2025年冬、4年間続けてきた糖質制限を経済的理由で縮小。でも健康管理は引き続きちゃんとします。

2025年1月 正月太りは最小限   2025年2月 ルーズな糖質制限で現状維持  

正月太りは最小限 ~2025年1月

2025年1月の最高体重は78.8kg、最低体重は76.1kg、平均は77.4kgだった。正月太りは避けられなかったが、最高・最低が0.2kg、平均で0.4kgの増加でとどまったので、リバウンドは最小限に抑えたと言えそうである。

スプレッドシートは前年のものをコピーして上書きしているので、入力のとき2024年の数字が出てくる。すると体重が約10kg違うので、そんなに違うのかと思う。昨年も、すでに糖質制限を2年以上続けていたし、ランニングを復活して1年以上なのに、それでも今より約10kg重かったのである。

10kg重い荷物を持って走れば、ハーフマラソンで15分以上違うのも当然で、自分では絞ったつもりでも実はそれほど絞れていなかったと改めて思う。だからリバウンドしてはいけないし、引き続き生活に気を付けなければならないと決意を新たにするのである。

経済的な理由で厳密な糖質制限は難しくなり、12月から白飯、うどん、ラーメンが厳禁でなくなった。昼食にもインスタントラーメンやうどん、お餅が登場しているが、他でがんばっているし食べ過ぎていないということである。この程度にとどまるよう引き続き心掛けなくてはならない。

1月のアルコール摂取量は1日平均18g。12月より2g増えたもののお正月だし、厚労省基準の20gは引き続き下回っているのでよしとしよう。2月は結婚記念月なのでお祝いがあるけれど、最近はあまり飲めなくなっているので大丈夫だろう。

 

さて、今回は体調管理について。スプレッドシートにはその日の体重、血圧等の他、朝起き抜けの体調について気づいたことを記録している。だから、体調をみて今日はアルコールを控えようとか考えるのだが、眠りの浅い深いについて、日々の行動とあまり関連が見つからない。

運動しない日が続くと眠れないのは当然だし、アルコールも眠りを浅くする。しかしそれだけで説明できない日もあって、運動しているしアルコールも控えているのに、眠りが浅くて夜中や朝方に目が覚めてしまうことが結構ある。

寝付きが悪い時は睡眠剤という手もあるが、日付が変わってから飲むのは朝起きれなくなるのが心配になる。多少眠くても起きてしまえば何とかなるし、昼食後に昼寝でカバーすることもできるが、不規則な生活は血圧にも影響するので、できれば朝まで熟睡したい。

不思議なのは、睡眠剤を飲んだ当日より翌日の方がぐっすり眠れることである。だから、睡眠剤を連日にわたり飲むことはない。翌日はほぼ確実に熟睡できるからである。(そう思い込むと余計眠れるという説もある)




糖質制限は昨年12月まででいったん後退したが、最近の食生活について書いておきたい。

糖質を制限して糖質以外でカロリーを確保しようとすると、必然的に費用が増える。しばらく前から貧乏人の食事といえばカップラーメンが定番だが、ラーメンやうどん、白飯を避けるとどうしてもおカネがかかる。糖質0麺は安いインスタントラーメンの倍の値段である。

この1月は正月の残りのお餅やうどん、ラーメンをお昼にした日が何日かあった。さすがに連日にわたるのはよろしくないので、ローテーションでグラノーラの日、全粒粉スパゲティの日、炭水化物の日とかわりばんこするようにしている。

 

昨日も書いたように、幸いにしていまのところ急激なリバウンドはない。ランニング後に腹回りを見てもそこそこ絞れているし、朝起き抜けの体重は80kgを下回ったままである。これ以上増えなければよさそうだし、定期検診前にもう一段がんばって脱・肥満を図るつもりである。

糖質制限を始めたのはもう4年以上前のことになる。長らく糖尿病で薬が手放せなかったが、効果があるのはカロリー制限ではなく糖質制限というのを本で読んで、なるほどと納得しすぐにとりかかったのであった。

