年金生活・・・50代から準備して、60歳になる前にアーリーリタイアすることができました。
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国保保険料、1万8千円アップ(涙   2024年度の介護保険料
ようやく定額減税調整給付金   13年目の車検    

国保保険料、1万8千円アップ(涙

4月になれば固定資産税、5月は自動車税、6月は住民税、7月は国保保険料の通知が忘れずにやってくる。定額減税の調整給付金は後回しにしても、税金の徴収は決して忘れない。

今年も、いつもどおり通知が来た。例年だと保険証が届いた後に通知なのだが、マイナンバーカードを使えということなのか紙の保険証はまだ来ない。私も最近はマイナンバーカードで、紙の保険証は使っていないのだが。

 

 

さっそく内容を確認する。年間保険料は185,800円。昨年度は167,700円だから、1万8千百円の負担増である。率にして10.8%、結構重い。

65歳になって年金額が増えたので仕方ないとはいえ、1万8千円あればアウトレットでない店でランニングシューズが買える。健康保険は助け合いとはいえそれはきれい事で、病院や薬局、製薬会社がもうかるようにできている。

私自身のことについていえば、昨年支払った保険料は年間170,100円である。窓口負担は67,790円だから、保険料の比率は71.6%。ほぼ3割負担に見合う。しかし今年の保険料で窓口負担が変わらなければ、保険料比率は74%に上がる計算で、保険に入らず自費で診察を受けた方が安くすむことになる。

それを言い出したら介護保険は使っていないのに年間7万円以上で、保険料比率は100%、完全な割負けである。介護保険を使わなくて済む方がいいに決まっているけれど、あまり負担が大きければ何とかならないのかと思うのは人情である。

自動車の任意保険と同じように、あまり医者にかからなければ翌年の保険料が割り引かれるシステムになればありがたいのだが、健康保険の仕組みは強制保険と同じで誰でも同じである。所得の少ない人でも医者にかかれるようにという理想は尊いけれども、実は病院や薬局、製薬会社のためである。

アメリカのように、カネがない人は医療が受けられないよりいいことは確かだけれど、それはバランスの問題で、あまりに負担が大きくなれば自己責任という話が出てくるだろう。

今年の引き落とし額は初回が23,400円、2回目以降が23,200円。国保の引き落としが始まると資金繰りがどんどんきつくなり、来年2月まで続く。冬の方が体は楽だが、おカネがないのはいまから憂うつである。

[Jul 17, 2024] 

2024年度の介護保険料

市長選で市役所の人達の手が取られていたためか、選挙が終わった途端に未達だった郵便物が次々と届いた。まず紙の保険証が書留で配達され、次に介護保険料の決定通知が来た。>

前市長の任期は7月27日までだから、今週から新市長ということになる。市長名の印刷もできるので、ようやく通知したのだろうと思ったら、25日付で前市長の名前である。だったらさっさと仕事しろよと言いたい。




介護保険料の額はすでに4月に決定済で、どの段階が適用になるかだけである。昨年同様第7段階なら約1,500円値上がりする。国保や介護保険は所得税・住民税と基準が違うので、どうなるか通知があるまで分からない。たいへん不安である。

封を開けて見たところ、第7段階で変わりなし。被害は最小限にとどめられたようである。

年金制度と同じで、介護保険もその年に集めた保険料でその年のサービスが行われる仕組みである。だから、私が納めた保険料はいままさに介護を受けている人達のサービスに充当される。

だから私がもし介護を受けなければならない立場に至ったとして、その時はその時の保険料収入が原資である。いまと同じ水準のサービスが受けられるとは限らない。少子高齢化はどんどん進んでいるから、保険料の引き上げや自己負担額の増加、介護保険そのものの破綻があっておかしくない。

年金も介護保険も、たまたま制度導入時に当たった人は少ない保険料で多くのサービスを受けることができるが、後になればなるほど払った額が戻らなくなる。

制度自体が永遠に人口が(あるいは所得が)増え続けるというネズミ講の設計になっているから、当然である。最初から分かっているのに、選挙で勝ちたいからそういうことをする。自民党はいいアイデアと思っているだろうが、同じことは紀元前のギリシャ・ローマ時代からやっているのだ。

[Aug 5, 2024] 

ようやく定額減税調整給付金

年金額調整通知にも、住民税決定通知にも、定額減税調整給付のことは書いてなかった。結局、定額減税4万円で大騒ぎしたのは何だったんだと思ったが、WEBをみると東京都などでは調整給付の通知や支払いが始まっている。

もともと国がやることだし、今年初めに決まっていたから自治体によってそんなに違いはないだろう。国税庁のホームページによると、住民税決定通知が終わった市町村から順次手続きに入るそうだから、そのうち何か言ってくるだろう。

わが印西市で通知が届いたのは、市長選が終わり、介護保険料の通知が届いた後、ちょうどお盆の時期であった。おそらく作業の順番がそうなっていたからで、通知のどこを見ても新市長名は書いてない。担当課と連絡先が書かれているだけである。


さっそく封筒を開いて中身を見ると、予想していたよりも多い。減税しきれない金額は4万2千円余りなのに、支給金額は5万円である。豪勢なことである。いずれにしてもありがたいことである。

これでは、あまり税金を払っていない人が有利になってしまうが、もともと「物価高騰重点支援給付金」だから、所得の低い人に有利になるのは理にかなっている。住民税非課税世帯になると減税分の他に一時給付金があるので、もっと有利である。

