2020年秋、長年患ってきた糖尿病や、老化に伴う諸症状の改善のため糖質制限を始めました。

2023年7月 体重80kg台2年間は44年振り   2023年8月 暑すぎて100km走れなかった
2023年9月 オールフリーとコカコーラゼロ   2023年10月 糖質制限3年経過
2023年11月 300~500gも糖質をとらないのが糖質制限   2023年12月 84kg台達成!!

糖質制限2023年7月 体重80kg台で2年間は、44年振り

2023年7月の最高体重は88.3kg、最低体重は86.0kgだった。最高は6月と変わらず、最低は0.3kg減った。2年前の体重とほぼ変わらないが、2年間80kg台を維持したのは学生の時以来44年振りである。

糖質制限を始めたのは2020年の秋である。以来約3年、基本的に白飯は食べないし、ラーメンはまったく食べていない。一時期に比べるとパンや蕎麦は食べるようになったけれども、量はかなり減っている。

そして、清涼飲料をほとんど飲まなくなった。お遍路を歩いていた頃は、自動販売機を見つけるたびにコーラを一気飲みしていたので、それを思えば格段の進歩である。

スポーツドリンクすら、最近は飲まない。朝走った後で飲む冷たい水が何よりおいしい。山に持っていくのも、昼食用のインスタントコーヒーと非常用のゼリー飲料を除くと、水だけである。山で飲む水は、また格別である。

このように生活習慣が変わったことを考えると、十数kg体重が減ったのもある意味自然なのかもしれない。というよりも、それまで炭水化物や甘いものを摂りすぎていたのである。

朝のランニングは7月1ヶ月で108km。6月の124kmより1割以上減ったが、それでも月間100km超えは4ヶ月連続である。

意識して距離は短くしているけれど、千葉ニューは空梅雨でほとんど雨が降らなかったのと、たまたま寝坊することがなかったので、山に行った3日間と週1日の強制的休養の他は毎日走った。

これが効果となって表れるのか、あるいは負荷の掛け過ぎでよくないのかはまだ分からない。ただ、毎朝走って帰ってくると気分がいいし、運動しなければというストレスがなくなるので、心身に悪くないだろうと思っている。

7月下旬はいつ果てるとも知れない猛暑日の連続で、同じペースのつもりでも1km30~40秒はタイムが遅くなっている。ロング・スロー・ディスタンスは水分補給が問題だし、8月はとにかく具合が悪くならないことを最優先にすべきかもしれない。

朝の体重は86kgだが、走って帰ってくると体重は85kg台に落ちている。2年間このくらいの体重を維持しているのは、学生のとき以来44年振りである。


7月は前回の血液検査の結果が返ってきた。

糖質制限を始めてから、糖尿病関連の数値は激的に改善した。3年前と比べると、ヘモグロビンA1cは6.5から5.8に、空腹時血糖は130台から100前後に減少している。その結果、糖尿病薬グラクティブも飲まないで済むようになった。

昨年の検査で引っかかった血の濃さ、ヘモグロビンとヘマトクリットの数値も落ち着いている。さすがに10年前と比べると低くなっているけれど、歳相応で仕方ない。昨年の数字にしても、高齢者には異常値とはいえないと書いてある本もあるのだ。

今回指摘されたのは腎機能の目安となるeGFR。これが60を下回るとよくないとされるのだが、私の場合40代の頃からそういう数字である。

もっとも、40代の頃は100kgを超えていて、やがて糖尿病になったから悪くて当り前である。その後、60を少しだけ上回ったり下回ったりを繰り返していたのだが、昨年50.7という悪い数字が出たのである。

eGFRは血液にそういう成分がある訳ではなく、クレアチニン値に年齢・性別の要素を加味して計算した数値である。だから、基本的には、血液中の老廃物であるクレアチニンの量が問題ということになる。

そのクレアチニン値だが、昨年は1.14だったからかなり悪い。とはいえ、若い頃から0.9と1.2の間で推移していたので、急変したという訳ではない。想像するに、若い頃には許されるが歳取ったらよくないということだろう。

そして今回の結果はというと、クレアチニンが1.01、eGFRが57.7である。「あまりよくないけど、去年ほどじゃないね」と言われた。

ただ、クレアチニンの値は筋肉量による要素もある。私の場合、タニタの体重計で身体年齢51歳と出てくるほど筋肉量が多いので、その影響もあるだろう。

昔の人間ドックの結果を調べると、クレアチニンが1.04でeGFRが61.6という年もあるから、それほど神経質になる必要はないかもしれない。そもそも、クレアチニンが高すぎて症状が出るのは2を超える数字らしいし。

そんな具合で、昨年チェックされた項目は小康状態といったところだが、少し気をよくしているのはトリグリセロイドの結果である。

白飯・ラーメンこそ食べていないものの、このところ食パンの消費量が増えていて、トリグリセロイドはそんなによくなっていないだろうと思っていた。ところが結果をみると、68と結構いい数字である。

