せっかく会社を辞められたのですから、おカネがないなりに楽しく過ごしたいものです。
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「年金が月5万円」は質問じゃなく答え   2月年金支給日  

「年金が月5万円」は質問じゃなく答え

先日、ひとのブログ記事を読んでとても気になったので、その話。

そのブログには、「月5万円しか年金がもらえません。どうやって暮らしたらいいですか?」と質問があり、フィナンシャルアドバイザーの回答として、年金を増やす工夫、アルバイトで収入を得る、固定費の見直しなどの回答が示されていた。

 

おかしいと思うのは質問する側、答える側両方である。まず答える側についていえば、こんな答えで年金月5万円の人が暮らせるようになるとは思えないし、読むだけ時間のムダである。仮にもプロを名乗る人間がこれでいいのかと思う。

質問者に財産はあるのか、年金以外に収入があるのかの確認が前提となるが、それらがないと仮定すれば、①財産があるなら整理して現金化すること、②生活保護を申請すること、以外に有効な回答があるとは思えない。マスコミの媒体で発言するならともかく、個人のブログである。何に忖度しているのだろう。

もちろん、生活保護を受けようとすれば行政にさんざん嫌がらせされる。彼らにとって、生活保護を充実させ住民が安心して暮らせるようにすることは自らの成績にならない。成績にならなければ給料・ボーナスは増えず、昇進もできなければ希望部署にも配属されない。

それでも、財産がなくて年金が5万円しかなければ、健康で文化的な最低限の生活は確保されない。その差額を受給する権利が、すべての国民にある。生活保護である。手続きが面倒だの担当者にさんざんなことを言われるだのは二の次の話だし、プロの回答としてそれを提案しないのはどういう了見かと思う。

 

もう一つおかしいと思うのは、質問者についてである。

「月5万円しか年金がもらえない」というのは、どこかの時点で年金保険料を納めていないからである。いま60代の人は、20歳になるずっと前から年金制度があるから、請求されても払わなかった、保険料免除の手続きさえしなかったということである。

だから、内田樹先生の言い方に倣うと、年金5万円は質問じゃなく答えということである。最初からそうなると分かっていてそうしてきたのだから、実際そうなって困ったと言われても他人にどうしようもない。自分のしてきたことは、自分で受け入れるしかない。

もちろん、収入が少なくて年金が月7万円(国民年金満額)しかないというケースはある。ただ、そうした場合の多くは、自営であったり、言われなくてもアルバイトをしたりして、他人に訊くまでもなく生活が成り立つようにしている。

 

個人的には、年金だけで生活が成り立つかというと、そもそも制度設計時点でそこまで想定していなかっただろうと思う。高度成長期以前、親兄弟・親戚が一緒に住むのは当り前だった。みんな核家族で、年寄りでもひとりでアパートを借りて自立しなければというのは、つい最近のことである。

だから、親世代がひとりで暮らせなければ子供が面倒を見て、親は子供の扶養家族になり、税金・健康保険等の負担がなくなるとともに年金は生活費として子供に渡すというのがもともとの想定だった。だから現代でも、親だけで生活できなければ子供に頼るしかないし、そういう親子関係を築くべきだったのだろうが、それを今さら言っても遅いのだろうか。

子供に頼れなくても、本当は年金5万円が4人集まって暮らせば何とでもなるのだが、訊く方も答える方もアイデアにも出ないみたいだから、それもまた悲しい。

[Jan 17, 2026] 

2月年金支給日、何とかひと息つく

昨日13日は年金支給日だった。この2月は15日が日曜、14日が土曜なので、2日早まる。普段の月だと2日早まれば次の支給日まで長くなるけれども、2月は短いからそのダメージも少なくて済む。

カード払いの関係で11日に少し楽になるけれども、現金が入るのは年金支給日である。5千円1万円で四苦八苦するのは、昔カシノでグリーンチップ($25)を数秒でやり取りした報いかもしれない。今となってはいい思い出だし、あの時しかできなかったが。

8時半にATMが動くので、その時間に銀行へ。奥さんが9時半から車を使うので忙しいが、早く下ろしてこないとおカネがない。悲しいけれど仕方がない。年金支給日だけに、私以外にもシニアが何人か来ていた。

年金を下ろして、まず残高不足を埋めていた口座に返済する。自分で自分に借金するのは、利息がかからない。ただし借りたままにすると、いざという時に本当に足らなくなるので困る。返せる時に返さないといけない。銀行をいくつか回り、ついでにセブンに寄って、振込払いの支払を済ませる。

 

9時からスーパーが開くので、銀行帰りに立ち寄る。4時台から起きているのでスーパーはもっと早く開けてほしいが、世間一般の人はそんな時間に起きないし、店に出社する人も運送の人もあまり早いと逆に困るのだろう。仕方がない。

くるみとカシューナッツを買う。パンを焼くのに、あった方がおいしいのである。くるみが450円、カシューナッツは100円を2袋。割れたカシューナッツなので100円と格安、酒のつまみにもなる。笹蒲鉾が半額150円だったのでついでに買う。

帰って、銀行から下ろしてきた現金を科目別に封筒に分ける。年金支給日前には空っぽだったが、ようやく千円札が入った。うれしいことである。わずかなお小遣いを財布に入れる。これで酒やノンアル、お昼のラーメン、スポーツジムの入場料や、山に行く時や日帰り温泉に使うことができる。

最近はお菓子などの間食費はあまり使わない。おカネがあるうちに、小豆を買って煮ておき、お汁粉やお饅頭にする。ノーブランドのホットケーキミックスで、ワッフルを作ることもある。小豆ワッフルは鯛焼きみたいでおいしい。

今月までで国保保険料の引き落としが終わる。7月になると今年の分がまた始まるが、それまでわずかの間、資金繰りが楽になる。奥さんに言わせると働けばいいということになるが、働けば働くでストレスが溜まる。少ないおカネで工夫する方がずっといい。

[Feb 14, 2026] 

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