている。以前のようにひどくはないが、引き締まるまでにはいかない。ピーク時より20kg以上落としたのに、まだ腹の肉はつまめる状況である。それだけ太っていたということである。 現役時代は会員制ジムに通っていたが、コロナ前にやめた。いま定期的に通うのは清掃工場付属のジムである。1回420円。通常3時間だが、7~8月は2時間以内の時間制限がある。 夕方になると子供教室で駐車場が混むので、昼間に行く。平日の午後1時だから、年寄りばかりである。それでも、マシンが一杯になるほど人が集まる。準備運動でダンベルと腹筋・背筋をしてから、負荷をかけたマシントレーニングである。 ショルダープレスやチェストプレス、レッグプレス、プルダウンやエクステンション。画面が付いたり機械自体は新しくなったが、基本的な仕組みは50年前と変わらない。変わったのは自分の方で、負荷がどんどん下がっている。 同じ時間にトレーニングしている人達の中には、100kg近い負荷をかけて歯を食いしばっている人も見かけるが、血管が飛んだら元も子もないので私は多少重さを感じるくらい。息もはずまない程度の20kgとかである。 マシンを一通り回ったら、クールダウンを兼ねてバイクを20分。そこまでで大体1時間経っている。3時間あれば時々プールで歩くが、夏は2時間しかないので早々にお風呂へ。お風呂はジム以上にお年寄りがたくさんいらっしゃる。 温水センター浴室。清掃工場の余熱を利用しているため熱いお湯がふんだんに使えて、サウナも付いている。30年近く前からあるので、洗い場に仕切りがないのが玉に瑕。 体を洗って、せっかくの湯舟なのでちょっとの間体を沈めると、それだけで汗が噴き出してくる。お風呂から出てしばらく涼み、着替えるともう2時間近い。退出の時間である。 こんな軽めのトレーニングで効果があるのだろうかと思わないでもないが、何といっても継続は力なりである。年間40~50回は通うから、それなりに効果はあるはずである。 会員制ジムの時はほぼ毎日、マシントレーニングとプールで鍛えたけれど、4~5kg落とすのがせいぜいだった。コロナ前後から糖質制限を始めて、週1のジムトレですでに15kg減量している。それでようやく、走れるようになったのだ。 昨日(7月11日)の朝は4時に目が覚めた。天気予報では週末雨らしいので、早起きできたら2日分走るつもりだった。平日だが、休日ルーティーンの片道2kmコースへ。 夜中から強風でよく眠れなかったが、走り始めたらいきなり向かい風である。帰り道は追い風になるといっても、風が強いのは嫌なものである。でも、こういう時に走っておかないから、栄マラソンで痛い目に遭ったのだと思い出しながら走る。 1往復してタイムをみると、km7分半くらいである。強風・熱帯夜明けにしてはそれほど悪くない。春先は気温十数度で8分かかっていたことを思うと、それなりに体も暑さに慣れてきたのかもしれない。2往復8kmで今日は上がり。明日明後日雨でも、少し安心して休むことができる。 昨日7月12日の朝、まだ雨は降っていなかった。風もないので、意を決して着替え外に出る。前日は休日ルーティーンだったので、この日は普段の平日モードで公園遊歩道のランニングである。 前の晩はよく眠れなかった。熱帯夜でなかったせいで、かえって冷房が効かなかったからである。室温が下がるのと湿度が下がるのはセットなので(ポリテクで習った)、外気温が低いと室温も湿度も下がらない。結果寝苦しくなる。 いつもどおり標高42mの築山に登り、中腹で準備運動。少し離れた1周400mの遊歩道まで歩く。実はこの公園、通りをはさんでいまは一体化しているが、築山は合併前の旧・印西市、遊歩道は旧・本埜村が作ったものである。だからトイレも遊具も別々にある。 湿度も高くやや寝不足でもあり、走ると息が詰まる。汗の出方も半端なく、10周・4km走ると結構きつい。走り終わる頃になって、ようやく涼しい風が吹いてきた。 土曜日の朝には雨は止んでいた。予報が雨だったので朝ゆっくり寝ていたが、晴れれば走るしかない。朝ごはんの後、着替えて外に出る。 雨降りでなければ、旧本埜村10kmコースを走るつもりであった。