昨年暮れには、110になっていて、正常範囲とはいえ糖質制限直後の60~70台と比べるとじわじわ上がっているのが気になっていた。

それが60台と再び改善に向かっている。トレーニングの効果か、あるいは糖質制限が習慣化して自然と余計な糖質を摂らなくなっているためか、いずれにしても安心したことであった。

返ってきた検査結果。糖尿病の薬は飲んでいないのに、ヘモグロビンA1c5.8、空腹時血糖99、TG68と、糖質制限前と比べると格段にいい数字になった。


検査結果でもうひとつうれしかったのは、HDLコレステロールが過去最高を更新したことである。

しばらく前までコレステロールが高いのはよくないと言われてきたが、最新の知見ではそうともいえないようである。コレステロールが高いから動脈硬化を起こすのではなく、動脈硬化になるからコレステロールが増えるらしい。

だからあまり気にしなくていいらしいのだが、ともかくHDLコレステロールが67と昨年の数字よりさらによくなっていた。糖質制限開始以来、HDLの値は40台から50台に伸びていたのだが、とうとう60台後半まで改善したのである。

HDLは不要なコレステロールを肝臓に戻す役割があり、かつては善玉コレステロールと呼ばれていた。それぞれの役割なので善玉とか悪玉とかいうのは何なのだが、糖質制限前の数値は40台、過去最高は48。この数字は30代以降ほとんど変わっていない。

つまり、過去数十年HDLコレステロールがずっと低めだったのに、60代になって突然自己最高を更新し続けていることになる。いろいろ調べても、HDLコレステロールが老化により高まることはなさそうだ。

そして、トリグリセロイドが低くなるのは体重が落ちるのとほぼ同じ意味だが、HDLコレステロールが増えるというのは体質が改善されたということである。60代も半ばを過ぎていい方向に体質が変わるのは、がんばっているじゃないかということである。

話を戻すと、糖質制限開始以来HDLはじわじわと上昇して、今回は67になった。約30年前に減量したときもいまの体重に落としたけれど、それでも人間ドックの結果はHDL34、LDL151とLDLが5倍近くあった。

それが、HDL67、LDL89だから約1.3倍ほどになっている。LDL/HDLの比率は1.5以下が望ましいとされるので、それだけ血管が健康な状態にあるといえそうで、どちらが原因にせよ結果にせよいいことには違いない。

同じように減量しても、半年でリバウンドするのと2年維持するのとでは体に与える影響が違うこともあるだろうし、唯一飲んでいる高脂血症薬アトルバスタチンの効果もある。

ただ、アトルバスタチン(リピトール)を十年以上飲み続けているのに、HDLコレステロールが急によくなったのは糖質制限後の2~3年である。薬の効果だけでなく、節制の結果もあるように思える。

いずれにしても、血管の老化が進んでいない、あるいは若干でも若返っているとすれば、糖質制限とトレーニング、それとアーリーリタイアによりストレスが軽くなったからといえそうである。それだけ、QOLも高まっていることを期待したい。

[Aug 26, 2023]

糖質制限開始以来、HDLコレステロールの値が劇的に改善、今年の検査では67と自己最高を更新した。60代半ばを過ぎて体質がよくなっているとすれば、たいしたものである。


糖質制限2023年8月 暑すぎてさすがに100km走れなかった

ようやく8月が終わった。今年の夏は尋常でなく暑いので、早く秋にならないかと毎日思っている。こういう年に限って、台風も集中豪雨も来ない。ゲリラ豪雨も千葉ニューにはほとんど来ない。

8月の最高体重は88.4kg、最低体重は85.6kg。最高は0.1kg増え、最低は0.4kg減った。ただ、88kg台は1日だけで、あとは86~87kgで推移しているから、7月とほとんど変わらなかったと言えなくもない。猛暑で運動量が減っているから、そこそこ健闘している。

運動量といえば、4月以来続けてきた月100kmのランニングが、8月はできなかった。月間で86km、7月までの7~8割である。下旬に無理すれば100km行けたかもしれないが、さすがに自重した。

この気候ではさすがにバテてきて、これは怠け心とは違う問題である。ニュースでも防災無線でも「運動は原則中止してください」と言っているし、甲子園すら1日置きになった(見てないが)。60半ば過ぎた年寄りが無理をしてはいけない。

糖質制限やトレーニングをするのは体調を整えるのが目的だから、やりすぎて具合が悪くなるのは本末転倒である。常々、いまの人達は目的と手段をごっちゃにしていると思っているのだが、自分がそれをやってはいけない。

(話は違うが、Yahooニュースで、エアコンの電気代を節約して体調を崩すのは本末転倒と書いてあった。電気代を払うこと自体は健康維持が目的ではないし、払わなくて済むものでもないから「本末転倒」ではない。まあ、Yahooの頭の程度はそんなものだろう)