白飯・うどん・ラーメンを厳禁し、パンやそばも最小限に減らした。そのカロリーを他の食材でカバーしなければならないので、当初は糖質0麺とライスなしカレーのみ、その後はグラノーラや豆腐料理で対応した。半年で10kg減量し、さらに1年で糖尿病の薬はなくなった。

開始1年目で帯状疱疹、3年目にSGLT2阻害薬の副作用でかなりの影響があったが、何とか回復して現在特に問題はない。アルコールは当初から極端には減らさず節酒を心掛ける程度で、和菓子なども適度に楽しんでいる。それでも、ピークより20kg以上減らして現在に至る。

 

昨年来の経済状況ひっ迫により、安い食材を避けて通ることは難しくなった。そのため3日に1度は昼食にラーメンやお餅が登場するのだが、極端なリバウンドはない。いまの食事でも70kg台で安定するなら、しばらくこれで様子をみることになりそうである。

最近読んだ本によると、医者がよく言う「様子をみましょう」は、いますぐに治療をすると副作用があるかもしれないし、原因がはっきりしてから対応した方がよさそうということらしい。薬を処方するにせよ治療方法を指示するにせよ、100%確実ということはないのでリスクを取らないのである。原因がはっきりしてからでは遅いかもしれないが。

実際、様子をみている間に体が適応して不具合がなくなるかもしれないし、気のせいで特に悪いところはないのかもしれない。いずれすべての人間は死ぬので、そうなれば医者にも来ない。医者にとっての保身であるが、よく考えると患者にとっても悪くはなさそうである。

少なくとも、クリニックの経営とか製薬会社のセールスが理由で、よく分からない薬を処方されるよりかなりましである。TVも新聞も製薬会社がスポンサーなので、都合の悪いことは指摘しないし報道もしない。文春砲だって、分かっていても言わないのである。

[Feb 5, 2025]


経済的理由から、糖質制限から一歩後退せざるを得なくなった。最近の昼食はお餅やうどん、インスタントラーメンが登場している。


2025年2月 ルーズな糖質制限で現状維持

2025年2月の最高体重は78.8kgで前月比変化なし。最低は76.4kgで0.3kg増、平均は77.5kgで0.1kg増。1月とほとんど変化なく、停滞期に入ったみたいだ。糖質制限はこれまでマイルドだったが、さらにルーズになったことを勘案すると、リバウンドしないで済んでいるとも言える。

昨年8月以来の「減り期」から停滞期に移ったので、ある意味安心している。いつもがんがん体重が減るのは、うれしい半面心配でもある。80kgを下回ったままリバウンドしなければ、精神的にストレスが増えなくていい。

さしあたっての目標は、春の定期検診で肥満判定から脱却することだが、定期検診のお知らせは例年6月に入ってからである。まだ4ヶ月先のことだし、この歳で4ヶ月先を心配すると鬼に笑われる。現状維持で十分。

 

最近は、昼食にお餅やスパゲティ、白飯のおにぎりすら食べているくらいなので、糖質制限はマイルドを通り越してルーズである。

それでも体重が急速にリバウンドしないのはなぜだろう。考えられるのは、ひとつは年齢的なもの、もうひとつは昔あまりにも食べ過ぎていたということである。

年齢的なことから言うと、70歳ともなればそろそろ体そのものが老朽化する時期である。太っているのは皮下脂肪とはいえ、体内に物質を貯蔵することだから、年齢とともに維持するのはだんだん難しくなる。同じように体に取り込めたとしても、排泄する方向に働くことは十分考えられる。昔から、年取ると体がしぼんでくるとされたものである。

以前はあまりにも食べ過ぎだったというのも間違いない。ココイチで1kgカレーなど、何日分の食事だと言いたくなる。昼食に餅を2~3切れならかわいいものかもしれない。カラオケ教室まさおの動画を見ると食べ過ぎだよと言いたくなるが、かつて自分がそうだったのである。