昨シーズンは3ヶ月半の10kmブランクだったが、今年はもう少し短くしたいと思っていたからである。 心配した水たまりは少なかったけれど、雲の間から太陽が顔を出して暑くなった。昨年はこの時期10kmなんて走っていないから、例によって「速く走るより楽に走る」、タイムはともかく完走である。 最初のチェックポイントで1分、中間で3分いつもより時間がかかった。最後はランニングパンツから汗がしたたって走りにくかったけれども、約5分遅れで完走。これで3ヶ月半のブランクを2ヶ月半まで短縮できる見込みとなり、今月の目標をひとつクリアすることができた。 昨日21日の朝は少々寝過ごした。起きて10分で着替えて仕度して家を出ると、小雨が降っていてすでに水たまりができている。夜のうちにかなり降ったらしい。 新着のMagic Speedで靴擦れを起こしてしまったので、JOLT3を履いて公園遊歩道へ。タータンが濡れているので慎重に走り始める。この間濡れた路面で滑って、2、3日ヒザが痛かったのだ。 途中で計測したら、km30秒くらい遅い。Magic Speedと比べると40~50秒違う。でもこういう日はとにかく完走。10周4km走って引き上げる。これで7月の走行距離は90kmを超えて、ノルマの100km達成に目途がついた。 22日は夕方から夜中にかけて大気の状態が不安定になり、雷が鳴って激しい雨が降った。しかし気温が高すぎたためか、23日朝には道路はすでに乾いていた。 歩いている時は涼やかな風が吹いてきたのだけれど、走り出したらやっぱり暑かった。これはタイムが出ないなと思ったけれど、途中経過はkm15秒ほど遅いだけである。前々日には30秒遅かったから、かなりの改善である。若干涼しいからか、靴擦れが治ってきたおかげかもしれない。 10周4kmで上がる。平日なのに、何人か走っている。私同様リタイアしたのか、リモート勤務なのか、それとも出勤前の朝ランなのかもしれない。自分も年取ったせいか、他のじいさまの歳はよく分からないし、まして働いているかどうかなんて見ただけでは分からない。 昨日25日の朝、公園に行くと折れた木の枝、飛んできた葉っぱで遊歩道が走りにくかった。24日に秩父多摩から埼玉県を横断した積乱雲で、千葉ニューも短時間にせよ強風が吹いたためである。 これまでは熱帯夜とはいえ25℃を若干上回る程度だったが、室内の気温がすでに30℃を超えている。外に出てもまったく涼しくならない。走り出すとすぐに大汗。 5km12.5周の予定だったので、息がはずまないペースを心がけるけれども、暑いのはスローペースでも暑い。ラスト2周半はたいへんしんどく、走り終わるとハンドタオルの濡れ方がこの夏一番だった。 夏至も過ぎ大暑も過ぎ、夜明けの時刻は徐々に遅くなっているのだが、朝の暑さはかえって増したような気がする。 気がするどころかかえって暑くなっていて、日中は猛暑日夜は熱帯夜である。近くの観測点である我孫子の平年値ピークは8月8日、それでも最高32.2℃、最低23.6℃である。ということは、過去30年の平均からかけ離れた暑さである。 土・日は公園に若い連中が騒ぎに来るので、回避して片道2kmのロード。今週は2日とも1往復4kmしか走れなかった。湿気がすごくて、べたべたの汗をかいた。こういう日は無理をしてはいけない。
ランニングシューズ買換え
2年前から使っているアンダーアーマーのランニングシューズ。私の足に合うサイズが見つけづらいのが最大の課題なのだが、UAの28cm4Eだとちょうどいい。2足を交替で履いていたけれども、とうとう一足に穴が開いてしまった。 しばらく前から踵のソールがすり減っていて、これはそろそろやばいかなと思っていたらさらに穴が開いた。踵部分のプラスチック成型部品も変形して足に当たるので、ケガをする前に買い替えなくてはならない状況であった。 幸い、秋のシーズンはまだ先なので急ぐ必要はないけれども、同時期に買ったシューズが傷むのならもう一足もいつ寿命が来てもおかしくない。当分練習しか使わないが、早めに手当てすべきであろう。 以前から書いているように、私のモットーは「速く走るより楽に走る」。昨シーズンからハーフマラソンに挑戦しているとはいえ、ハーフでも10kmでも優勝タイムより制限タイムにずっと近い。