問題は、誰だって早起きして走るより寝ていた方がいいに決まっているから、理由をつけて休んでしまおうという怠け心である。だから、基本的には気が向かなくても布団から出ることにしているけれども、この夏はさすがに無理だ。

少し前は、昨日は熱帯夜でしたと天気予報で言っていたものだが、今年はそんなことは言わない。毎日熱帯夜だからである。当然、明け方でも26℃以上ある。基本的に、走ったら血管が飛ぶ気温である。

もちろん、体も高温に慣れてくるから冬に26℃になるのとは違うが、体に負担が大きいことは間違いない。心肺機能改善のつもりが、心肺停止してしまっては大変である。

だから、がんばれば100km達成できたかもしれないが、体調維持を優先した。走るのは、気候がよくなってからでもできる。いつ気候がよくなるかは未知数だけど。

8月は暑すぎて、月100km走ることができなかった。とはいえ、こんな気候では体調を崩さない方が大切だから、仕方のないことである。


まだまだ暑いのだが朝の4時半は真っ暗なので、夏場のトレーニングもそろそろ終了である。早朝のランニングを午後に戻す時期となった。

夏の朝は涼しくて気持ちいいし、朝日を浴びて運動するのは体にとてもいいことである。体内時計がリセットされ、自律神経が正常になり、ホルモンバランスもよくなる。昼間起きて日が暮れたら寝るのは、進化以前から何千万年繰り返してきたことである。

しかし、暗いうちから動き出すと足元が見えなくて不安だし、自動車から見えづらいのかスピードをゆるめてくれない。さらに、家の近くにはイノシシが生息しているので、暗いうちはまだうろうろしている。

近くの工業団地で、体長1m近いイノシシを見たことがあるし、車にぶつかって道路で死んでいることが年に何度かある。車ならへこむ程度で済むけれども、人間と衝突したら人間の方が飛ばされるだろう。

だから夜明けが遅くなったら夕方に走るようにした方がいいのだが、8月下旬に一度夕方にしたら暑くてやってられなかった。再び朝に戻して9月を迎えている。最高気温35℃、最低気温26℃では、日中走るのは難しい。どうにかならないだろうか。

さて、4月以来月間100kmの走り込みを目標にがんばってきた。8月こそ90km弱に自重したが、週に1~2回から4~5回に増やしている。いままでのところ検査数値もよくなっているし、体調も悪くない。

これから秋になるとマラソン大会が開催されるが、昨年は本番に備えて練習するという考えであった。今年は少し違った考え方にしている。

内田樹先生が、武道は他人と競うものではない。競う相手がいるとすればそれは過去の自分であるという意味のことを言っているが、これは武道に限らないのではないかという気がする。

大会に出てタイムを計るけれども、これは他人と比較して上とか下とかは意味がない。それよりも自分で設定した目標タイムや、1年前のタイムが比較の対象となる。

毎日のトレーニングも、速く走ることよりも大切なことがあると思っている。前日より楽に走れているかどうか、手足や呼吸器官か無事に動いているかどうか、気温や湿度を体がどう感じているか。

言葉を替えると、「普段のトレーニングが本番」である。大会というのはある意味おまけであり、結果がよければそれに越したことはないし、目標に届かなければ原因を考えてトレーニング内容を見直すきっかけではないかと思っている。

つくづく思うのは、若い頃の部活なんてものは有害無益だったということである。もし、中学生の頃からこうやってトレーニングしたり自由に大会に出たりしていれば(いまだったらいくらでもできる)、自分にも励みになったし糖尿病になることもなかったろう。

体育会系のような堅苦しい場所で、わざわざ苦しい練習をして、他人に勝った負けたと一喜一憂するなんて時間のムダとしかいいようがない。それよりもっと有意義に時間を使うことができたはずである。

とはいえ、過去は変えられない。幸い、いま現在自分で考えていろいろ決めることができるのだから、その範囲でベストを尽くすしかない。

寄る年波で、とうとう夫婦でワイン1本開けるのが厳しくなってきた。財政的にもその方がいいので、半分飲んでワインストッパーで保存することにした。


8月に新たに導入したのがワインストッパー、ワインを開けて飲み切らない時に保存するツールである。

導入したのは、奥さんと二人でワイン1本を空けるのが、きつくなり始めたからである。かつては2人で2本は軽く飲んでいたのに、寄る年波には勝てない。

まず奥さんがワイングラス1杯がやっとと言い始めた。そう言われると私も、夜眠れなくなるし翌朝になっても胃腸が本調子に戻らない。1本2千円を1日で飲むのも、経済的に厳しい。

