なんとなく思うこと・・・ニュースや世間のいろいろなこと、私が思うことと世間が感じることは違うみたいです。

この子供達が私の歳になる頃    統一教会大臣辞職・マスコミの質の低下    旅の窓口
修理で環境保護?スマホ使わない方が    永遠に売上が伸びるなんて
近づきになりたくない人からは遠ざかる    天気予報大外れ 当たらないなら天気図出せ!


この子供達が私の歳になる頃、私はもういない

夏休みの頃、日中暑くて出歩けないので朝早くに公園まで散歩した。まだ午前6時前だというのに、子供達の姿を見かけることが珍しくなかった。きっと子供も、炎天下は暑いのだろう。

わが千葉ニュータウンも計画より四十年遅れで開発が進んでおり、これまで放置されていた荒れ地にも工業団地が建設されつつある。鉄骨が組み上がった5階建て6階建ての巨大な物流倉庫を見ると、計画ではとっくにできていたんだろうなと思う。

そうした日々の移ろいを見てふと思うのは、この子供達が私の歳になる四十年後には、私はもうこの世界にいないんだろうということである。

なんだか寂しいと思わなくもないが、それほど怖いとか不安だとか感じない。それについて思い出すのは、子供の頃太陽が膨張して地球の軌道をいずれ飲み込むと知った時に、たいへん恐ろしく思ったことである。

太陽の寿命は基本的に他の恒星と同じで約100億年。現在約48億年経過していると推定されるので、約50億年後には寿命が来る。寿命が来ると太陽は膨張して赤色巨星となり、その後爆発して白色矮星となる。宇宙の中には、そうした星々がいくつかある。

膨張して赤色巨星となると、太陽は火星軌道よりもさらに大きくなるので、地球など問題なく飲み込まれてしまう。すべて高温で溶かされてしまいあとかたもなくなる。

それまでに科学が進歩して、ワープできるようになるだろうか。宇宙空間で生活することはできるだろうかと、とても心配だった。それから四、五十年経って、どうやらワープなどできないようだし、よほどのカネ持ちでなければ宇宙に行けないことも分かってきた。

とはいえ、カネ持ちがカネ持ちでいられるのは貧乏人がいるからだし、アマゾンだろうがグーグルだろうがカネ持ちだけしかいなければ経営が成り立たない。それ以前に、人間が栄えていられるのもそれほど長いことではないだろうと思う(せいぜい数千年だろう)。

だから、太陽が膨張する時代のことなど心配しても仕方ないし、そもそも数十億年後のことである。仮に見込み違いで数億年になったところで、大勢にほとんど影響はない。

数億年後か数十億年後かはともかく、不思議なのは、小さい頃は未来のことがすごく心配だったのに、この歳になるとたいして心配ではなくなっていることである。

心配というのは脳の機能なので、脳の持ち主がいなくなってから後のことは脳にとってほとんど意味がない。まして自分以外の、「家」とか「民族」とか「社会」のことを心配しても仕方がない。残り時間が少なくなると、そんなことを考えてしまう。

[Oct 10, 2022]

太陽の寿命が来る数十億年後、地球の軌道は太陽に飲み込まれるのでその頃地球はなくなる。子供の頃それがたいへん怖かったが、この歳になるとたいして怖くないから不思議だ。


統一教会大臣辞職・マスコミの質の低下

基本的に、国内のニュースは見ない。採り上げるニュースもひどいし、輪をかけてマスコミもひどい。先週の統一教会大臣の辞職騒ぎもまたひどかった。

辞職した大臣に同情する気はさらさらないけれども、この間まで「統一教会とうまくつきあう奴を出世させる」と言われていたのに、誰かが撃たれたら180度変わって、関係ある奴はみんなダメということになった。

統一教会とつきあうのがそれほどけしからんのであれば、騒ぎになる前から指摘して報道するのがマスコミの任務である。にもかかわらず、彼らはこの間まで「恨みを抱いていた宗教団体」としか報道しなかったのである。