そんなにお高いシューズにする必要はない。 もちろん最新である必要はなく、型落ちで十分である。となると、スポーツ用品店よりもアウトレットが狙い目である。これまでのシューズだって、あみアウトレットで買ったのだ。 ということで、6月下旬に阿見に出かけた。いつも止める駐車場から大仏めざして一番遠くがアンダーアーマーである。ランニングシューズの売り場へと進むのだが、そもそも4Eの商品がない。 「先週あったんですけど、土日で売れちゃったみたいですね」と店員さん。4Eだと27.5cmまでしかなく、28cmは2Eまでである。合わせてみたけれど、やっぱりきつかった。 次の日、今度は酒々井アウトレットへ。こちらのアンダーアーマーにも行ってみたが、やはり4Eは27cmまでだった。UAの公式通販では現在4EはなくExtra Wideになるのだが、もちろんそちらもなかった。 2ヶ所行ってダメということは今回はUAに縁がないということである。フードコート近くまで戻って今度はASICSへ。ここは昔オニツカといっていた老舗だが、イメージ的にバスケットシューズで、ランニングシューズはどうなのかと思っていた。 ところが行ってみたところ、29cm30cmの商品がごろごろしている。合わせてみたところ、JOLT3の28.5cmExtra Wideがちょうどいい。UAより0.5cm大きいけれど、その程度はメーカーによる違いだろう。値段も4,990円。型落ちにしろお安い。 アシックスの低価格ランニングシューズ、JOLT3。現在JOLT4が出ているのでアウトレットでもサイズが潤沢にあるが、残念ながら少々重い。練習用に使うことになりそうだ。
ということで購入して、翌朝のトレーニングで履いてみたのだけれど、何となく重い。かかとが減っていないので地面に当たるせいもあるかと思ったが、息が切れる。その割にタイムはそれほど悪くなかった。 実際どうなんだろうと思ってアンダーアーマーと重さを比較してみたところ、UAの520gに対しASICSは600g超え。片足当たり50g弱違う。靴の減りを勘案しても、ASICSの方がずいぶん重いことが判明した。 メーカーの商品説明をみても、重さをはっきり書いてない。WEB等をみると、現在のJOLT4よりJOLT3は一割方重いらしいが、最新型JOLT4にしたところでUAより重いのである。 もちろん、耐久性とかフィット感、クッション性などさまざまな要因があって軽いからいいというものでもないが、重く感じるシューズを本番のレースで使いたくない。当面練習で使うことになりそうだ。 2年間履いていたアンダーアーマーのランニングシューズに穴があいてしまったのだが、阿見にも酒々井にもサイズがない。そこでASICSで合うサイズを買ってきたのだが、今度は重い。毎朝のトレーニングで使っているけれども、さすがに大会では使えない、というところまで書いた。 アウトレットに行っても同じことになるので、7月の連休明けに普通のスポーツ用品店へ。八千代にあるゼビオの品揃えがよさそうだ。同じフロアにABCマートも寄ってみたのだがさすがにサイズがなく、ゼビオに行ってみるとなかなかすごい。 サッカーシューズ、バレーシューズなど、スポーツごとにそれぞれ棚があり、数も種類も多い。ランニングシューズは一番奥にあった。店員さんに28ワイドだが、メーカーによって合わないこともある、と話したところ、じゃあ足のサイズを測ってみましょうということになった。 体組成計みたいな台の上に乗ると、三次元で足の形を測定してくれる。すると意外なことに、サイズそのものは26cm台だった。足幅と高さが標準より大きく、しかも左右で微妙に違う。かといって左右違うサイズでは売ってくれないが。 「測定された大きさより1cm大きいサイズくらいがちょうどいいです。28ワイドで試されたらいかがでしょう。」しかし28ワイドというサイズはそれほど置いていない。手ごろな値段で選んだシューズは在庫がなかった。でも「色違いならありますよ。」 さすがゼビオ、アウトレットと違って品ぞろえは豊富である。裏の棚から出してきたものを履かせていただく。特に当たるところはなく、たいへん軽い。最近買ったJOLT3が重かったせいか、特にそう感じる。 ASICSのマジックスピード3で11,900円。アウトレットの倍だが、最新モデルの半額である。こちらを購入した。