2日に分けて飲むのであれば、1日当たり千円ということになる。月にすると3~4千円は違うことになるからお財布にやさしいし、体にいいことも間違いない。ということで、半分保管しておけるツールを探してみた。

amazonをみると、それほど値段を出さなくても大丈夫そうだ。選んだのは、1,280円で7日間保存できるというストッパー。ポンプ式で余計な空気を排出できるようになっている。真空にはならないにしても、外から空気が入らないだけでも劣化は防げる。

いつものワインで、さっそく試してみた。7日間がまんできずに5日で開けてしまったが、香りも味もそれほど変わっていない。ワインはどれでも時間をおくと味が変わるが、必ずしも味が落ちる訳ではない。かえって風味が増す場合もある。

5日置いたことによって味わいが増したという訳ではないが、そこそこおいしく飲めたのは何よりであった。ところが、半ば予想していたことであったが、副作用があらわれた。飲み足りないのである。

ボトル半分だと、私がグラス2杯、奥さんが1杯でおしまいである。最初の2回は潔くストッパーをしたのだが、奥さんが「やっぱり足りない。遠慮して飲むとおいしくない」と言い出した。結局、ボトル半分で済んだのは2本4回だけで、その後は再び2人で1日1本になってしまった。

まあ、いずれまた体がきつくなるかもしれないし、無理して飲まずにとっておくのは悪いことではない。それに、4日で4本飲むところが2本で済んだから約4千円の節約となり、元はとれている。

ただ、経済的な負担はともかくとして、体がアルコールに対応しきれなくなってきたのは否定できない。これまで以上に、摂取アルコール量をきちんと管理しなければならないだろう。

[Sep 16, 2023]

糖質制限2023年9月 オールフリーとコカコーラゼロ

2023年9月の最高体重は89.1kg、最低体重は86.3kgだった。最高・最低とも0.7kg増えたのは、暑くて運動量が落ちたことが原因と思われる。

なにしろ、お彼岸までずっと最高気温が30℃を超え、夜明け前でも25℃を下回ることがほとんどなかった。夜が明けるのが遅いので暗くて危ないし、昼間はとても外に出られない。走るとか山歩きどころか、ちょっとした買い物も厳しいくらいであった。

さて、しばらく前から酒が弱くなって、日数も減らしなるべく量も飲まないようにしてきたのだが、いよいよ状況が厳しくなってきた。

日本酒やワインを飲む際、日本酒なら2合、ワインなら夫婦で1本が肝臓の限界なのだが、飲みだすと止まらないので、ビールやチューハイを追加していた。

ところが、これをやるとどうしても調子が悪い。夜中眠れなくてつらいし、翌朝は胃腸が不調である。ビールとチューハイが余計だと分かっていても、止められないのがつらいところである。

そこで思い立って、先月コカコーラゼロとオールフリーを買ってみた。

アルコールフリー飲料を飲んだことはあるけれど、6本セットで買うのは初めてである。ワインや日本酒を飲んでいるのにアルコールフリーもないのだが、そのわずかな追加分が響いているかもしれない。

で、試してみたところ、意外にも調子がよかったのである。ワインor日本酒でアルコールにして60gは飲んでいるはずだが、追加の10~20gがないだけでこれほど違うものかと思った。

コカコーラゼロは人工甘味料のアスパルテームやスクラロースを使っているので、糖質はないけれども脳に対する刺激は糖質と変わらない。だから、糖質制限ではあるけれど、「甘いもの依存」を進めるおそれがある。

オールフリーにも人工甘味料アセスルファムが含まれており、コカコーラゼロと同様の問題がある。糖質が含まれないからといって、のべつ飲んでいれば悪影響がありそうだ。

とはいえ、奥さんも大層お気に入りなので、このところ2日おきくらいに飲んでいて、その分アルコールの消費が減っている。甘いもの依存について奥さんに言ったところ、「この歳になって体にいいとか悪いでがまんすることはない」とのこと。なるほどそうかもしれない。

9月に新たに導入したのは、コカコーラゼロとオールフリー。このところアルコールにたいへん弱くなったので、切り替えたら調子は悪くない。


9月のランニングは113km。2ヶ月ぶりに月100kmを回復したが、1度に走る距離は3~4kmが多く、10月に10kmレースを予定しているので準備が間に合うか少し心配である。

昨年9月には、10月第1週の梨マラソン準備のため結構走ったのだが、今年は家の近所を少し走るくらいしかできない。10月中旬の落花生マラソンからの予定なので少し余裕があるけれど、梨マラソンだったら準備が間に合わないところであった。

昨年は、昔出たことのある白井梨マラソンと佐倉朝日マラソンを中心に、やはり近隣自治体の八千代ロードレースとさかえマラソンを入れて4大会。6ヵ月で4大会で、ほぼ妥当なレース間隔と思われた。

で、実際走ってみたところ、走りやすい大会もあればそうでない大会もある。梨マラソンは、アクセスの悪さとコースが狭いのが気になった。そして、なぜかネットタイムを計測してくれない。ランナーズチップがあるのだからできるはずなのに。