大臣が辞めなければならないのなら、彼らも同罪である。頭を剃っておわびするとか、視聴料は当分いただきませんというのが筋道である。ところが、いただくものはいただきます、住所変更したら届けてくださいと毎朝しつこいのが彼らのやり方である。

社会を構成しているすべての人が経済的利益を最優先して生きていると無条件に前提するのが、いまの世の中である。私だって生きていくのにおカネは必要だが、おカネだけではないし、最優先でもない。(でなければアーリーリタイアしない)

まあ、世間に範を示さなければならない大臣が、すぐバレる嘘をついたのはまあ責められても仕方がない(これだって、国葬の彼は嘘をつきまくりだった)。仕方がないが、それを鬼の首をとったように騒ぐ記者連中は、何が大切だと思って生きているのだろう。

世間体のいい大企業に勤めて、いい給料をもらい、いい家に住んで一生安泰なのも大切だろうけれど、そんなことをしたくてあなたはマスコミの仕事をしているんですかと申し上げたい。

いま統一教会が問題になっているけれども、エホバの証人や幸福の科学、生長の家、真如苑、その他諸々の宗教団体にも同様の問題がある。そもそも、何で創価学会だけ誰にも批判されないで同じことができるんだろう。

私が思うくらいだから、一流大学を出てそれなりに頭のいい彼らがそれに気づかない訳がない。気がついているのに「言われた仕事をしないと給料もらえないから」「それを考えるのは上の仕事だから」だと言うのなら、そんなTVや新聞は見るに値しない。

話は最初にもどるが、見るに値しないから国内ニュースは見ない。NHKも1割下げますとかケチくさいことを言ってないで、見た番組だけ料金を払うシステムにしてほしい。デジタルになったので、技術的には何の問題もない。

問題意識のない記者連中にカネは払いたくないが、テレビ体操のお姉さん達とか、天気予報の南さんや檜山さん、田中ちゃんの給料になるなら払う。きっと彼らの給料は、記者連中よりずっと少ない。

[Oct 31, 2022]

先週も統一教会問題で大臣が辞任する騒ぎがあった。安倍が撃たれるまでみんな統一教会のご機嫌をとり、マスコミも黙っていたのに節操のないことです。幸福の科学やエホバ、創価学会だって同様の問題はあるはずなのに。


昔、「旅の窓口」というホテル予約サイトがあった

昔、ラインもフェイスブックもなく、ブログさえ一般的でなかったインターネット草創期に「旅の窓口」というサイトがあった。

ホテルやビジネスホテルの予約をとるには、直接宿に電話するか、交通公社や近ツリなどの代理店に行くしかなかった時代である。インターネットで宿泊費も分かるし空室状況もリアルタイムで示される。利用者にとって、まさに画期的なサービスであった。

インターネットで取引ができるようになった商品の中でも、ネット証券と「旅の窓口」に個人的に一番感動した。証券口座はすぐネット証券に移したし(いまはなき日興ビーンズ証券である)、ビジネスホテルの予約は「旅の窓口」で取るようになった。

運営していたのは、大手旅行代理店でもなくホテルの関係団体でもなく、日立造船という畑違いの会社であった。当時この会社は不景気で、生き残りのためさまざまな方面に多角化を図っていて、そのひとつがインターネットによるホテル予約サイトだったのである。

私にとってまったく不便は感じなかったのだが、その後この会社は「楽天トラベル」に買収された。おそらく、顧客ごと破格の条件で買い取り依頼があったのだろう。楽天の思惑どおり、私の予約も旅の窓口から楽天トラベルに移すこととなった。

以来、約二十年が経過した。楽天の商売は利用者の利便を図るふりをしてセールスをすることだから(それはGoogleもAmazonも同じだが)、サイトはどんどん使い勝手が悪くなった。