家で重さを計ったところ、左右で490g。JOLT3より100g以上、アンダーアーマーよりも30g軽い。軽い分だけ作りも華奢なように見えて、耐久性は少し心配である(木の根に引っかけても大丈夫だろうか)。何回か走ってみて、問題なければ本番レース用に使うことになりそうだ。 さっそく今週、舗装道路のロードワークと公園遊歩道のタータントラックで練習してみた。なにしろ軽くて、それほど息ははずまないのにkm10~15秒速い。カーボンプレートだから、ストライドが若干伸びている効果もあるかもしれない。慣れないこともあるのか、タータンよりアスファルトがずいぶん走りやすい。 これで現状のラインナップは、アンダーアーマー1足とASICS2足。秋シーズンに向けて、ひとまず靴の心配はしなくてもよさそうだ。当り前のことではあるが、靴の心配より体の心配。ハーフ走ってもバテないくらいに仕上げていかないといけない。もうすでに、年内の大会は申し込んでしまっているのだ。
印西国際エコマラソン
先週末に行われたわが印西市の市長選挙。詳細は別ブログに書いたけれど新人の藤代健吾氏が初当選し、今後4年間の市政を執ることとなった。彼は市内の全戸にカラー印刷のマニフェストを配っており、その中に「印西国際エコマラソンの開催」という項目がある。 マニフェストにあげられた政策や企画は多岐にわたり、4年とか8年でどこまでできるか分からないが、近隣市町村のほぼすべてにマラソン大会があるのに印西市にはない。もしやるとすればどのような形になるのか、以下考察してみた。 印西市長選で初当選した藤代新市長。公約のひとつが印西国際エコマラソンの開催である。 印西市にマラソン大会がないのは過去ずっとという訳ではなく、20年ほど前、本埜村にイチゴロードレースという大会があった。それがなくなって以降新たに作られなかったのは、当初合併するはずだった白井市に梨マラソン、栄町にドラムマラソンという大会があったからである。(印西市・白井市・栄町・本埜村・印旛村の合併で、(仮称)北総市になるはずであった) 昔は建設中の464号で大学か社会人の大会があったし、いまでも予選会は開かれている。隣接する白井市、柏市、我孫子市、栄町、佐倉市、成田市のいずれにもマラソン大会がある。印西市には駅伝の強豪校である順天堂大学(いま別の話題で大変みたいだが)もあるのだから、本格的なマラソン大会があっておかしくない。 そして、お隣の佐倉健康マラソン(現在は小出メモリアル佐倉マラソン)のコースのうち、約10kmは印西市(旧印旛村)のエリアである。バーターで印旛沼の反対側を貸してくれと交渉するのは可能と思われる。 ニュータウンだから、交通量の少ない二車線道路はいくつかある。佐倉コースから旧印旛村まで接続すればハーフマラソン、市中心部の千葉ニューまでつなげばマラソンコースが設定できる。印旛沼湖畔から北総台地の高台まで標高差30~40m、走る分にはきついがそれだけ景色もいい。 問題のひとつは、駐車場が少ないことである。ゴルフのZOZOトーナメントは、違法駐車と渋滞で近隣住民にたいへん不評である。白井梨マラソンは駐車場が少なくアクセスも悪く、佐倉マラソンは駐車場なし・電車推奨である。京成と違って北総線は運賃が高いので、参加者には負担が大きい。 もうひとつの問題は、メイン会場をどこにするかである。印西市の陸上競技場が松山下にあるが、交通量が多い上道幅が狭く、そう簡単に通行規制はできない。スタートから1時間くらいが限界かもしれない。ゴールは午後になるし、規制時間が伸びるのは警察がいい顔をしないだろう。 旧印旛村の陸上競技場が岩戸にあるが、スタンドも体育館もない上にアクセスもよくない。付近はサバゲーがあるくらいで、駐車場もそれほど大きくない。スタートにもゴールにも使いにくい。 北千葉道路が一部通ったので、464号旧道沿いの印旛中央公園が使えるかもしれない。ここなら公民館や小学校など雨天時の退避場所も近いが、野球グランドだけで陸上競技場はない。駐車場が少ないのは、他の施設と同様である。