200~300人ならたいしたタイムロスはないが、それでも20秒くらいは違う。そんなことでいらいらするのも面白くない。いろいろ考えて、秋の大会でエントリーしたのは10月の八街落花生マラソンと12月の八千代ロードレース、いずれも10kmである。

八街市は千葉ニューからだと佐倉市または酒々井町をまたいで向こう側になる。お隣・成田市の大会が選べればいいのだが、適当な大会がないのであった(制限タイムがきつかったり)。

八千代ロードレースは昨年出てとてもよかったので2年連続。昨年は5kmだったが、今年は10kmに挑戦する。昨年の10kmは5kmコース2周と面白くなかったが、今年は新川沿いのサイクリングコース周回に変更となった。

結果的に、9月は暑すぎたので梨マラソンを回避したのは正解だった。なにしろ、お彼岸過ぎても真夏日、地域によっては猛暑日になった。とてもじゃないが、長い距離を走って本番に備えることができない。

9月中に長い距離走れていないのは不安である。大会前の1週間はトレーニング軽めが鉄則なので、準備できるのは正味2週間くらいである。

走る前はいつも「目標は完走」と自分に言い聞かせるのだが、今年は特にそうである。シーズンはまだ長い。走り込んで満足いく準備ができるチャンスは、まだあるだろう。

今年は暑すぎて、9月が終わっても長い距離を走れていない。10月第4週には10kmの大会にエントリーしているが、いよいよ「目標は完走」になりそうだ。


この間WEBを巡回していたら、「医師が推奨・これだけで絶対やせる」というタイトルがあった。思わずクリックしたところ「糖質を制限すればいいんです」と書いてあった。そんなの分かってるし、二十年前に言えということである。

2000年前後に糖質制限と言っていたのは江部先生だけで、他の医者は無視するか糖質制限じゃダメだみたいなことを書いていた。だから、私が糖尿病になった頃、相も変わらずカロリー制限と運動だったのである。

ところが、糖質制限に効果があることが明らかになると、誰でも彼でも糖質制限である。スーパーに行っても糖質制限、WEBを見ても糖質制限。先見性じゃなくて付和雷同である。医者ってエリートじゃなかったんですか。

医者の大半は薬品会社のヒモ付きで、自分が正しいと思ったことじゃなく関係する薬屋が儲かることを自分の意見として言ってるだけである。そういう奴らの言うこと書くことを、医者だからというだけで尊重することは危険である。

糖質制限の次に来つつあるのは「腸活」である。以前「人間は巨大なミミズだ」と書いたことがあるが、まさにその主張に雪崩を打って押し寄せている。そして、その中にも自分の利益になるように書いている医者がいる。

動物であれば脳より腸の方が先にできたのは当り前で、どんな動物でも受精卵から最初に形成されるのは口と肛門である。だから、動物には前後ろの区別が必ずある。

ホルモンに当たる化学物質が分泌されるのは最初は腸からだったはずで、脳や神経ができたからホルモンが分泌された訳ではない。ホルモンは腸からも出る、って今更のように書いてある本がたいへん多い。

腸内細菌も動物の進化より早くからいる。そして、宿主の事情と腸内細菌の事情はまた別である。腸内細菌は海底や川底にいるのも生物の体内にいるのも、ヒトの腸の中にいるのも、そこに入れば生き残りやすいからにすぎない。

それを、腸内環境を整えるためにはどのサプリだのどの健康法だのと我田引水である。腸内細菌が偏るのと体調が悪くなるのと、どちらが原因でどちらが結果かはまだ証明されていない。当分されないだろう。

医学博士だの消化器専門医と肩書を前面に出す奴に限って、何かを宣伝する。その根拠は明らかではなく、少なくともきちんと証明されたものではない。一種の不安商法である。

そんな本を読んでも時間のムダだし、腹が立つだけ健康に悪い。新たな知見を得て世界を広げるのは難しく、玉石混交の中から本物を探し当てるのは大変難しい。

[Oct 21, 2023]

すべての動物は、脳より先に腸ができた。ホルモンは腸からも出るって、そりゃそうでしょう。
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糖質制限2023年10月 糖質制限3年経過

糖質制限を始めて3年経った。最近は、白飯、ラーメン、うどんを食べないのと、夕食ではできるだけ糖質を避けるようにしているくらいだが、それでも現状を維持している。2023年10月の最高体重は88.4kg、最低体重は86.2kgである。

ともに9月よりやや減っている。特に最高体重が0.7kg減ったのは、涼しくなってランニングできるようになったことが大きい。これからマラソンのシーズンなので走る距離はもう少し伸ばせるだろう。

最近の傾向として、2年前のハードな糖質制限からややゆるやかに改めている。

糖質制限前と比べるとすでに約15kgシェイプアップしている。このくらいの体重を維持しているのは、2年前さらに落とそうとした途端に、帯状疱疹になってしまったからである。