例えば、初期設定では楽天おすすめの宿から順に表示される。「宿泊費の安い順」で表示しようとすると、とんでもない条件で1円の宿代を提示するホテルとか、5人で泊まると一人当たりとか、まるで使い物にならないのである。

それは飛ばして見れば済むことだが、単価の高い宿のさまざまなプランを延々と紹介する。私が求めるリーズナブルな普通の宿がほとんどない。

安い宿となるとドミトリー方式で、しかも利用者の評判は「泊まらない方がいいですよ」みたいなのばっかりである。そんな宿はブランドイメージのために改善を奨めるのが必要なのに、ほったらかしである。

ホテルおおるりの縮小以来、新たな拠点を探さなければならないのに楽天トラベルでは難しい。困ったな、昔のように目についた民宿に直接電話するしかないかと思っていたら、先日面白いサイトを見つけた。「Booking.com」という。

正直なところ、どういう会社なのかよく分からないが、楽天トラベルの扱うような単価の高い旅館はあまり扱っていないようだ。地図を表示するとその範囲にある該当の宿が紹介される仕組みで、リーズナブルな価格の宿も結構ある。

先日の山で、このサイトで予約をとったホテルに行ったところ、規模は小さいものの部屋はビジネスホテル風で清潔で、税込み5,400円。格安といっていい宿であった。楽天トラベルではこの宿は予約できない。

Booking.comで紹介している宿の中には、他にもその程度の価格があったので、楽天トラベルよりも私のような利用者には合っているようである。宿にしたって、空室にするよりいくらかでも客が入る方がいいに決まっている。

消費拡大策は、全国旅行支援とか地域クーポンばかりではない。まだまだ工夫次第でやり方はあるはずだろうと思った。

[Nov 9, 2022]

インターネットが普及してきた頃、WEBでホテルの予約ができる「旅の窓口」というサイトは大変重宝したものでした。その後楽天トラベルに買収され、セールス優先でたいへん使いにくくなった。


修理で環境保護?スマホ使わない方が…

日本では、餃子の王将とか記者クラブ垂れ流しのニュースばかりやっているが、ヨーロッパ各国ではCOP27を連日メインにとりあげている。パキスタンの大洪水やヨーロッパの異常高温など、気候変動が差し迫った課題と感じられるからだろう。

その中で、フランスで義務付けられている電気製品の修理可能性表示について報道されていた。メーカー各社は決められたから適当にやっているだけで、内容が不十分だと環境保護団体が非難しているという。

環境保護団体といっても例のグリーンピースやその親戚みたいなもので、かつて捕鯨に反対してどうこう言っていた連中だから、言い訳をつけて暴れたいだけのことである。

だいいち、美術館の絵にペンキをかけたって何も解決しない。ニュースにされなければ誰も気にとめない。本人たちはストレス解消になるかもしれないが、それで何か変わることはない。

おそらく、古くは男女平等にしても参政権にしても王政打倒にしても、本当にまじめに考えていた人達は一握りで、その他大勢は騒ぎたいだけで集まったに違いない。だからロシアにせよ中国にせよイランにせよ、力で押さえこまれると黙ってしまう。

それはそれとして、修理可能性を表示しなければならない商品というのが、大画面TVでありスマホであり、全自動洗濯機だという。いずれも核心部はICチップだから、そう簡単に修理できるはずがない。

修理できないものを表示せよと言われるから、メーカーだって適当に書いておくしかない。それを環境保護団体は、店頭に行って「この表示は不適当」だのシールをべたべた貼っているという。

おそらく、「われわれに献金しないと、店頭に行ってシールを貼りまくるぞ」と脅しているに違いない。昔の総会屋の手口である。そうやって環境が保護されればまだしも、彼らはそんなことにカネは使わない。実はグリーンピースは裕福なのである。

スマホや大画面TV、全自動洗濯機がないからといって生きていけない訳ではない。そんなもの全部なくたって、ちゃんと暮らしている人間はいっぱいいる。スマホがなければ連絡とれないというなら、昔のように日時と場所を打ち合わせれば済む話だ。