この地域で人出が多いのは「吉高の大桜」だが、その時期だって駐車場が足りなくなるのだ。 このように、「国際的なスポーツ大会」を開く場所はほとんどないのが実情である。陸上競技場でなくてもいいなら、北総花の丘公園はじめ広い公園はいくつもあるし、現在開発中の新・清掃工場周辺も使えるかもしれない。それでも栄町とか白井の規模までで、佐倉マラソンや手賀沼エコマラソンのように人を集めるのは、かなり難しいように思われる。 個人的にそれより心配なことがもうひとつある。調べると、今年4月に印西市国際交流協会主催で「国際交流エコ・マラソン印旛2024」というイベントが開催されている。 香港から4名、シンガポールから34名、日本人・ボランティア合計94名の参加者が、ゴミを拾いながら約20kmを6時間かけて完走(歩いた)ということである。まさか、こういうイベントを想定していることはないだろうか。 確かに「国際」で「エコ」なのだろうが、ハーフマラソンの距離を6時間かけて走る(歩く)のはスポーツ大会とはいえない(マニフェストに載っている上の写真は、おそらくそのイベント)。 「利き酒マラソン」という大会もあるから、スポーツとか記録に必ずしもこだわる必要はないが、「手賀沼エコマラソン」だと思って参加費を払った人が、大規模なゴミゼロ運動をさせられたら2度と印西に来ないだろう。私だって、そんなイベントに5,000円払って出るつもりはない。 こういうイベントを開くつもりでマニフェストを書いたとすれば、新市長も結構な食わせ物である。利き酒マラソンなら考えるが、残念ながら印西市に酒蔵はない。味噌屋は2年前まであったが、廃業した。電算センターや物流基地はたくさんあるが、イベントとは結びつけにくい。 ランニング愛好者としては、小規模であっても地元に市民マラソンがある方がうれしいし、順天堂から招待選手がいるなら香港・シンガポールより見て楽しいが、彼らだって大規模ゴミゼロ運動ではトレーニングにならないから出ないだろう。少なくとも検討されるのが、手賀沼に対抗したマラソン大会であることを願うばかりである。
133km走った ~2024年7月のランニング
2024年7月のランニング距離は133km。5月164km、6月146kmより若干減ったものの、月100kmの目標はクリアしたし、昨年7月より2割方多く走っている。夏場で早朝しか走れないし、長い距離も難しいから、それなりにがんばっていると思うことにする。 しばらく前から、6~8月は意識的にトレーニングを控えめにしようと思っていた。実際、走り出すと息がすぐ上がるし、汗のかき方も尋常ではない。こういう時に無理をしてはいけないし、血管が飛んでから後悔しても遅い。及ばざるは過ぎたるに勝れり、と徳川家康も言っている。 10km超の距離は7月13日に走ったのが最後である。その翌週、梅雨明けしたとたんに猛暑日になったから、ぎりぎり最後のタイミングであった。昨年同様10月に再開できれば2ヶ月半のブランク、9月に走れる程度の暑さであればもう少し短くできるかもしれない。 昨年8月は86kmしか走れなくて、9月以降は100kmをクリアして11ヶ月経過した。もちろん気温や湿度、体調との相談で何が何でもとは思わないが、8月は暑すぎて山にも行けないし、夏休みでジムも混むので運動しようと思ったら走るしかない。 タイムは気にしないようにしているが、先月はシューズを新調したので時計をみることが多かった。重いシューズと比べると軽いシューズはkm15~20秒速く、4km走ると1分違う。 しかし、昨年7月のタイムと比べると4kmで2分遅い。66歳から67歳になったせいなのか、それだけ今年の夏は厳しいということなのか、迷うところである。 「速く走るより楽に走る」のがモットーとはいえ、制限タイムを超えないのが大会参加の前提である。昨シーズンは10km1時間8分まで戻したから、10マイル2時間、ハーフ2時間半は手が届く範囲である。今シーズン前半はハーフと10マイルがあるから、そのレベルに仕上げていかなければならない。
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