思い出すと約30年前のダイエットもこのくらいで下げ止まったから、これ以上落とすと生きていくのに必要な何かが削れてしまうのだろう。30年前は1年も持たなかったが、今回はすでに2年以上いまの体重で過ごしている。

おそらく、白飯やラーメン、うどんを控えている限り、1日の糖質は150gを大きく上回ることはないだろう。江部先生のマイルド糖質制限130gとほぼ同じである。考えてみれば、ココイチでライス1000gとかラーメン替え玉とか、食べ過ぎだったのである。

朝は手作りのブランパンだったが、このところお気に入りの手作りパン屋さんの玄米食パンにしている。基本5枚切りを1枚なので、以前に比べるとずっと少ない。保存料や果糖ブドウ糖液糖も入っていないだろうから安心である。

昼はグラノーラだったり、前の日の残りで間に合わせたりする。夕飯は炭水化物を控えるが、週に2回くらいそばか全粒粉スパゲティにする。体重が増えていたら調整する。

あまり厳密にせず、できることだけにすればストレスも少ないし、お財布にも優しい。糖質制限の一番の問題は、ちゃんとやればやるほどおカネがかかるということなのである。

炭水化物はカロリー当たりの単価がたんぱく質や脂肪よりずっと安い。炭水化物で摂っていたカロリーを他の栄養素で摂ろうとすると、どうしても食費が増えてしまう。

最近の物価は、皮膚感覚では3割ではすまないくらい上がっている。特にかつて100円以下で特売していた牛乳やヨーグルト、野菜が、150円以上に値上げされている。特売品は倍以上になっていそうだ。

かたや、年金のスライドは雀の涙である。本当は多少高くても健康にいいものを選ぶべきなのだが、背に腹は代えられない。体重が現状維持できれば、すべて江部先生の言う通りにしなくてもいいだろうと勝手に思っている。

糖質制限はおカネがかかるのがネック。インスタントラーメンやレトルトカレーでお昼を済ませれば100円かからないが、糖質制限だと倍の金額必要である。昨今の物価高で尚更だ。


10月の糖質制限で特筆すべきは、オールフリーの導入によりアルコール消費量がかなり減少したことである。

オールフリーやコカコーラゼロにはアセスルファムやアスパルテームなどの合成甘味料が含まれていて、甘さは感じるけれど糖質・糖類はゼロ、カロリーもゼロである。そんなもの飲んでどこがおいしいのかと思っていたけれど、それがおいしいのである。

いま常備しているのは、オールフリーのローズヒップとライムショットである。意外にも奥さんに受けて、「酔っぱらわないのがいい」とビール代わりに飲んでいる。

一口目の爽快感は、ビールとそれほど変わらない。もちろん、飲み進めるうちに違いが分かるし、ビールテイストとはいってもビールの旨味はないのだけれど。

本物を味わえばアルコールが体内に入り、多少なりとも体に影響が出る。一番よくないのは夜中に眠れなくなるのと胃腸の調子が悪くなることだが、ノンアルコール飲料でそういうことは起こらない。基本的に1本飲めば満足である。

本物のアルコールでそうなる理由を考えると、飲み出したら止まらないからである。たとえビール1本であっても「酒が酒を飲む状態」になるのは間違いないのである。アルコールは脳の深い部分に作用する。

もう一つ、アルコールを控えることとなった理由は、このところメインに飲んでいた日本酒、日高見の魚ラベルが廃番になりそうなことである。

酒屋さんによれば、この夏の猛暑で山田錦が不作となり、必要な分量を調達できないらしい。日高見の魚ラベルには「兵庫県産山田錦100%」と印刷してあるのだが、それが難しいのである。

この日高見は北海道の酒ではなく、宮城の酒である。日高見は北海道の日高ではなく、北上川の古い名前である日高見川から名付けられていて、震災復興後に作られたたいへんおいしい酒である。

それが、山田錦の不作で作ることが難しくなった。かつて、新潟地震で久保田の味が落ち、青森の亀吉も味が変わってしまった。麹は生き物なので環境によって変化があることは避けられないが、やはり寂しいことである。

[Nov 11, 2023]

今夏の猛暑で、酒米の山田錦が不作となり、このところ贔屓にしていた日高見の魚ラベルが廃番になると聞いた。麹は生き物だからやむを得ないものの、味が変わったり作れなくなってしまうのはたいへん惜しい。


糖質制限2023年11月 300~500gも糖質をとらないのが糖質制限

糖質制限も丸3年を過ぎて、ほぼ安定期に入っている。体重は90kgを下回ったままで、20年近く100kgを超えていたことを思うと隔世の感がある。

2023年11月の最高体重は88.3kg、最低体重は85.6kg。最高はほぼ同じだけれど、最低体重が0.6kg落ちた。おそらく、気温が下がってランニングの距離を伸ばすことができたおかげだと思う。

