ランニング編 走ることが毎日の生活となってきたため、独立させました。

八街落花生マラソン'24   ランニング日記(~24将門)   ガーミンを買った!!
    

八街落花生マラソン'24

2024年10月20日、いよいよ今シーズンの開幕戦、八街落花生マラソンである。

一昨年は白井梨マラソンからスタートしたのだが、真夏日で暑すぎた。昨年から3週間遅らせて八街スタートとした。昨年もレース前日まで暑かったのだが、その朝いきなり気温が下がり最低気温が一桁になった。今年も、急に寒気が下りて気温が下がるという予報である。

夏日が長引いてなかなか走り込めなかったが、お彼岸過ぎてようやく最低気温が20℃を下回った。10マイル3回を含めて10km超を7回走って、ぎりぎり準備が間に合った。ところが直前にきて、右往左往する事態が生じてしまった。

それは、レースシューズの選択であった。夏に購入したマジックスピード3を履くつもりであったが、練習でヒザに違和感がある。買ってすぐ履いた時にはそんなことはなかったのに、直前でそうなったのである。痛むことはないけれども、心配しながら10km走るのはきつい。

ノンカーボンのアンダーアーマーで試したものの、引き続き違和感。いろいろ考えて、これまで準備したのだから予定通りMS3で走ることにした。心配は心配だが、どちらで走っても違和感があるなら当初予定どおりの方がいい。

金曜日の午後、薬局に行ってバンテリンサポーターを購入。違和感のある右ヒザに着けてみた。すると、意外にも感覚が鈍くなっていたヒザが楽になった。その分、違和感がふくらはぎに下がったような気もするが、しないよりいい。金曜の午後から土曜日一日着けていた。

土曜日は晴れたけれど、様子見含めて1日走るのをやめておく。準備を間に合わせようと走り過ぎだったかもしれないので、Q足はいいタイミングだろう。

となると、基本方針は安全第一。前半抑えて、走れなくなるほど痛まないようゆっくり走るしかない。もともと、速く走るより楽に走るがモットーである。開幕戦でもあり、まず完走。その上で、昨年のタイムより良ければそれに越したことはない。


当日朝、予報ほど冷え込みはしなかったが、冷たい北風が吹いている。昨年同様、7時に家を出て八街へ。渋滞もほとんどなく、40分で駅前の指定駐車場に到着。まずジャージのまま会場を見に行く。

開会式は8時からなのでまだ始まっていない。それでも、8時半スタートの子供達はすでに集まっていて、ゆるキャラと記念撮影をしている。落花生やスポーツシューズの出張販売、甘酒のサービス、スポーツマッサージもある。自衛隊の勧誘テントがあるのは、なかなか珍しい。

開会式が始まり、市長や県議会議員のあいさつが続くので、いったん車に戻る。FMの交通情報を聞きながら時間調整し、8時半を過ぎたのでレース体制で再び会場へ。

来る途中は小雨が降って、開会式の頃も傘を差している人がいたのだが、この30分で雨は上がり雲の間から日が差してきた。昨年の1桁ほど下がってはいないが、15℃前後だろうか。まずまずのコンディションになりそうだ。

 

八街落花生マラソンのゼッケン。昨年同様、ヤクルトとジンジャーエールの引換券が付いている。


この日は上下アンダーアーマーで、蛍光色のランニングシャツに膝までのサポーターとランニングパンツ、小荷物はウエストポーチに入れた。普段、ウエストポーチに水筒を入れて練習しているが、この日は撮影用の携帯。水筒より若干軽い。

後方の60分超に並ぶが、昨年よりもスタート/ゴールに近いような気がした。実際、昨年はスタートまで1分7秒要したが、今年は50秒台でスタートラインへ。プログラムの参加者は昨年より増えているのだけれど、実際の参加者は少なかったのか、それとも後ろにたくさん並んだのだろうか。

スタート後しばらく2車線使えるのだが、それでも渋滞してなかなか進めない。速いのに後ろに並ぶ人もいれば、遅いのに前に並ぶ人もいる。2列3列でしゃべりながら走る連中もいて、ペースも定まらないしコースも右左行ったり来たりである。