その意味では、糖質制限で1日130gができていないとしても、少しでも気にすることで標準範囲内に収められるとすれば、糖質制限の看板は役に立っているかもしれない。北條先生によると「糖質制限って栄養失調になることでしょう」であるが、1日糖質200~300gで栄養失調にはならない。

 

2月のアルコール摂取量は1日平均17gで、1月より1g減少。引き続き厚労省基準20gを下回っている。最近はワインをあまり飲まなくなったが、これは体調の心配より経済的心配が大きいからである。例年、4月年金支給日までの資金繰りが一番きついので、結果的に節酒できるのは喜ぶべきか悲しむべきか。

3月から4月は、現役時代なら花見やら歓送迎会で飲まなければならない時期だったが、リタイアするとそんな縛りはない。世間の動きに左右されず、飲みたい時に飲んで飲まなくてもいい時は飲まないのが最もストレスが少ない。ビールなんて、夏の暑い時期が旨いに決まっているのだ。

 

業スーご用達まさお。安く料理を作るのはいいとして、食べ過ぎはまずいでしょう。


さて、健康管理の続きで、健康維持にベストな方法は何かについて書いてみたい。

YouTubeで和田秀樹という医師の動画が、たびたびおすすめに出てくる。正直言って、あまり顔が好きではない(気が合いそうもない)のだが、先日題名につられて糖尿病と合併症の動画を見た。

Dr.和田は血糖値200HbA1c10以上の堂々たる糖尿病だそうだ。体形をみると以前の私のようではないから、体質的なものがあるのだろう。そのドクターが、西田敏行や渡辺徹が急死したのは主治医がヤブだからで、早死にするのは防げたはずだと言っている。

 

Dr.和田によると、いまの医者は糖尿病というとバカの一つ覚えのように血糖値・HbA1cコントロールで検査数値ばかりみている。糖尿病でもっとも重要なのは合併症予防で、悠長に生活指導をするより、さっさとステントを入れるなり合併症を防ぐ措置をしておけばよかったというご意見である。

検査数値ばかりという指摘はそのとおりで、目先の数値よりQOLだというのは同感である。また、糖尿病は血糖値が高いことより上下動が大きいこと、特に低血糖が問題というのは多くの医師がすでに指摘している。けれども、禁煙や血糖値コントロールに意味がなく、ステントを入れれば最善という考え方には首をひねらざるを得ない。

これはDr.和田だけではなく多くの医師にその傾向があるが、外科的措置は効果的で内科的措置はそうでないとする考え方である。ワクチンには意味があるが自然治癒には意味がないというのもよく似ている。いずれも、カネを掛けて最新の治療をするのが一番ということである。

永遠に長生きすることができない以上、禁煙などの生活指導も、ステントを入れた心筋梗塞の予防措置も、結果は五十歩百歩である。そして、マスコミが報道しないだけで、外科的措置でかえって寿命を縮めた人はたくさんいるはずだし、後遺症に苦しむ人も多いと思われる。

そもそも糖尿病の患者がすべて人工透析や眼底出血、心筋梗塞・脳梗塞になるかというとそんなことはなく、糖尿病でない人の2倍とかその程度である。インシュリンも治療薬もなかった平安時代だって、貴族は糖尿病でも70~80歳まで生きた。落花星さんには気の毒だったが、糖尿病即眼底出血にはならない。

私自身は、糖質制限で糖尿病が劇的に改善したので、外科的措置よりも生活指導で治療したいと思うし、それでうまくいかなかったとしても仕方ないと思う。Dr.和田は外科的措置でうまくいかないのは仕方ないと思っている訳で、これは専門知識の有無ではなく価値観の違いである。

それを、ヤブ医者はそういう治療ができないみたいに主張されると、あの気の合わなそうな顔との相乗効果で、そうじゃないだろうと言いたくなる。まあ、私ひとりが思ったってDr.和田のYouTubeチャンネルには問題にならないし、アンチでも見てくれればアクセスが増えるのはくやしいところである。

[Mar 7, 2025]


YouTubeの和田秀樹チャンネル。たびたびおすすめに出てくるのだが、顔があまり好きではない。


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