相変わらず、白飯、ラーメン、うどんは食べていないが、このところパン類を普通に食べている。糖質制限を始めた頃は奥さん手作りのブランパンだけだったが、最近では玄米食パンや自然酵母パンも加わった。幸い、体重増につながることはない。 昼食も、かつては糖質0麺やライスなしのレトルトカレーで頑張っていたが、済的事情もあり(糖質制限はカネがかかる)、グラノーラや前日の残りですますことが多くなった。歳のせいか、食べる量自体も少なくなっているみたいだ。

それでも、3年前に比べると体調は相当に改善している。血糖値を下げる薬を飲まなくなったし、腹もへこんだ。以前は口の周囲に吹き出物ができたり、口内炎や歯痛が頻繁にあったけれども、格段に減ったのは何よりのことである。

WEBではいまだに糖質制限は必要ないと言っている医者もいるけれども、だからといって際限なく食べていい訳ではないと注釈が付く。それは当り前で、だから糖質禁止ではなく糖質制限なのである。

普通に食事していれば、1日250~300gの糖質は間違いなく摂取するだろう。それを150~200gに制限するだけで、かなりの効果が期待できる。100gの糖質カットは、およそ白飯0.8合である。普通に茶碗2膳分、そのつもりになれば難しくない。

まして、コーラやジュースを飲んでお菓子を食べていれば、あっという間に100~200g、1日摂取量500gの世界である。そういう生活は意識してやめましょうというのが、糖質制限だと思う。

白飯0.8合で、糖質およそ100g。糖質制限を始めて3年、白飯は外食以外はほとんど食べなくなった。


ノンアルコールビール導入によるアルコール摂取量の節減に、11月も引き続き努力した。努力といいながら、少し体重が下がるとたまらず飲んでしまうのは、意志の弱いところである。

サラリーマン時代には、人間ドックをわざと年末に設定した。比較的空いているし(普通の人は年末年始にはやらない)、あえてこの時期にして飲酒量を抑えようという目論見もあった。

しかし、一年間の堕落した生活を1ヶ月程度の節制でリカバーできる訳もなく、人間ドックの結果はいつもあまり良くなかった。当時のBMIは30超。太り過ぎと肝機能異常を常に指摘されていた。

糖質制限で体重を十数kg減らしたら、嘘のように改善した。トリグリセロイドが200から70、γ-GTPが200から30、そしてHDLコレステロールが増え、LDLコレステロールが減った。

検査数値で唯一悪くなったのは尿素窒素が増えたことだが、糖質制限するとたんぱく質の摂取量が増え、体内で使われずに廃棄される量も増える。腎臓や肝臓が悪くなったから尿素窒素が増えている訳ではない。

話を戻してノンアルコールビール。何種類か飲み比べてみて、いま残っているのはサントリーAll Free2種類とキリンGreen's Free。量販店で大体100円+税で買える。

こうしてみると、アサヒとサッポロが苦戦しているのが如実に現れている。製法がほとんど同じで値段も同じ、税率だけが違えばノンアルコールの方が利益率はいいはずなのに、出遅れているのだ。本業のビールでも事態は同じである。

サントリーのオールフリーは先行商品なのでシェアが大きくなるのは当然で、四十年間スーパードライで売れてきたアサヒと同じである。それを追うのは、やっぱりキリンなのである。

スーパードライに続くヒット商品がないアサヒと、エビスと黒ラベルで半世紀以上やってきたサッポロは、宴会需要の低迷とともに業績が落ち込んでいる。まるで、職場旅行がなくなった熱海や鬼怒川の温泉街のようである。

これから先、日本の人口は激減するので、ビールだけでなくすべての商品市場は先細りとなる。その中で、過去の業績、人気商品にあぐらをかいてきたメーカーは衰退するだろう。鬼怒川温泉廃墟群と同じように。

[Dec 16, 2023]

家にストックしてあるノンアルコールビール。オールフリー2種類とグリーンズフリー。並べてみると、サッポロとアサヒが低迷しているのがよく分かる。


2023年12月 84kg台達成!!2年ぶりに最低体重更新

2023年12月は、2年3ヶ月ぶりに最低体重を更新した。84.8kgである。最高体重も87.5kgだから0.8kg減った。

2年前も糖質制限で体重を落としたのだが、85kgに近づいたところで帯状疱疹に罹ってしまった。一時食生活を戻して体調回復に努めなければならなかったため、3~4kgの増量を余儀なくされたのである。

以来、糖質制限もそれほど厳密にはしなかったので、体重は86~88kgの範囲で推移していた。体重で一喜一憂するより体調維持が大切だと思ったからである。それでも、糖質制限前より10kg以上絞れている。

それが、11月くらいから85kg台という日が増え、12月にはついに84kg台を記録した。ここ数ヶ月変わったこととといえば、ランニングの量を増やしたことと、ノンアルコールビールの導入である。