環境保護対策とされるものは、私にはみんなまやかしに見える。森林を伐採して太陽電池パネルを並べることでなぜ環境保護になるのか。それよりも、みんながスマホや大画面TV、全自動洗濯機を使わない方がよっぽど節電になる。

わが家には全自動洗濯機はないし、大画面も今のが使えなくなったら小画面にしようと奥さんと話している。スマホは地図が出るので重宝しているが、年中だれかとつながっている訳ではない。奥さんに至ってはガラホだ。

そもそも、人間が増えること自体が自然によくない。だからといって後進国に人口を増やすなとはいえない。環境環境と騒いでいると、最後には「われわれはいない方がいいんじゃないか」と思うようになるだろう。まあ、グリーンピースはなくてもいいが。

[Nov 14, 2022]

フランスでは、環境保護のために電気製品に修理可能性の表示が義務付けられた。でも、スマホや大画面TVを修理して使うより、そもそも使わない方が環境に優しいと思う。


永遠に売上が伸びるなんてありえない

「お名前.com」のサーバを使っているので、この会社のHPを開く機会が多いが、最近そのたびにポップアップで「永久にサーバ使用料月額1,072円」という広告が出てくる。うるさくて仕方がない。

いま他社のサーバを使っている人達の関心を引くためなのだろうけれど、既存の顧客はあまりいい気がしない。値下げしろとは言わないけれど、もっとさくさく動くように努力するのが先だろう。(WordPressのバックアッププラグインは、いつもタイムアウトだ)

詳しく見ていないが、おそらく他社からの乗り換え顧客だけの特典で、いずれドメインの使用料で元はとれると考えているのだろう。ドメインの使用料を上げないとはどこにも書いていない。

それ以上に気になるのは、この会社は自社の従業員に対し「お前たちの給料を上げるつもりはないし、永久に偉くする気もない」とアナウンスして、果たして士気が保たれるのだろうかという点である。

製品を永久に値上げしないとは、つきつめるとそういうことである。でなければマーケットが永久に成長するしかないが、そういうのをネズミ講と言い、昔からありえない儲け話ということになっている。

そもそも、日本の人口が減少に転じて何年も経つ。購買力のある若い層がこれから加速度的に減って、学校もどんどんなくなるし店だってそんなに要らない。インターネット商売だって同じである。

こうした広告を打つということは、まだまだ他社の売上を食えばなんとかなると思っているのだろうが、マーケット自体が縮小している中で拡大するところがあるとすれば、それはいまのマーケットではなく誰も知らないマーケットである。

若い頃銀行にいて、融資の稟議書を書くときにその会社の売上が毎年20%ずつ増えるみたいな書類を書かされた。「そんなのありえないでしょう」と言うと、最高学府を出た賢い上司が「そう書いてどんどん貸せばいいんだよ」と言っていた。

そんな上司ばっかりだから、合併された上、銀行自体がいまや構造不況業種である。支店もどんどん整理されているので、偉くなるチャンスも少なくなっている。今にしてみれば、体を壊す前に辞めておいてよかったのは間違いない。

普通の考察力、判断力があって、世の中の情勢を冷静に考えれば、うまい話がそうそう転がっている訳がない。転がっていると思う連中が、落とし穴にはまるだけである。

「お名前.com」もそう長いことではなさそうだと思うが、かといって他の会社に移してもたいして変わらないかもしれない。自衛のためにバックアップデータだけはきちんと持っておくしかなさそうだ。

[Nov 21, 2022]

「お名前.com」で永久にサーバ使用料1,072円というキャンペーンをやっている。いろいろ条件があるのだろうけど永久の訳はないし、そもそも永久に売上を伸ばそうと思うのがおかしい。


少し前に、お名前.comのレンタルサーバ利用料を永久に値上げしないという広告について書いた。きっとドメインで元をとるつもりだろうと予想したが、事態はそれよりずっと悪かった。利用料は上げないがサービス料を新設するというのである。