ようやくペースが落ち着いたのはジャスコの角を左折する2kmあたり。時計をみると14分前後で、昨年と同じくらいである。安心したのは、ここまでヒザの違和感がないのと、息がはずまないことである。汗もほとんどない。気温が下がったからだろう。

駅前の国道から脇道に入り、急に風が強く感じられた。おそらく風はずっと強いのだが、建物で遮られていたらしい。3km過ぎのファミマが最初の給水所。ここでは水を取らない。もちろん取る人も何人かいて、空の紙コップが風に舞って遠くまで飛ばされていた。

 

スタート前の行列。昨年同様60分超に並んだが、ややスタート地点に近かったような。それでもスタートまで約1分かかった。


昨年は、セブンイレブン右折の地点で、折り返した先頭集団に先を越されたが、今年は私の方が先だった。白バイが来たのは「てっぽう」のあたりで、例によって順大駅伝部。トップから10人くらいは順天堂で、その後ようやく一般参加のランナーが続いた。昨年すれ違いできなかったので、今年は走る姿を見られてよかった。

八街の町は意外と起伏があって、昨年もアップダウンがきついと思ったのだけれど、今年はそれほどでもなかったのは、2度目で見慣れたのと、トレーニングの成果だろう。下って登って北小学校方向に右折する。ここを進んだ先に、中間点の折り返しと給水所がある。

中間点で折り返しながらストップウォッチを押すと、34分10秒。昨年より2分速いし、ネットだと33分そこそこ、km6分40秒ほどでここまで来たことになる。大事に走っているし後から考えると大したものなのだが、走っているときは10kmだと1時間8分か。我孫子より悪いなと思っていた。

2回目の給水所は集会所の前。ここで予定通り水を取る。水とスポーツドリンクがあるのだが、スポドリは実はたいして効果がない上、もれなくぶどう糖果糖液糖が含まれていて体によくないと何かに書いてあった。以来、給水で取るのは水だけにしている。

総武線に並行する市道に戻り、さらに榎戸駅まで北上する。ここは結構な登り坂で、スピードが鈍ったり歩き出すランナーもいる。対面コースで一車線しか使えないので、またもや渋滞する。そして、榎戸駅で警察車両のいる折返し。ここから残り3km余がラストスパートである。

このあたり、ペースメーカーを見つけようと何人か探した。たいていの場合、視界に入ってくるのはスピードが鈍ってきた人達で、抜かないと遅すぎてかえって疲れる。同じくらいのスピードがいないか探したところ、トレランのザックで走る女性ランナーが、ずいぶん長く10~20m前を走っている。

この人をペースメーカーにしようと、がんばって付いて行く。その間、私よりずっと歳上のシニアランナーを次々とパスする。こういう人達も私より速く走っていたんだと驚く一方で、そのくらいのペースすら刻めない自分はまだまだトレーニングが足りないと思ったりする。

9km前で、農協か何かの時計が10時を指しているのが見えた。あと1kmだから、ゴール予測は1時間7~8分。時計が進んでいなければそんな見当であろう。中間点34分だからそんなものか。でも、昨年の1時間10分は上回れそうだと思いながら走っていた。

 

開会式前のゆるキャラと子供達。朝方の小雨は止み気温も低くなったが、この日は風が強かった。



9kmを過ぎて八街駅に近づくと、市営グラウンドの夜間照明が見えてくる。前日一日走らなかったのと、バンテリンサポーターのおかげもあって、ヒザの違和感は全くない。MS3の効果か、ストライドも伸びるような気がする。この日は抜かれるより、抜く方がずっと多かった。

ただ、総武線沿いの市道に入ってからずっと風が強く、それには悩まされた。時折、キャップが飛ばされるくらいの突風が来るので、手に持って走らなくてはならない。汗ふきタオルはほとんど出していないが、キャップは汗でびしょびしょである。それなりに暑いのだ。