30年前から幾度となくダイエットを試みて、運動では減らないことが分かっていた。運動よりも、糖質摂取量を減らすことがかなり有効だったのである。30年前は誰も教えてくれなかった。

糖質制限の効果で、すぐに体重が落ちてきた。60代半ばなのに、食生活を改めるだけで10kgの減量というのは、相当大きな効果である。そして、運動だけでは効果がないのだが、糖質制限と運動の相乗効果でさらに体が絞れるのである。

この歳になると、筋肉量や骨密度の低下が問題となるので、体重が落ちることはいいことばかりではないのだが、それでも数十年来できなかったことができるのはうれしい。

タニタ体重計の身体年齢も、51歳とうれしい数字が出てくる。引き続き精進する励みになる。

帯状疱疹で達成できなかった84kg台にとうとう到達。一喜一憂すべきではないとはいえ、やっぱりうれしい。


12月の通院時に、前回検査結果が返ってきた。多項目の検査は年2回で、あとの月は血糖値、ヘモグログンA1cだけの簡易的な検査である。

今回は簡易的な方で、血糖値が106、ヘモグロビンA1cが5.8であった。血糖値は少し上がったものの正常範囲内、HbA1cは変わらずである。

糖尿病薬のグラクティブを飲まなくなってから2年経つ。いま残っている処方薬は、高脂血症のアトルバスタチンだけである。糖尿病薬は、10年前には2種類だったし、量も多かった。糖質制限以来1種類になり、量も少なくなり、とうとうなくなったのである。

以来、空腹時血糖もHbA1cも落ち着いていて、薬を飲まないから急上昇ということもない。ということは、そもそも生活改善を心がけていれば糖尿病にならなかったということである。

だから、糖質制限が20世紀に知られなかったことは悔やまれる。いまでもYouTubeを見ると、脳を動かす栄養素は糖質だけと言っている動画は多い。糖質が主であることは確かだが、糖質しか脳を動かせないことはない。(そもそも人体には、糖新生といってたんぱく質や脂肪から糖を生成する仕組みがある)

糖質制限開始当時の記事を読み返したところ、「汗がおしっこ臭い」と書いてあるのを見つけた。

ランニングを再開して2シーズン目になる。私は汗っかきなので走ると2kgくらい体重が減る。大部分は汗なので、1㍑は優に超えているはずである。ところが、自分がおしっこ臭いとはあまり感じない。

もちろん、他の人からすると汗くさいとは思うが、かつては自分で自分が臭かった、しかもアンモニア臭がした。

これは肝臓が弱っている証拠なので、オルニチンのサプリを飲むようにした。そして、糖質制限以来、そんなことを書いたのを忘れるほど、そういうことはなくなった。

それは鼻が慣れてしまったんだろうと言われそうだが、あれは慣れようがない臭いである。そして最近は、走った後こんなに汗をかいたんだと驚くほどなのに、あまり匂わない。

いずれにしても老化の進展に歯止めがかかっているようで、何よりのことである。

一時は、汗がおしっこ臭いほど肝臓が弱っていた。以来、オルニチンを飲むようにしたが、糖質制限による体重減も体質改善に役立っている。


2023年12月のもう一つ特筆すべき事項は、1日平均のアルコール摂取量が20gを割り込んだことである。

一年半ほど前に、少々飲んだだけで体調がすぐれなくなり、アルコール摂取量を気にするようになった。かつては1日でワイン2~3本、焼酎4合瓶を開けていたから、1日摂取量が200gを超えていたのは間違いない。

それが、1日50gを超えるくらいで夜中眠れなくなるし、翌朝も体調が悪い。仕方なく、夫婦でワイン1本が暗黙の了解となり、今日に至っている。歳のせいで昔のように飲めなくなっただけなのだが。

前日飲んだ量をExcelで記録している。自動計算で、1日平均摂取量も出てくる。2023年9月は26gだったのが、11月には21gとなり、12月にとうとう18gになった。

過去の記録をみると、精密検査で1週間酒抜きという月には20gを下回ったことがあるけれども、この12月に検査はなかった。まして、クリスマスや年末にもかかわらず平均18gである。

ビール500ccのアルコールが大体20gだから、1日平均でそれより少ない。現在普通に飲めるのはワイン半分とビール350ccくらいだから、アルコール量は60~70g、4日に1度程度しか飲んでいない計算になる。

考えてみれば、いくら酒が飲めたところで偉くもなんともない。酒が飲める飲めないはつきあいのよさでも根性でもなく、アルコール脱水素酵素の有無、ひとえに体質である。

アルコールを控えて体調がよくなるのは、プラス要素だけである。もっと酒が飲みたいと思うのは脳の報酬回路が求めているだけで、体としてはおいしく飲んでリラックスできれば十分なのである。

[Jan 20, 2024]

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