現行取っていない料金を新たに取るならば、それは値上げである。このご時世で値上げがいけないと言うつもりはないが、それならそれで利用者に対する誠意が求められる。こういうやり方には、誠意も何もない。

売上が確保できるなら、嘘だろうと詐欺だろうと構わない。うまいセールストークに騙される奴が悪い。永久に利用料が据え置きになるはずがないだろうというのが彼らの言い分であろう。

値上げしたいならまずコスト削減の努力をして、それでも吸収できなければ申し訳ありませんが値上げさせていただきますと頭を下げるのが筋である。レンタル料という名前だろうが、サービス料という名前であろうが、利用者から取ることに変わりはない。

あるいは、市場環境でいかんともしがたいのが今回お願いする「サービス維持調整費」で、われわれの企業努力とは関係ありませんと言いたいのかもしれない。

そんなバカな話はない。私企業の活動でマーケットが関係せずに価格が決まるものなどない。マーケットがどう動くか判断するのが企業経営者である。

そんなことを言い出したら、金利が上がれば調整費、人件費が上がれば調整費、為替が動けば調整費で、すべて調整費が必要になる。値上げするのは勝手だが、顧客がそれで納得すると思っているのだろうか。

こういうことを平気で言う連中がIT長者だというのだから世も末である。かつては、企業は公器とされ、経営者はそれなりの人格見識が求められた。レンタル料は据え置きますが別途サービス料をいただきますなどと言えば、間違いなく不買運動が起きただろう。

そして、「利用料は永久に上げません」とセールスした舌の根も乾かないうちに、実質的に値上げというのだから、こういう広告を出していいのだろうかという疑問がある。

私自身はこの広告にひっかかってサーバを移転した訳ではないので利害関係者ではないが、もしそういう人がいたら「これは詐欺だろう」と言い出さないのだろうか。

消費者庁という役所は、こうした詐欺的な広告を監視して摘発するのが仕事ではないのだろうか。統一教会をやり玉にあげるのもいいが、世の中にはこういうこすからいことをする奴らがいっぱいいるのである。

おそらく、年寄りには読めないような小さな字で契約書類のどこかに書いてあるのだろうし、電力会社もガス会社もやっているのにわれわれがやって何が悪いと思っているかもしれない。

いずれにしても、お名前.comは機会をみて解約する方向で検討すべき段階に来ているようである。

[Dec 8, 2022]

「お名前.com」で乗り換え時サーバ利用料値上げせずの広告に続き、別途サービス料を徴収するという通知。誇大広告を通り越して、これは詐欺広告であろう。消費者庁は何も言わないのか。


お近づきになりたくない人からは遠ざかる

リタイアしてはや6年、現役時代と比べて格段にストレスが少なくなった。対人関係で悩むことがほとんどないので、朝起きて気が重くなることはない。とはいえ、ときどきお近づきになりたくない人が現れるのが現実である。

しばらく前から、ブログ村の同じカテゴリーの中に嘘の記事を書いてアクセスを稼ぐ人が現れた。最初はランキングの下の方にいたのだけれど、「浮気されました」「離婚されました」「不治の病です」「亡くなりました」と毎日更新しているうちにランクが上がってきた。

ブログに本当のことだけしか書いてはいけないとは決まっていないし、そもそも日本に「嘘つき罪」はない。リアルの生活でも嘘ばっかりつく人はいるのだから、ネットの世界にいない訳がない。

だから、こりゃ嘘だと気づいてからは読まないようにしてきた。「お近づきになりたくない人からは遠ざかる」、無用のトラブルから身を守るために必要なことである。

とはいえ、いつも周回する場所に出没されると気持ちが悪い。もちろん、楽しみにして読んでいる人もいるだろうからそういう人達は読めばいいと思う。楽しみ方は人それぞれである。だが、個人的には近づくなとアラームが鳴る。