スピードを上げるには、腰の回転を意識するのがいいらしい。昔は、腕を振れとかヒザを上げろとか言われたものだが、それでは疲れるばかりでスピードは上がらない。「おしりで走る」のがいいそうである。最近はそう心がけている。何より、楽に走れる。

ラスト1kmからゴール前の直線へ左折するあたりで、スパートして何人か抜いた覚えはあるけれど、抜かれた記憶がない。ちょうどそのくらいの持ちタイムの人が走っていたということだろうが、1時間走ってなお余力があるのは、うれしいものである。

ゴール前に電光掲示板があって、タイムが表示されることは朝確認してあった。ゴールが見えてきて、さすがに息は上がるけれど足はまだ動く。スパートしたそのままの速度でゴールに近づく。電光掲示板を見ると、なんと、1時間4分と出ている。

29年前の自己ベストタイムは、1時間5分26秒である。4分台であれば、29年ぶりの自己ベスト更新、しかも、30代のベストを60代で更新するという画期的な記録更新である。ゴールを駆け抜ける。1時間4分20秒前後だろうと思った。

市役所前に進み、ゴール給水所でペットボトルのミネラルウォーターをいただく。次は記録証のはずだが、なぜか行列は別の方向に進んでいる。そして、「ランナーのみなさまにお伝えします」と放送が流れている。

「コンピューターシステムの不具合により、記録証を出すことができません。このまま記念品のジンジャーエールの方へお進みください」

なんと自己ベスト成るかどうかは、正式計時を待つことになってしまった。さらに続く放送によると、成績が確定できないので表彰式も行えないということである。私は記録だけだからまだいいが、年齢別で上位だったはずの人達は、かなり残念なことであっただろう。

ネットで調べると、当該システムのバックアップは、まずゼッケンのバーコード読み取りであるが、そもそも付いていない。だとするとゴール前の動画からゴール時間を読み取ることになるのだろうか。千数百人いるのにそんなにすぐできるとは思えない。

まして、ネットタイムの測定など至難の業だろう。ゴール地点はばらけるからVTRでゼッケンを確認できるが、スタート地点はおそらく無理。プログラムから削られた時点でネットタイムは半分あきらめていたけれど、自己ベストが更新できただけにますます残念である。

 

大会運営において、タイムの計測とすみやかな確定は基本である。それができなければ、参加料を払う意味はないと言って過言ではない。ネットタイムの測定が難しいと思っていたが、グロスタイムの測定すらできないとは思わなかった。

おそらく自己ベストを更新できたと思うものの、どういうタイムで走ったのか分からないのはストレスである。妙なところでミソが付いてしまったものの、無事開幕戦を完走できたから、それでよしとしよう。家に帰ると奥さんに「全然疲れてないじゃん」と言われた。ヒザも背中も、とりあえず痛くない。

[Oct 23, 2024]


スタート/ゴール地点。コンピュータ・トラブルで、いまのところゴール前のタイム表示しか走破記録が分からない。


追記 後日配付の記録証届く

ランニング日記(~24将門)

八街マラソンの日から2、3日は涼しかったが、また夏になった。10月下旬なのに最高気温が25℃、最低気温が20℃以上である。

将門マラソンに向けてペースアップと思っていたものの、21・22日は5km、水曜ジム休みを挟んで24日木曜日も5km。わずか5km走るのに汗だくになる季節が、いつまで続くのだろう。

暑い上に先週はヒザに違和感があったので、距離は控え目にした。週末にはハーフを試走したかったけれど、気温と空模様、ヒザとの相談になる。

[Oct 25, 2024]


10月27日日曜日。今週いっぱい天気はよくないみたいだし、直前に走るのも心配だから、行くなら今日しかない。朝方は曇りというより晴れである。日差しが強すぎて、暑いくらいである。

栄町コースは冬のドラムマラソン以来8ヶ月ぶりになる。例によってふれあいプラザの駐車場に車を止めて身支度。隣が公園なので、朝早くから子供連れが何家族か来ていた。

準備体操をして、町役場前からスタート。先々週からヒザに違和感があって、八街の後は毎日5kmしか走っていない。そこからいきなり21kmなので、少し不安である。抑えているつもりが、3km過ぎまで7分を切るハイペース。仕方がない。行けるところまで行くしかない。