実際の振込は受付後4週間程度ということだから、届いた翌日に確認書を返送した。印西市で対象となるのがどの程度いるかは分からないが、市役所のことだから確認作業に時間がかかり、早く出せばそれだけ振込まれるのも早くなると思われる。

奥さんはパート先で調整給付について聞いたらしく、私にももらえるのかと言うから世帯で一緒だと答えておいた。黙っている訳にもいかないから教えて、私3万、奥さん2万で話がついた。私の3万円は家計のマイナス分に充当される予定である。

[Aug 19, 2024] 

ようやく届いた定額減税の調整給付金通知。口座も届けてあるしマイナンバーカードもあるから確認届はネットでできそうだが、おそらく開発経費がないんだろう。



さて、今日は定額減税の話。調整給付金のハガキはすぐに返送してそろそろ1ヶ月。ガス代の引き落としがないものだからたびたび銀行口座を照会していたら、いつの間にか入金になっていた。

5万円入金で、調整の結果、私3万円、奥さん2万円となったので奥さんに渋沢札2枚渡したところ、「いろいろ物入りでしょ」とそのまま返してくれた。確かに、湯沸しの点検と洗面シャワーの修理があって物入りで、そちらに回せればたいへんありがたい。

現役の頃は、ボーナスで5万円多くいただけたとなれば、旅行に使ったりワインを買ったり、普段できない支出をしていた。ところが年金生活になると、収支は基本的に償わないのがデフォルトで、臨時収入があれば赤字の穴埋めということになる。

こういう心配をしているうちに、サドンデスになるか認知機能に支障が生じて、何がどうなったか分からなくなり解決に向かうのだろうが、ちゃんと生きている間はそれなりに工面しなければならない。

リタイア前の見込みでは、少なくはあるけれど若干の余裕ができるはずだったが、実際にはちゃんとインフレが来て支出が増えた。やりたいことができないより、したくないことをする方がストレスが大きいので仕方ないことではあるが、こういうことになるからみんな働き続けたいんだろうと思う。

[Sep 17, 2024] 

13年目の車検

最初に車を買ったのは三十年以上前のことになる。初代は雹害で行平鍋のようになってしまい、二代目はリコールの多い車でやたら故障が多かった。三代目のフィットはリタイア直前から乗っていて、2011年に買ったので今年13年目の車検となる。

13年目まで乗ったのは初めてのことだし、特に不具合もないのでまだ乗り続けたいと思っている。これまでの例だとまずエアコンが効かなくなってしまうのだが、いまのところそういうこともない。カーナビの液晶が薄くなって見づらいことが難点だが、土地勘のない場所に遠出することも少なくなった。

最初に車を買った当時まだバブル時代だったので、周囲の人達は3年目の車検になると新車に買い替えていた。そうやって中古市場が活性化するとはいえ、もったいない話である。私は最初の車に十年乗った。

昔は「クルマ命」の人がたくさんいて、アパート住まいのコンビニ店員が輸入車に乗っているなんて話もあった。いま若者が減っているのに加え、「クルマ命」とか「バイク命」という人もけっして多くないから、みんな稼ぎに応じた車に乗るようになった。

国産車は性能がいいし、メンテナンスや修理も壊れる前にすることが多いから、10年経ったから使えないなんてことは少ない。せいぜい液晶が弱るくらいであろう。私のカーナビはオーディオと一体化していて、すでに製造していないiPODをつなげるくらいなので、もはや修理もリニューアルも難しい。

11年目までホンダのディーラーにお願いしていたのだが、ディーラーと本田技研は全然違う会社だし、ディーラーだからホンダ車に詳しい訳ではない。故障個所も直さずに他の部品を薦めてくる不愉快な会社なので、昨年からご近所の整備工場にお願いしている。


なにしろ13年目なので、いろいろ不具合が出てくる。さっそく電話がかかってきて、スパークプラグを交換した方がいいという。この部品は2年前にホンダからも交換を薦められたもので、2年持たせたからまあ替え時だろう。見積りをお願いしたが、店に在庫がないので時間がかかるという。

仕方ないので車検についていったん精算して、部品が届いたら再度持ち込むことにした。車検の整備は通常の点検と、エンジンオイル、エレメント、ブレーキオイルの交換等で税金・保険料含み84,000円。追加整備の見積りが6万円なので、合計14万円余の支出となる。

13年乗るのは初めてだから、この先どれくらい大丈夫なのかよく分からないが、YouTubeの自動車専門家によると、修理代金が中古車価格より高くならない限り、乗り続けるのがお得という。確かに、中国やマカオに行くと日本の古い車が現役バリバリで走っている。

わざわざ新車で買ったのは、長く使い続けるには最初から自分が乗った方がいいと思ったからである。まして国産車は品質が優れているし、TVや冷蔵庫、エアコンだって20年持つのだから、さらに高価な自動車がそれほど頻繁に交換が必要とも思えない。

近々タイヤ交換が必要となるが、交換したらあと4~5年は使い続けなければもったいない。とりあえず、大事に乗ってあとしばらくは故障しないでいてくれたらありがたい。

[Aug 23, 2024] 

新車購入以来、車検はホンダのディーラーにお願いしてきたが、あまりに対応がひどいので今回から近所の整備工場にお願いすることにした。

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