つい最近、「私や私の妻の言うことが嘘だったら、私はいまの職にはとどまりません」と言っていた人がいた。いまの職どころか、現世にとどまることさえできなくなってしまった。因果応報、天網恢恢疎にして漏らさずである。

しかし、私にとっては目に触れることでストレスになる。考えた末に、嘘つきのいる場所からは遠ざかることにした。いきなりカテゴリーを移したから、いつも見ていただく人が来れなくなるおそれがあるが、健康維持には代えられない。

居心地のいい場所がいつまでもそうとは限らない。パソコン通信の時代、こんなにいい人達ばっかり何で集まるんだろうと思っていた。それから20年余りが経ち、個人情報が洩れるからオフ会をやらないようにと言われた頃から空気が変わってきた。

私は小さい頃から、友人がほとんどいなかった。いまも、「私しか電話する人いないでしょう」と奥さんに言われる。でも、付き合いを広くするとその種の人達が必ず入ってくるのである。リアルでもネットでも、それは同じだと思う。

[Nov 29, 2022]

天気予報大外れ 当たらないなら天気図出せ!

昨日の天気予報は、午後から天気が回復して気温が上がるということだった。

私は洗濯物を干す担当だから、雨が降れば家の中で干し、天気が回復すれば外干しする。乾きが悪くて洗濯物が多ければコインランドリーへ行って乾燥機のお世話にならなければならない。

ところが、午後になっても雲は厚いし外は薄暗い。2時過ぎまでそういう状況で、それから回復しても気温は上がらない。今日は天気予報大外れだ、なんで外れたんだろうと気象庁のホームページに行ってみた。

そして、天気図を見てあっけにとられた(下図)。これで天気が回復しますと予報して天気図も出さないなんて、どういう神経をしているんだろう。気象予報士を名乗っていいのだろうか。 山に趣味のある方ならお分かりの通り、これは「三つ玉低気圧」といって、最も注意しなければならない。通過してしまえば天気は回復して暖かくなるけれども、それよりもまず天候急変に注意を喚起すべき天気図である。

この天気図で山に出かけて、どれだけ多くの事故が起こったか彼らは知らないのだろう。特にこわいのは、低気圧にはさまれた地点では疑似好天といって、一時的に天気が回復したような状況になるからである。

「疑似」だからその後すぐに悪化して、さらにひどい天気となる。実際に家でも、正午ごろ太陽が雲の間から顔をのぞかせたが、じきに引っ込んで再び厚い雲におおわれたのである。気圧も990hpa以下で、台風が来た時より低いままだった。

TVの天気予報で天気図を出さないことは以前も書いた。自分で考えない人が増えて、時系列の天気分布とかなんとか、コンピュータ予想ばかりの内容になっている。

もちろんそのとおりになれば文句は言わないが、天気予報は将棋よりも不確定要素が多すぎて、AIといえども万能ではない。気象予報界に藤井クンがいれば、いまだにAIより強いくらいである。

だから、当たらない予報よりも天気図を出してほしいと切に思う。天気図さえ見れば、最悪どういう状況になるか判断できる。それすらしないのであれば、ますますNHKに視聴料を払う意味がなくなる。

結局この日の午後3時の気温は8.9℃。最高気温は3時半過ぎの9.1℃で予想の14℃には全然届かず(我孫子アメダス)、洗濯物を乾かすには全く役に立たなかった。

トムラウシで低体温症の大量遭難があった時、翌日はぽかぽか陽気で、遺体の横を大勢の登山客が登っていたという話を思い出す。

気象予報士の連中は翌日登った奴らと同じで、天気の回復を待てばいいと思っているんだろう。だったら天気予報はいらない。

[Dec 23, 2022]

2022年12月22日午前6時の天気図。これを見て午後から天気が回復って言うんだから、気象予報士を名乗ってほしくない。コンピュータ予想じゃなく、ちゃんと天気図を出せという話。



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