5kmを35分台、10kmを70分台。少し前の10km大会ペースである。15kmは少しペースダウンしたが106分台。ドラムマラソンより5分速い。そして、ドラムマラソンで55分かかったラスト6kmを45分と10分短縮。21kmは2時間31分台で、将門マラソンの基準タイム2時間半に迫る勢いである。

走り終わっても、余裕含みとは言えないものの、座り込んだり目の前が白くなることはなかった。ヒザもとりあえずは痛まない。2週間前の練習としては、思っていた以上の出来であった。ありがたいことである。

[Oct 28, 2024]


10月28日月曜日。前日にハーフを試走して足のいろんなところが張ったので、ゆるめに村の5kmコースへ。

今日もガーミンをつけて行ったのだが、なんだか変。「休んでください」とか「ゆるめのジョグで」とかウォッチが指示してきて、帰ってログを見ると到達個所を点でしか認識しておらず距離がめちゃくちゃである。

どうやら変な設定をしてしまったらしい。これが昨日でなくてよかった。走破タイムも歩数も分からなかったが、いつものトレーニングなのでダメージは最小限で済んだ。

[Oct 29, 2024]


ガーミンを買った!!

将門マラソンを前に、とうとうガーミンを買ってしまったのである。

いま使っているカシオ(Gショックではない)の普及品は、導入からそろそろ2年。表面がざらざらして見づらくなっていた。できればガーミンにしたいと思っていたのだけれど、物価高騰の折柄なかなか資金繰りの目途が立たなかった。

きっかけのひとつは、さきの八街マラソンの計測機器トラブルである。計測は主催者にお任せすればいいと安易に考えていたら、どっこいそうではなかった。リザルトが出たが、記録証はまだ届かない。正式計時でないにしても、ログが残っていれば多少違う。やっぱりこれを機会に買うべきかと思った。

ガーミン自体は、登山用GPSを長年使っている。2012年の山行から使っていて、まだ現役である。その後かなり年数が経っているから、性能もかなり向上していると思われる。そして、そう簡単に壊れないという安心感がある。

選んだのは2、3年前のモデルであるForeathlete 55。Foreathleteというシリーズ自体いまはなくなっていて、後継はForerunnerシリーズである。ただ、走りながら音楽も聴かないし、決済サービスを使うつもりもない。だから機能的にForeathlete 55で必要十分なのである。Amazonで、3万円を少し切るくらいで買える。

そして、この日のハーフ試走から導入。まずGPS信号を捕まえて、計測開始。「ガーミン、ぴ」である。ラップを取る方法が分からなかったが、ガーミンが自動的にやってくれる。1kmごとにアラームが鳴り、kmどのくらいで走ったのか教えてくれるのだ。

そして、スマホにGarmin Connectというアプリを入れると、スマホと即座に連動するし、自動的にパソコンソフトにも連動する。グラフはスマホかパソコンで見なければならないが、ラップから、心拍数、歩数、歩幅、消費カロリー、残り体力、他にもいろいろ出てくる。まだ全部理解できていない。

もちろんガーミンはもともとGPSのメーカーなので、走ったコースを後から確認できるし、距離測定は正確である。これがあれば、距離表示が出ていないとか、正式計時ができないといったアクシデントもどんとこいである。今シーズンに向けて、心強い援軍を味方にできたようでうれしい。

気になるのは資金繰りだが、今週予定していた山に行けないので、使わなかった分を回すのと、足りない分は株の配当でと思っている。くよくよ考えるより、出すと決まった方がストレスが少ない。

奥さんには、「外してどっかに置いてくるんじゃないよ」と言われた。そういうことをしばしばしてしまうので、気をつけないといけない。

[Oct 28, 2024]

ついにわが家にやってきたガーミンForeathlete 55。登山用GPSはあるがランニング用ウォッチは初導入。これで「ガーミン、ぴ」ができる。

 

みなさんがやっているこれがやりたかった。

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